雨にも負けず
- 2014/07/08
- 22:21
夕飯を近くのスーパーに買いに行った。
弁当とコーラを持ってレジに並んでいると前のおばさんに、「あら、お兄さんそれだけなら先やっていいわよ」と親切に声を掛けられた。おばさんはカゴにいっぱい食料品が入っている。
「ありがとうございます、でも急いでないんで大丈夫です、ハハハ」と俺は返した。
こういった場合、絶対に俺は譲ってもらったりはしない。気持ちだけをありがたく頂く。男ならやっぱ譲ってもらっちゃいかんような気がすんだよね。
散々ぱら合理主義者だといっておきながら実際は損する方ばかりを選んでいる。
男はさ、苦しくてもあえて苦しいことを選択しなくちゃならない場面ってあると思っている。別にレジに並ぶのは苦しくないけど(笑)。
雨の中、ずぶ濡れの人がいる。そっと傘を差出し、自分は濡れて帰る。そんな男になりたいと思っている。
別に偉ぶりたいとか、善人ぶりたいとかではない。俺って格好いいじゃんと男の美学に酔い痴れたいのだ(見た目の問題じゃない)。言うなれば自己陶酔。
『雨にも負けず、風にも負けず、雪にも夏の暑さにも負けぬ丈夫な体を持ち、決して怒らず、いつも静かに笑っている。
一日に玄米四合と味噌と少しの野菜を食べ、あらゆることを自分を勘定に入れずに、よく見聞きし分かり、そして怒らず、野原の松の林の陰の小さな藁ぶきの小屋にいて、東に病気の子どもあれば、行って看病してやり、西に疲れた母あれば、行ってその稲の束を負い、南に死にそうな人あれば、行ってこわがらなくてもいいと言い、北に喧嘩や訴訟があれば、つまらないからやめろと言い、日照りのときは涙を流し、寒さの夏はおろおろ歩き、みんなにでくのぼうと呼ばれ、褒められもせず、苦にもされずそういう者に私はなりたい』
俺は宮沢賢治のこの雨にも負けずの詞が大好きだ。
是非ね、野々村某にも読んで頂きたい。
そして即刻死ね、アホ。
弁当とコーラを持ってレジに並んでいると前のおばさんに、「あら、お兄さんそれだけなら先やっていいわよ」と親切に声を掛けられた。おばさんはカゴにいっぱい食料品が入っている。
「ありがとうございます、でも急いでないんで大丈夫です、ハハハ」と俺は返した。
こういった場合、絶対に俺は譲ってもらったりはしない。気持ちだけをありがたく頂く。男ならやっぱ譲ってもらっちゃいかんような気がすんだよね。
散々ぱら合理主義者だといっておきながら実際は損する方ばかりを選んでいる。
男はさ、苦しくてもあえて苦しいことを選択しなくちゃならない場面ってあると思っている。別にレジに並ぶのは苦しくないけど(笑)。
雨の中、ずぶ濡れの人がいる。そっと傘を差出し、自分は濡れて帰る。そんな男になりたいと思っている。
別に偉ぶりたいとか、善人ぶりたいとかではない。俺って格好いいじゃんと男の美学に酔い痴れたいのだ(見た目の問題じゃない)。言うなれば自己陶酔。
『雨にも負けず、風にも負けず、雪にも夏の暑さにも負けぬ丈夫な体を持ち、決して怒らず、いつも静かに笑っている。
一日に玄米四合と味噌と少しの野菜を食べ、あらゆることを自分を勘定に入れずに、よく見聞きし分かり、そして怒らず、野原の松の林の陰の小さな藁ぶきの小屋にいて、東に病気の子どもあれば、行って看病してやり、西に疲れた母あれば、行ってその稲の束を負い、南に死にそうな人あれば、行ってこわがらなくてもいいと言い、北に喧嘩や訴訟があれば、つまらないからやめろと言い、日照りのときは涙を流し、寒さの夏はおろおろ歩き、みんなにでくのぼうと呼ばれ、褒められもせず、苦にもされずそういう者に私はなりたい』
俺は宮沢賢治のこの雨にも負けずの詞が大好きだ。
是非ね、野々村某にも読んで頂きたい。
そして即刻死ね、アホ。