一考察
- 2014/07/03
- 22:04
日本のサッカーが伸び悩むというのはもしかしたら国民性の問題なのかもしれない。
以前ワールドカップの結果なんて国民にはなんの影響もないと書いたじゃん。
日本の場合当事者以外は全然関係ないんだけど、強豪国だと影響がありありで、サッカーによって死人が出たり、暴動が起きたりと、そもそものモチベーションが日本とは絶対的に違う。選手だってうかうかしてると殺されてしまうわけでね、かつて帰国の途についた城選手が成田空港で水をぶっかけられましたけど、あんなもんじゃなく、本当に消されてしまったりする。実際選手、審判、サポーター、欧州や南米では何人も死んでいる。
四年に一度、青いユニフォームを着てスポーツバーではしゃぐ連中とはサッカーに関する入れ込み度が根本的に違う。証拠にあれほど騒いでいたのに今じゃサムライジャパンのことなど殆ど話題にもならんでしょ。
それが国民性だ。ある意味熱しやすく冷めやすい日本人のキャラクターはいつまでも引きずらず、常に新しいものを求めるということでもあるから欠点というよりかはむしろ長所といえるが殊サッカーに関していえばこの国民性はあんまり芳しいことではない。こういった八方美人な国民性の国と四六時中サッカーのことしかない一途な国民性の国とが戦うのはちょっと無理があるなぁと思うんだよね。
科学的な研究が進み、これからは練習や休養の質、飲食物のバランスコントロールなども劇的に向上するとは思う。体躯も明らかに理想とするサッカー選手に近い体になってくると思う。
でも国民のモチベーションは変わらないでしょ。ワールドカップの予選でまず盛り上がり、暫らく間を置いて本チャンで盛り上がる(予選を勝ち抜いた場合)。そしてワールドカップが終わるとその後の二年間は休眠期間に入る、このループじゃない。もちろん選手はJリーグがあったり、五輪があったり、はたまた海外オファーがあったりと時期を問わず盛り上がるんだけど、国民自体が冷めてしまってんだよね。そもそも肝心のJリーグにはワールドカップ出場のメンバーが殆どおらず、いっちゃ悪いが出枯らし感満タンの二軍同士の戦いにしか思えないんだわ。J1にしてこの有様だからJ2、J3に関しては推して知るべしで残念ながら高校や社会人リーグの延長ぐらいにしか思えない。ぶっちゃけ寒い。
また一億総中流の中で育った選手のハングリーさも問題だ。
南米なんか一日何十、何百件って殺人事件がおこり、貧富の差が物凄いわけでしょ。その中から這い上がってくる奴とぬくぬくとした温室で育った人間とではハングリーさの次元が違いすぎる。
別にケチをつけるわけでもなく、侮辱するわけでもないですけど、よく本田の原動力は幼少期の貧しい経験だというじゃない。クラブに通うのもみんなはモノレールに乗っていたのを本田は300円の交通費浮かすため、雨の日も風の日もチャリンコ漕いでクラブに通ったという話が美談として語られてるでしょ。確かにそうなんでしょうけど、それだって南米やアフリカの貧しい国からしたら全然恵まれているわけでね、貧しい国ならクラブに通うことはおろか、そもそも自転車すらないわけじゃん。
だけど、そういった国の連中は負けてたまるかと歯を食い縛り、ボロボロのボールを蹴ってそれこそ血の滲むような努力しているわけよ。負けたら殺されるまであるからね。
善くも悪くも日本は満たされた国、こういった国からはなかなかハングリーさに満ちた野性児は生まれない。
たぶん、国民性もハングリーさもこの先大きく変わるということはない。サッカーも付随してそこそこは盛り上がるが命のやりとりに発展するようなことはないだろう。
平和すぎるんすわ。
強くなって欲しいのは山々だけど客観的に見れば見るほど厳しく感じるのも事実だよな。
