今、それなりに喰えているのは言うまでもなく俺の実力。
それ以下でもそれ以上でもない、厳然とした事実。
ただ、だからっておのれ一人の力だけでここまで来れたかといえば決してそんなことはない、助けてくれた仲間達がいるから今があるのである。
支えてくれた人達には本当に感謝をしています。
尊敬する三国志の英雄諸葛孔明が残した言葉があるので今日はそれを紹介したい。
『立派な人間の友情とは温かいからといって花を増やすこともなければ寒いからといって葉を落とすこともない。
どんな時でも衰えず、順境と逆境を経験して、友情はいよいよ堅固なものになっていく。』
景気がいいときだけ擦り寄り、落ち目になったらぱったりと近寄ってこない、そんな安っぽい人間は決して友達とはいえない。
経済状態の善し悪しと友情とはまったく別個のもの、懐具合の浮き沈みはあっても友情に遠近はない。
だから孔明も温かいからといって花を増やすこともなければ寒いからといって葉を落とすこともないと言っているのだ。
これを読んでるおまえ等に言いたいのはそういった真の友達はおりますかってこと。
俺には信頼できる友達が数はあまり多くないがそれでも確実に男女問わず数人はいる。
胸襟を開いて話せる友だ。
本当にありがたいことです。
今の時代、ネットでああだこうだと語り合うのもいいのかも知れない。
しかし、真の友情とはフェイスブックで見つかるような簡単なものではない。
真の友情とはお互いに惚れ、尊敬し、そして心の琴線に触れてみて初めて絆を深められるものだと思う。
どんなに金があっても身の回りに誇れるべき友達が一人もいなければそんなもん所詮は薄っぺらいだけの人生だと思ってしまう。
俺はそんな人生はごめんです。
金なんかなくとも気のおけない仲間とつるんで楽しく過ごす人生の方がよっぽど有意義な生き方だと思います。