フィッシングサイト
- 2020/11/17
- 20:50
『新生銀行カード利用確認
新生銀行カード利用いただき、ありがとうございます。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。
つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。
■ご利用確認はこちら
http://www.〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇/
弊社は、インターネット上の不正行為の防止・抑制の観点からサイトとしての信頼性・正当性を高めるため、
大変お手数ではございますが、下記URLからログインいただき、
http://www.〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇/
ご不便とご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんが、
何とぞご理解賜りたくお願い申しあげます。
-----------------------------------------------------------------------
> ■担当部署:株式会社アプラス お客さま相談室
>〒105-0011
> 住所:大阪府吹田市豊津町9番1号 パシフィックマークス江坂
> 電話番号:0570-001-770
>月~金(土日祝・年末年始休)
> 受付時間/9:30~17:30
> 責任者:個人情報管理責任者(個人情報管理室管掌役員)
> 新生銀行カードでは、お客さまの個人情報を適切に保護するため、その取り扱いにつきましては細心の注意を払っています。
> http://www.apius.co.jp.jiaozhiliu.cc/
> ■本メールの送信アドレスは送信専用となっております。返信メールでのお問い合わせは承りかねますので、あらかじめご了承願います。(23671)』
これ、俺のところに来た迷惑メール。掲載されているurlは万が一読んだ方が引っ掛かってしまつてもまずいのでhttp://www.〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇/に改変した。
とはいえ、俺は瞬時にフィッシング詐欺メールと見抜いた。何故なら新生銀行にもアプラスにも取引がない(ぎゃふん)。
でも、逆にいうと、新生銀行やアプラスと取引があると騙されてしまうかもしれない。
先日、シャープの高性能使い捨てマスクが当たったとのメールが届いた。確かに数か月前にマスクの抽選を申し込んだ。ただ、当時はマスクの品薄も相まってサイトにやたらと繋がりにくく、実際どうなったのかよく覚えていなかった。もしかするとこれはなんらかの詐欺ではないかと思ったが、こちらの当選メールには『シャープのホームページから、「当社マスク抽選販売のお知らせ」ページにお進みいただき、「当選者専用サイト」からアクセスをお願いします。偽の当選通知メールから偽サイトで個人情報やクレジットカード番号などを盗み取ろうとするメールの発生が予想されるため、第2回目の抽選販売の当選通知メールより、購入サイトへのリンクの記載を控えることにいたしました。』とある。つまり検索してシャープのホームページを見つけ出し、そこからアクセスしろというもの、これならさすがに安心だ。シャープの公式ホームページがハッキングの被害を受け、中身を改ざんされているとは考えにくい。
結論から言うと、シャープのホームページにアクセスしてマスク購入の手続きをした。
ただ、本当にこの手の詐欺ってうざいよな。
俺も以前、実はこの手の詐欺に引っ掛かったことがある。ネットで商売しているWEB制作屋がネット詐欺に引っ掛かるとは情けない話だが、なにかの参考になればと思い、あえて恥を忍んで記す。
とはいえ、クレカを不正使用されたとか、現金を騙し取られるとかの被害ではない。
最近は殆ど使っていないが、以前はgooメールをパソコン用のメールとして使用していた。ある時、不正アクセス防止のため、パスワードを変えてくれとのメールがgoo事務局から届いた。これがどこからどう見ても本物そっくりの詐欺メール、まんまと引っ掛かってパスワードを変えてしまった。それから暫くの間、次々とgooメールでの中身を勝手に改ざんされてしまって参った。不正アクセス防止のためのメールが不正アクセスされるためのメールなのだからとんだお笑いぐさ、情けないったらありゃしない。その後はgooメールのパスワードを記号まで含めた難解なものにしてセキュリティ対策を万全にしたがまったく油断も隙もない。基本的にgooメール自体は見られても問題のないメールばかりであるからなにか事業に支障をきたしたということはなく、特に被害届も出さなかったがそれでもやっぱり気分のいいものではない。
今回届いた新生銀行のメールも電話での問い合わせ先は正規のものだ。一応、0570-001-770を検索するとアプラスの代表番号が表示される。一般的にネットでの取引に関するものは仮に問い合わせ電話番号が記載されていてもわざわざ電話で問い合わせをしたりはしない。裏の裏をかいて、あえて正規の連絡先を掲載しておくのだから随分と手が込んでいる。
この手の詐欺メールの大半は日本人が関与しているのか、或いは外国人の仕業なのかは分からないが、中国経由で来ていると思う。ネットリテラシーの低い人がこの手のフィッシング詐欺にあい、多額の金銭が引き出されたり、クレジットカードで買い物をされてしまったりすることは十分考えられる。
時代の流れとはいえ、ネットリテラシーの低さから高齢者など本来持つべきではない人までがスマートフォンを使用してWEBサイトにアクセスするようになった。もちろん、悪いのは騙す悪党どもであるが、現実問題として騙す奴がネットの海では当たり前のように存在しているのである。恐らくであるが、この手のフィッシング詐欺については殆どが被害届を出しても検挙されないと思う。理由はいくつかある、一つは日本の警察の捜査権が及ばない海外からの犯罪であるということ、また、秘匿性の高いtorなどの暗号化ソフトを使ってアクセスしている、現金の引き出しはビットコインなどの暗号通貨を使い、そこから引き出している。こうなると警察はお手上げだ。
ただ、起きてしまった犯罪に関しては保険が利かぬ限りほぼ泣き寝入りであるが、未然に防ぐ技術はなんとか構築可能だと思う。こういうことは官民一体となって取り組むべき問題だ。