ラテン系の情熱の血こそがサッカーの原動力のような気がしてならない、セニョリータ。
以前ワールドカップの結果なんて国民にはなんの影響もないと書いたじゃん。
日本の場合当事者以外は全然関係ないんだけど、強豪国だと影響がありありで、サッカーによって死人が出たり、暴動が起きたりと、そもそものモチベーションが日本とは絶対的に違う。選手だってうかうかしてると殺されてしまうわけでね、かつて帰国の途についた城選手が成田空港で水をぶっかけられましたけど、あんなもんじゃなく、本当に消されてしまったりする。実際選手、審判、サポーター、欧州や南米では何人も死んでいる。
四年に一度、青いユニフォームを着てスポーツバーではしゃぐ連中とはサッカーに関する入れ込み度が根本的に違う。証拠にあれほど騒いでいたのに今じゃサムライジャパンのことなど殆ど話題にもならんでしょ。
それが国民性だ。ある意味熱しやすく冷めやすい日本人のキャラクターはいつまでも引きずらず、常に新しいものを求めるということでもあるから欠点というよりかはむしろ長所といえるが殊サッカーに関していえばこの国民性はあんまり芳しいことではない。こういった八方美人な国民性の国と四六時中サッカーのことしかない一途な国民性の国とが戦うのはちょっと無理があるなぁと思うんだよね。
科学的な研究が進み、これからは練習や休養の質、飲食物のバランスコントロールなども劇的に向上するとは思う。体躯も明らかに理想とするサッカー選手に近い体になってくると思う。
でも国民のモチベーションは変わらないでしょ。ワールドカップの予選でまず盛り上がり、暫らく間を置いて本チャンで盛り上がる(予選を勝ち抜いた場合)。そしてワールドカップが終わるとその後の二年間は休眠期間に入る、このループじゃない。もちろん選手はJリーグがあったり、五輪があったり、はたまた海外オファーがあったりと時期を問わず盛り上がるんだけど、国民自体が冷めてしまってんだよね。そもそも肝心のJリーグにはワールドカップ出場のメンバーが殆どおらず、いっちゃ悪いが出枯らし感満タンの二軍同士の戦いにしか思えないんだわ。J1にしてこの有様だからJ2、J3に関しては推して知るべしで残念ながら高校や社会人リーグの延長ぐらいにしか思えない。ぶっちゃけ寒い。
また一億総中流の中で育った選手のハングリーさも問題だ。
南米なんか一日何十、何百件って殺人事件がおこり、貧富の差が物凄いわけでしょ。その中から這い上がってくる奴とぬくぬくとした温室で育った人間とではハングリーさの次元が違いすぎる。
別にケチをつけるわけでもなく、侮辱するわけでもないですけど、よく本田の原動力は幼少期の貧しい経験だというじゃない。クラブに通うのもみんなはモノレールに乗っていたのを本田は300円の交通費浮かすため、雨の日も風の日もチャリンコ漕いでクラブに通ったという話が美談として語られてるでしょ。確かにそうなんでしょうけど、それだって南米やアフリカの貧しい国からしたら全然恵まれているわけでね、貧しい国ならクラブに通うことはおろか、そもそも自転車すらないわけじゃん。
だけど、そういった国の連中は負けてたまるかと歯を食い縛り、ボロボロのボールを蹴ってそれこそ血の滲むような努力しているわけよ。負けたら殺されるまであるからね。
善くも悪くも日本は満たされた国、こういった国からはなかなかハングリーさに満ちた野性児は生まれない。
たぶん、国民性もハングリーさもこの先大きく変わるということはない。サッカーも付随してそこそこは盛り上がるが命のやりとりに発展するようなことはないだろう。
平和すぎるんすわ。
強くなって欲しいのは山々だけど客観的に見れば見るほど厳しく感じるのも事実だよな。
ラテン系の情熱の血こそがサッカーの原動力のような気がしてならない、セニョリータ。