数に限りがありますのでお求めはお早めに
- 2019/01/28
- 10:14
ちょっと時季外れではありますが、年頭は福袋の話題で盛り上がることが多い。
基本的に、というか、まったく福袋を購入することはなく、正直まったく興味はないのですが一つ気になるフレーズがある。「数に限りがありますのでお求めはお早めに」というフレーズだ。
違和感を覚えるのは俺だけでしょうか。
定数が決まっており、不特定多数に向け、お早めにと呼びかけるということはだ、結局、ただ単に消費者を煽るだけであると思うのだが違いますか。特定の常連さんだけに、電話やメール、ハガキなどで、「数に限りがありますのでお求めはお早めに」とアピールするのであれば分かる。いつも利用している常連さんにのみ、有利になるよう、お知らせをしようというのであれば分かります。普段お世話になっている常連さんにフライングゲットしてもらいたいという店側の配慮はくみ取れるのだが、不特定多数に発信してしまえば誰もが条件は一律、客側にはなんのメリットはない。変わったのは単にスタートラインの位置のみ、一見するとゴールに近くなったような気はするが、競う他の連中もスタートラインが同じくゴールに近くなったため、実態はなにも変わっていない。
これが、まだ、飲食店など特定の時間が混雑する業種なら分かる。
「正午前後は大変混み合いますので、お早目のご利用をお勧めいたします」、時間に余裕がある人であればちょっと早いけど11時ごろに店に行ってランチを食べるかって話だから一応理には叶っている。
「国内最高級丹波産大納言小豆を使用した特製大福を限定100個発売いたします、数に限りがありますのでお求めはお早めに」、ある和菓子屋さんが不特定多数に向け、こんなフレーズで大福を売り出すとする。
当然、数に限りがあるわけだから、私も私もと、お客さんが訪れる。開店から1時間で完売。『早めに』店舗に出向いた人は特製大福にありつけたわけだ。
だが、ちょっと待てい、それは煽られた結果でしかないではないか。
限定100個の特製大福、是非常連のお客さんに食べて頂いたい、そこでこっそり電話やメール、ハガキなどで予め常連のみに告知してニワカ客と差別化を図るというのであれば分かりますけど、不特定多数に告知するという事はとどのつまり、誰に売れても構わないということ、それはすなわち少しでも早く完売させちまおうという店側の策略でしかない。
ラジオを聴いていると年明け、とにかく福袋の通販CMが多かった。
これでもかというほど、お得感を煽り、数に限りがありますからお早めにと何回も何回も同様のCMを流す、民放を聴いている以上、そのCMにケチをつもりはサラサラないが、なんだかなぁと思いつつ聴いてたわけですよ。しかも、俺なんかへそ曲がりな性格ですから限定数もクソもねぇじゃん、注文に応じて福袋を作るわけだから慌てて注文しなくても品切れにはならんのだろとしか思っていなかったりします。
基本的に、というか、まったく福袋を購入することはなく、正直まったく興味はないのですが一つ気になるフレーズがある。「数に限りがありますのでお求めはお早めに」というフレーズだ。
違和感を覚えるのは俺だけでしょうか。
定数が決まっており、不特定多数に向け、お早めにと呼びかけるということはだ、結局、ただ単に消費者を煽るだけであると思うのだが違いますか。特定の常連さんだけに、電話やメール、ハガキなどで、「数に限りがありますのでお求めはお早めに」とアピールするのであれば分かる。いつも利用している常連さんにのみ、有利になるよう、お知らせをしようというのであれば分かります。普段お世話になっている常連さんにフライングゲットしてもらいたいという店側の配慮はくみ取れるのだが、不特定多数に発信してしまえば誰もが条件は一律、客側にはなんのメリットはない。変わったのは単にスタートラインの位置のみ、一見するとゴールに近くなったような気はするが、競う他の連中もスタートラインが同じくゴールに近くなったため、実態はなにも変わっていない。
これが、まだ、飲食店など特定の時間が混雑する業種なら分かる。
「正午前後は大変混み合いますので、お早目のご利用をお勧めいたします」、時間に余裕がある人であればちょっと早いけど11時ごろに店に行ってランチを食べるかって話だから一応理には叶っている。
「国内最高級丹波産大納言小豆を使用した特製大福を限定100個発売いたします、数に限りがありますのでお求めはお早めに」、ある和菓子屋さんが不特定多数に向け、こんなフレーズで大福を売り出すとする。
当然、数に限りがあるわけだから、私も私もと、お客さんが訪れる。開店から1時間で完売。『早めに』店舗に出向いた人は特製大福にありつけたわけだ。
だが、ちょっと待てい、それは煽られた結果でしかないではないか。
限定100個の特製大福、是非常連のお客さんに食べて頂いたい、そこでこっそり電話やメール、ハガキなどで予め常連のみに告知してニワカ客と差別化を図るというのであれば分かりますけど、不特定多数に告知するという事はとどのつまり、誰に売れても構わないということ、それはすなわち少しでも早く完売させちまおうという店側の策略でしかない。
ラジオを聴いていると年明け、とにかく福袋の通販CMが多かった。
これでもかというほど、お得感を煽り、数に限りがありますからお早めにと何回も何回も同様のCMを流す、民放を聴いている以上、そのCMにケチをつもりはサラサラないが、なんだかなぁと思いつつ聴いてたわけですよ。しかも、俺なんかへそ曲がりな性格ですから限定数もクソもねぇじゃん、注文に応じて福袋を作るわけだから慌てて注文しなくても品切れにはならんのだろとしか思っていなかったりします。