新生銀行カード利用いただき、ありがとうございます。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。
つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。
■ご利用確認はこちら
http://www.〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇/
弊社は、インターネット上の不正行為の防止・抑制の観点からサイトとしての信頼性・正当性を高めるため、
大変お手数ではございますが、下記URLからログインいただき、
http://www.〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇/
ご不便とご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんが、
何とぞご理解賜りたくお願い申しあげます。
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> ■担当部署:株式会社アプラス お客さま相談室
>〒105-0011
> 住所:大阪府吹田市豊津町9番1号 パシフィックマークス江坂
> 電話番号:0570-001-770
>月~金(土日祝・年末年始休)
> 受付時間/9:30~17:30
> 責任者:個人情報管理責任者(個人情報管理室管掌役員)
> 新生銀行カードでは、お客さまの個人情報を適切に保護するため、その取り扱いにつきましては細心の注意を払っています。
> http://www.apius.co.jp.jiaozhiliu.cc/
> ■本メールの送信アドレスは送信専用となっております。返信メールでのお問い合わせは承りかねますので、あらかじめご了承願います。(23671)』
これ、俺のところに来た迷惑メール。掲載されているurlは万が一読んだ方が引っ掛かってしまつてもまずいのでhttp://www.〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇/に改変した。
とはいえ、俺は瞬時にフィッシング詐欺メールと見抜いた。何故なら新生銀行にもアプラスにも取引がない(ぎゃふん)。
でも、逆にいうと、新生銀行やアプラスと取引があると騙されてしまうかもしれない。
先日、シャープの高性能使い捨てマスクが当たったとのメールが届いた。確かに数か月前にマスクの抽選を申し込んだ。ただ、当時はマスクの品薄も相まってサイトにやたらと繋がりにくく、実際どうなったのかよく覚えていなかった。もしかするとこれはなんらかの詐欺ではないかと思ったが、こちらの当選メールには『シャープのホームページから、「当社マスク抽選販売のお知らせ」ページにお進みいただき、「当選者専用サイト」からアクセスをお願いします。偽の当選通知メールから偽サイトで個人情報やクレジットカード番号などを盗み取ろうとするメールの発生が予想されるため、第2回目の抽選販売の当選通知メールより、購入サイトへのリンクの記載を控えることにいたしました。』とある。つまり検索してシャープのホームページを見つけ出し、そこからアクセスしろというもの、これならさすがに安心だ。シャープの公式ホームページがハッキングの被害を受け、中身を改ざんされているとは考えにくい。
結論から言うと、シャープのホームページにアクセスしてマスク購入の手続きをした。
ただ、本当にこの手の詐欺ってうざいよな。
俺も以前、実はこの手の詐欺に引っ掛かったことがある。ネットで商売しているWEB制作屋がネット詐欺に引っ掛かるとは情けない話だが、なにかの参考になればと思い、あえて恥を忍んで記す。
とはいえ、クレカを不正使用されたとか、現金を騙し取られるとかの被害ではない。
最近は殆ど使っていないが、以前はgooメールをパソコン用のメールとして使用していた。ある時、不正アクセス防止のため、パスワードを変えてくれとのメールがgoo事務局から届いた。これがどこからどう見ても本物そっくりの詐欺メール、まんまと引っ掛かってパスワードを変えてしまった。それから暫くの間、次々とgooメールでの中身を勝手に改ざんされてしまって参った。不正アクセス防止のためのメールが不正アクセスされるためのメールなのだからとんだお笑いぐさ、情けないったらありゃしない。その後はgooメールのパスワードを記号まで含めた難解なものにしてセキュリティ対策を万全にしたがまったく油断も隙もない。基本的にgooメール自体は見られても問題のないメールばかりであるからなにか事業に支障をきたしたということはなく、特に被害届も出さなかったがそれでもやっぱり気分のいいものではない。
今回届いた新生銀行のメールも電話での問い合わせ先は正規のものだ。一応、0570-001-770を検索するとアプラスの代表番号が表示される。一般的にネットでの取引に関するものは仮に問い合わせ電話番号が記載されていてもわざわざ電話で問い合わせをしたりはしない。裏の裏をかいて、あえて正規の連絡先を掲載しておくのだから随分と手が込んでいる。
この手の詐欺メールの大半は日本人が関与しているのか、或いは外国人の仕業なのかは分からないが、中国経由で来ていると思う。ネットリテラシーの低い人がこの手のフィッシング詐欺にあい、多額の金銭が引き出されたり、クレジットカードで買い物をされてしまったりすることは十分考えられる。
時代の流れとはいえ、ネットリテラシーの低さから高齢者など本来持つべきではない人までがスマートフォンを使用してWEBサイトにアクセスするようになった。もちろん、悪いのは騙す悪党どもであるが、現実問題として騙す奴がネットの海では当たり前のように存在しているのである。恐らくであるが、この手のフィッシング詐欺については殆どが被害届を出しても検挙されないと思う。理由はいくつかある、一つは日本の警察の捜査権が及ばない海外からの犯罪であるということ、また、秘匿性の高いtorなどの暗号化ソフトを使ってアクセスしている、現金の引き出しはビットコインなどの暗号通貨を使い、そこから引き出している。こうなると警察はお手上げだ。
ただ、起きてしまった犯罪に関しては保険が利かぬ限りほぼ泣き寝入りであるが、未然に防ぐ技術はなんとか構築可能だと思う。こういうことは官民一体となって取り組むべき問題だ。