犯罪者予備軍と言われるが心外らしいですが
- 2019/06/07
- 10:45
犯罪者予備軍と言われてツラいと、引きこもりの当事者や精神科医などから声が上がっておりますが、これは言われても仕方ないでしょう。
平日は真面目に働き、週末は家族、友人、恋人と過ごす、また近隣の住人との関係も良好、町内会の活動やボランティアなども率先して参加する、こういう人と意思疎通が全く不能な人(つまり引きこもり)とを比較して、引きこもりが犯罪者予備軍と言われてしまうのは致し方なしだろう。
もちろん、世の中には一見誠実な青年を装っておきながら、我が子を虐待死させてしてしまうサイコパスもいるにはいるが、これは極めて稀有で特異な事例(むろんだからといって看過しているわけではない)、一般的に仕事、私生活が充実して、快活に過ごせている人と引きこもりの無職とを比較することの方が無理がある。
では、何故、引きこもりを犯罪予備軍と断罪しても構わないのか。
イジメや虐待など、何らかのトラウマであったり、或いはアスペルガーなどの疾病であったり、理由はなんでもいいのだが、心を閉ざして、引きこもっている人は他人に自分を秘匿して一切見せないわけでしょ、言うなれば地下に潜伏している状態だ。もちろん、引きこもりとはいえ、感覚的には真っ当な人の方が多いのは事実だろう、子供を襲って犯罪史に名を刻もうなどと大仰なことを思っているのは極々一部なのも分かります。
でも、実態が見えない以上、そこを警戒するのは当然のこと。外界と隔絶して、自分だけの世界に興じている人を、もしかして、違法な薬物や重火器を製造しているのではないか、或いは歩行者天国で無差別テロを計画しているのではないかと廻りの人が考えるのはしょうがないって。だって、仕事もせず、一日中部屋に閉じ籠もり何をしているか分からないんだもん。
確かに、いつも言うように、人の本心なんてものは本人以外誰も分かりません。僕だって本当は引きこもりから脱して社会と関わりを持って生きていきたい、苦しんでいると、言いたいのでしょうけど、良い悪いは別にして仕事もせず、部屋に引きこもっているのは客観的事実じゃない、そこを犯罪者予備軍と言われるのは心外だと言われたって、そりゃあ無理がありまっせ。むしが良すぎる。
引きこもるには引きこもるだけの苦しい人生経験があったのは確かだろう。子供の時、イジメられた経験がトラウマになり、どうしても社会を拒絶してしまう、それはその通りだと思うし、一緒に泣いてあげることぐらいはしてやれる。
だが、繰り返すが世間一般が引きこもりに抱くイメージと引きこもり自身が抱く自己正当化意識は大きく乖離している、ここは潔く受け止める必要はあるでしょうと言っている。そこは弁えないと。手首までびっしり和彫りの入れ墨を入れている人がいくら俺は堅気のサラリーマン、これはあくまでもファッションの一つであり、自分はまともな人間です、ヤクザだなんて言わないでくださいと言ったところで、常識的に考えればアイツはヤクザなんじゃないのと思ってしまうのは仕方ない話、仮にヤクザと思われるのが嫌なら初めから入れ墨なんか入れるな、入れるなら様々な社会的な困難も受け入れろという話じゃんか、これも入れ墨を否定しているわけではなく、市井の人たちが抱く既成事実を言っている。
引きこもりも同様、厳しい言い方をすれば犯罪者予備軍と言われるのが心外なら歯を食いしばって部屋から出で、社会と交われ、それが無理なら犯罪者予備軍と言われるのを甘んじて受け入れろ、どちらも嫌だはあまりに身勝手過ぎる。甘えんなよ。
平日は真面目に働き、週末は家族、友人、恋人と過ごす、また近隣の住人との関係も良好、町内会の活動やボランティアなども率先して参加する、こういう人と意思疎通が全く不能な人(つまり引きこもり)とを比較して、引きこもりが犯罪者予備軍と言われてしまうのは致し方なしだろう。
もちろん、世の中には一見誠実な青年を装っておきながら、我が子を虐待死させてしてしまうサイコパスもいるにはいるが、これは極めて稀有で特異な事例(むろんだからといって看過しているわけではない)、一般的に仕事、私生活が充実して、快活に過ごせている人と引きこもりの無職とを比較することの方が無理がある。
では、何故、引きこもりを犯罪予備軍と断罪しても構わないのか。
イジメや虐待など、何らかのトラウマであったり、或いはアスペルガーなどの疾病であったり、理由はなんでもいいのだが、心を閉ざして、引きこもっている人は他人に自分を秘匿して一切見せないわけでしょ、言うなれば地下に潜伏している状態だ。もちろん、引きこもりとはいえ、感覚的には真っ当な人の方が多いのは事実だろう、子供を襲って犯罪史に名を刻もうなどと大仰なことを思っているのは極々一部なのも分かります。
でも、実態が見えない以上、そこを警戒するのは当然のこと。外界と隔絶して、自分だけの世界に興じている人を、もしかして、違法な薬物や重火器を製造しているのではないか、或いは歩行者天国で無差別テロを計画しているのではないかと廻りの人が考えるのはしょうがないって。だって、仕事もせず、一日中部屋に閉じ籠もり何をしているか分からないんだもん。
確かに、いつも言うように、人の本心なんてものは本人以外誰も分かりません。僕だって本当は引きこもりから脱して社会と関わりを持って生きていきたい、苦しんでいると、言いたいのでしょうけど、良い悪いは別にして仕事もせず、部屋に引きこもっているのは客観的事実じゃない、そこを犯罪者予備軍と言われるのは心外だと言われたって、そりゃあ無理がありまっせ。むしが良すぎる。
引きこもるには引きこもるだけの苦しい人生経験があったのは確かだろう。子供の時、イジメられた経験がトラウマになり、どうしても社会を拒絶してしまう、それはその通りだと思うし、一緒に泣いてあげることぐらいはしてやれる。
だが、繰り返すが世間一般が引きこもりに抱くイメージと引きこもり自身が抱く自己正当化意識は大きく乖離している、ここは潔く受け止める必要はあるでしょうと言っている。そこは弁えないと。手首までびっしり和彫りの入れ墨を入れている人がいくら俺は堅気のサラリーマン、これはあくまでもファッションの一つであり、自分はまともな人間です、ヤクザだなんて言わないでくださいと言ったところで、常識的に考えればアイツはヤクザなんじゃないのと思ってしまうのは仕方ない話、仮にヤクザと思われるのが嫌なら初めから入れ墨なんか入れるな、入れるなら様々な社会的な困難も受け入れろという話じゃんか、これも入れ墨を否定しているわけではなく、市井の人たちが抱く既成事実を言っている。
引きこもりも同様、厳しい言い方をすれば犯罪者予備軍と言われるのが心外なら歯を食いしばって部屋から出で、社会と交われ、それが無理なら犯罪者予備軍と言われるのを甘んじて受け入れろ、どちらも嫌だはあまりに身勝手過ぎる。甘えんなよ。