向き不向き
- 2014/08/26
- 20:50
味覚には絶対の自信がある。
といっても、料理評論家が語る、「海老と胡椒のスパイシー宝石箱や〜」などといった気取ったうんちくなどではなく(彦麿呂かよ)、きわめて普通に関しての自信だ。言うなれば圧倒的普通。
以前にも書いたが味覚などと言うものは所詮どこまでいっても主観、それゆえ、絶対的に美味いとか不味いというものはこの世に一つとして存在しない。しかし、そんな主観であっても支持率を見ることによって、ある程度は美味い不味いを推し量ることは可能だ。
俺の味覚はよくも悪くもちょうど中間点にいると自負している。何故なら俺が美味いと思う店は繁盛しているし、不味いと思う店は閑古鳥が鳴いているか結局潰れる。だから味覚の支持率を判定するとき、俺の味覚は平均的なラインだと思うんだよね。俺が美味いと支持する店(あくまでも支持)を誰かに教えてあげると美味しかったよと感謝されることが多い。
で、まあ、今日は俺の話ではなく、提供する側の話な。
客がいないというのは不味い票を投じられた結果じゃない。もちろん、店には立地条件や値段、宣伝、その時々の流行などもある(一時期流行った油そばとかスープカレーとかね)。だから一概に流行っていないから不味いとは決められない、でも、なんのかんのいっても料理店の根本は味じゃん。チラシを入れた、ホームページも作った、地域のミニコミ誌に取材記事も載せた、値段だってむしろ相場より安いぐらいだ、もちろん駐車場完備で立地も悪くない、なのにうまくいかない、いや、当初は客が入ったがリピーターがいないのだ、これは何故だ?
うん、ハッキリいってうまいを支持する人よりも不味いを支持する人が圧倒的に多いからだというのが至ってシンプルな結論です。
問題はオーナーが自分の店をうまいと思って提供してることだろ。そこがもう料理人として終わっている。いくら調理師の免許を持っていたとしてもそれはうまい不味いを決める免許ではなく、衛生的に料理を提供出来るか否かというだけの資格である。うまい不味いは自身の先天的なものだと思う。一部舌ガン、口腔ガンなどによって味覚のバランスが崩れることもあるがそれは極めて稀な例外だ。病気ではなく、こういった味覚のツボが一般人とかけ離れていらっしゃる方は単純な話、料理人として支持される味覚をお持ちじゃないのだから料理人には向いていないですよということなんだよね。
そうだろ、うまいと思って客に出してんだろ?だって、不味いと思って出してるバカはいないじゃん。不味いのをわかった上で出しているのならそもそも悩まないだろうしな。
早い話、料理人に向いてなんだよね。音痴が歌手を目指すようなもんで、ハナからセンスがないんだもん。
どんなに好きだって喰えないなら無理だろ。金が有り余ってて道楽でやるなら好きにすればいいが料理をビジネスとして向き合うにはあまりに無理がありすぎる。
とりあえず、世の中努力ではなんともならない話が多い。料理人の味覚なんていうのがその典型で頑張ったからって支持されるようにはなれんじゃん。自分がうまいと思っているものと他人が不味いと思っているものがイコールなんだもん、あははっ、ダメじゃん。
なんでこんなことを書いたのか自分でもよーわからんが世の中には敗因の根っこを分からずに悩んでいらっしゃるアホな方が多すぎるから書いてみた。
もっとも才能がないのにWEBデザイナーなんつってる俺が一番向いてないという話なんだけどさ・・・。
ただ、俺の場合、アホ過ぎて悩まない、ガハハハッ。
といっても、料理評論家が語る、「海老と胡椒のスパイシー宝石箱や〜」などといった気取ったうんちくなどではなく(彦麿呂かよ)、きわめて普通に関しての自信だ。言うなれば圧倒的普通。
以前にも書いたが味覚などと言うものは所詮どこまでいっても主観、それゆえ、絶対的に美味いとか不味いというものはこの世に一つとして存在しない。しかし、そんな主観であっても支持率を見ることによって、ある程度は美味い不味いを推し量ることは可能だ。
俺の味覚はよくも悪くもちょうど中間点にいると自負している。何故なら俺が美味いと思う店は繁盛しているし、不味いと思う店は閑古鳥が鳴いているか結局潰れる。だから味覚の支持率を判定するとき、俺の味覚は平均的なラインだと思うんだよね。俺が美味いと支持する店(あくまでも支持)を誰かに教えてあげると美味しかったよと感謝されることが多い。
で、まあ、今日は俺の話ではなく、提供する側の話な。
客がいないというのは不味い票を投じられた結果じゃない。もちろん、店には立地条件や値段、宣伝、その時々の流行などもある(一時期流行った油そばとかスープカレーとかね)。だから一概に流行っていないから不味いとは決められない、でも、なんのかんのいっても料理店の根本は味じゃん。チラシを入れた、ホームページも作った、地域のミニコミ誌に取材記事も載せた、値段だってむしろ相場より安いぐらいだ、もちろん駐車場完備で立地も悪くない、なのにうまくいかない、いや、当初は客が入ったがリピーターがいないのだ、これは何故だ?
うん、ハッキリいってうまいを支持する人よりも不味いを支持する人が圧倒的に多いからだというのが至ってシンプルな結論です。
問題はオーナーが自分の店をうまいと思って提供してることだろ。そこがもう料理人として終わっている。いくら調理師の免許を持っていたとしてもそれはうまい不味いを決める免許ではなく、衛生的に料理を提供出来るか否かというだけの資格である。うまい不味いは自身の先天的なものだと思う。一部舌ガン、口腔ガンなどによって味覚のバランスが崩れることもあるがそれは極めて稀な例外だ。病気ではなく、こういった味覚のツボが一般人とかけ離れていらっしゃる方は単純な話、料理人として支持される味覚をお持ちじゃないのだから料理人には向いていないですよということなんだよね。
そうだろ、うまいと思って客に出してんだろ?だって、不味いと思って出してるバカはいないじゃん。不味いのをわかった上で出しているのならそもそも悩まないだろうしな。
早い話、料理人に向いてなんだよね。音痴が歌手を目指すようなもんで、ハナからセンスがないんだもん。
どんなに好きだって喰えないなら無理だろ。金が有り余ってて道楽でやるなら好きにすればいいが料理をビジネスとして向き合うにはあまりに無理がありすぎる。
とりあえず、世の中努力ではなんともならない話が多い。料理人の味覚なんていうのがその典型で頑張ったからって支持されるようにはなれんじゃん。自分がうまいと思っているものと他人が不味いと思っているものがイコールなんだもん、あははっ、ダメじゃん。
なんでこんなことを書いたのか自分でもよーわからんが世の中には敗因の根っこを分からずに悩んでいらっしゃるアホな方が多すぎるから書いてみた。
もっとも才能がないのにWEBデザイナーなんつってる俺が一番向いてないという話なんだけどさ・・・。
ただ、俺の場合、アホ過ぎて悩まない、ガハハハッ。