意外にも俺の信条は公明正大、信賞必罰だったりする。これは子供の頃から変わらない。ただ、まともな人とはちょっとばかり方向性が違うのだが(笑)。
今日高校野球の県大会決勝戦だったじゃないですか、勝った藤代にはおめでとうと声を大にして言いたい、負けた霞が浦にはよく頑張った、その悔しさをバネに来年こそ雪辱を果たせと声を掛けたい。また決勝戦の二校のみならず、必死に戦ったすべての高校球児にお疲れさまでしたと声を掛けてあげたい。
この気持ちに一点の曇りもないのだがだからといって野球だけが優遇されるのは如何なものかと、学生の時からどうも合点がいかないのである。
サッカー、バスケ、バレー、テニス、水泳、卓球、ラグビー、剣道、柔道、陸上、etc…、それぞれが皆必死に戦っている。なのに、なぜ野球だけが全校あげての応援なのか、俺は今だに理解が出来ない。
公明正大が学校教育の原理原則ならばすべての部活動を平等に応援しなくてはならないのじゃないか。野球が偉くて、文化部も含め、その他の部活動が野球以下の存在だということはない。強制的に全生徒を野球部の応援にだけ駆り出すのはおかしいと思う。応援したい生徒は任意にしなければ公明正大の論理が破綻する。
別に俺は反体制派のようなことを言っているわけではない、君が代斉唱国旗掲揚は賛成反対を通り越し学校教育の義務だと思っているし、左翼の伏魔殿であるクソみたいな日教組は早く潰れればいいと思っている。
俺の考え方が間違っているのでしょうか。
話は逸れるが一部のエセ環境保護団体が言う、捕鯨禁止、犬食禁止も訳が分からない。じゃあなんで牛や豚、鶏を殺すのはよくて鯨やイルカを殺すのはダメなんだよという話だ。或いは中国韓国の犬食文化もしかり、中韓は反吐が出るほど大嫌いだが犬を食うのはその国固有の文化なのでイチイチ外野がとやかく言うべきではない。犬食、捕鯨を非難出来るのは純粋なベジタリアンだけだ。ハンバーガーを噛りながら日本人は可愛いイルカを殺すなんてなんて野蛮なんざんしょとアメリカ人言ったところでなんの説得力もない。
もっとも先日も書いたがアメリカが公明正大ではないのは今に始まったことではなく、ロシアを非難するくせにイスラエルを非難しないのは厚顔無恥のエゴの為せる業なのだろう。
俺は国、軍隊、企業、学校、いかなる組織であっても組織を維持するため必要なものは何をさておき公明正大、信賞必罰であると思っている。
学閥門地に捉われず優秀な人間が上位にこれるシステムこそが健全な社会だと思っている。確かに人間だから好き嫌いはあるさ、やり易さやり辛さもある。しかし、公明正大に判断しなかったら独り善がりの北朝鮮みたいなバカ国家にしかならないじゃないか。
野球が偉く、牛や豚がさもしいだなんていったい誰が決めたのだ。
真夏の炎天下の中、野球を応援することが嫌で嫌で仕方なかった覆面くんは高校を卒業して20年以上経っているのに未だ当時の全校応援を根に持っているのであった。