集団的自衛権の論議よりも
- 2014/07/02
- 23:46
『カメラを仕込んだ盗撮用の運動靴をインターネットで販売したとして、京都府警は1日、府迷惑行為防止条例違反の幇助(ほうじょ)容疑で神奈川県大和市下鶴間、会社経営、内藤孝彦容疑者(25)と、東京都国分寺市東元町、同社従業員、園田温子容疑者(24)を逮捕した。
逮捕容疑は、客が女性の下着などを盗撮することを知りながら、カメラを仕込んだ運動靴を販売、盗撮行為を助けた疑い。
内藤容疑者はネットで、隠しカメラ専門店「カモフラージュカメラ.com」を運営。「盗撮禁止!」とサイト内に表示していたが、靴のつま先にカメラをセットしていることや、リモコン操作で撮影した動画を一瞬で消去できることなどから、府警は盗撮目的の商品と判断した。』
集団的自衛権の法改正よりも、こちらのニュースの方が気になるこの頃。
まず、はじめにお断わりしておくが盗撮にはまったく興味はない。
そこを踏まえて聞いてほしいのだがこのカメラに限らず、違法行為に使われるのを前提に売っているものってあるじゃない。脱法ドラッグだったらクリーナーなんつぅてさ。しかもわざわざご丁寧にこちらの商品はクリーナーですので決して吸引をしないでください、吸引をすると気分が高揚することがあり危険ですと書いてある。
吸えって言っているようなもんじゃん(笑)。
わざわざクリーナーを買うために高い金を払うわけじゃなく、ハイになりたいからこそドラッグを買うわけじゃんって話だろ。
しかし、そこがワビサビの日本文化、本音と建前を上手に使い分けることによってアングラな業者は逃げ道を作ってきた。
今回の盗撮靴もくれぐれも盗撮行為はしないでくださいと書いてあったというじゃない。これまでだったら「盗撮?とんでもない、これは防犯用ですよ」と逃げ道を作っておき、警察も警察で客に盗撮の仕方を説明するなどした、よっぽど明確な証拠でもない限り、この手のものは黙殺してきたわけです。あくまでも捕まるのは盗撮した張本人だけ。
たまたまこいつらは認めちゃってますけど、もっとトッぽい奴らだったら、商品を発送するときに「盗撮は法令に違反する犯罪です。本商品は痴漢その他の犯罪を防ぐために制作された防犯用カメラです、くれぐれも盗撮行為はしないようよろしくお願いします」などと記した紙入れてさ、万が一警察に捕まった場合でも、我々は犯罪行為を助長してません、こうしてお客様にはきちんと書類も添付して注意喚起を促していましたとシラを切り通す輩もいるだろうさ。
これまでの流れではなかなか警察も動かないのに今回は動いた。
幇助罪で捕まるのはまあいいとして警察はどこまで追い掛けるのだろうか。まさかこいつらが靴を一個、一個作ったわけじゃあるまい、恐らく誰かに作らせて売ったんだろ。実際問題中国か韓国からの輸入品だろうけどさすがに司法もそこまでは追い掛けないだろうけどね。
いずれにしても判例を作るため、警察や検事も必死だろうな。これを有罪に持ち込めば今後は脱法ドラッグなども含め言い逃れが出来なくなる。
司法の強い意志を感じる。
そうなると今度は一部左翼が決まって表現の自由を侵害する憲法違反だとか、当局による越権した法解釈だと反発をするのかもしれませんけど、盗撮をされて嫌な気持ちになった女性がいるわけじゃないですか、そこはやっぱり一番最初に酌むべきところだと思うのです。
何かの映画の台詞でピストルが殺すんじゃない、人が殺すんだというのを聞いたことがありますけど、個人的にはやっぱりピストルが大問題だと思うんだよねぇ。たびたび起こるアメリカの銃乱射事件だって引き金を引くキチガイの人間性が一番問題ですけど、ピストルがなければ少なくともそんな大事件にはならずに済んだ。それは自明でしょ。
今回もこんなアホみたいな靴さえなければ少なくとも靴の中から覗きこむということは行われなかったわけじゃない。そこは間違いないじゃん。
なんか今は色々な盗撮グッズがあり、先日テレビでやっていたのはカメラが傘先に仕込んであるものやバックに仕込んであるものもあった。
恐らく今後もイタチごっこであの手この手と馬鹿馬鹿しい盗撮グッズが開発されるんだろうなと思う。
最終的には各個人のモラルによる話なんだろうけど、これは性癖だから難しいよね。風呂場やトイレを除き、まさかノーパンの人はいないだろうから、結局は覗くのってパンツじゃない。俺からするとパンツを見て何が面白いんだと思うのだがやっぱり盗撮マニアからすれば違うんだろうな~。もちろん俺だって見させてくれるのなら見ますよ(笑)、しかし、あくまでもそれは自発的に見させるという前提であり、見させてくれなければわざわざリスクを犯してまでは見ない。そこまでパンツに興味もなければ社会的な信用も失いたくない。
盗撮を本気で無くすというのなら本当はそんなものは簡単なの。信長の一銭斬りと同じでどんな軽微な犯罪であっても罪は罪、罪は一律死刑と決めとけば犯罪は大幅に減る。事実、一銭斬りの条令が布かれていた堺地区ではダントツの治安のよさだったという。
だけど、今の世の中じゃそんなもの実現できっこない。
だったらいつまでも不毛な戦いが続くのは規定路線なわけで・・・。
逮捕容疑は、客が女性の下着などを盗撮することを知りながら、カメラを仕込んだ運動靴を販売、盗撮行為を助けた疑い。
内藤容疑者はネットで、隠しカメラ専門店「カモフラージュカメラ.com」を運営。「盗撮禁止!」とサイト内に表示していたが、靴のつま先にカメラをセットしていることや、リモコン操作で撮影した動画を一瞬で消去できることなどから、府警は盗撮目的の商品と判断した。』
集団的自衛権の法改正よりも、こちらのニュースの方が気になるこの頃。
まず、はじめにお断わりしておくが盗撮にはまったく興味はない。
そこを踏まえて聞いてほしいのだがこのカメラに限らず、違法行為に使われるのを前提に売っているものってあるじゃない。脱法ドラッグだったらクリーナーなんつぅてさ。しかもわざわざご丁寧にこちらの商品はクリーナーですので決して吸引をしないでください、吸引をすると気分が高揚することがあり危険ですと書いてある。
吸えって言っているようなもんじゃん(笑)。
わざわざクリーナーを買うために高い金を払うわけじゃなく、ハイになりたいからこそドラッグを買うわけじゃんって話だろ。
しかし、そこがワビサビの日本文化、本音と建前を上手に使い分けることによってアングラな業者は逃げ道を作ってきた。
今回の盗撮靴もくれぐれも盗撮行為はしないでくださいと書いてあったというじゃない。これまでだったら「盗撮?とんでもない、これは防犯用ですよ」と逃げ道を作っておき、警察も警察で客に盗撮の仕方を説明するなどした、よっぽど明確な証拠でもない限り、この手のものは黙殺してきたわけです。あくまでも捕まるのは盗撮した張本人だけ。
たまたまこいつらは認めちゃってますけど、もっとトッぽい奴らだったら、商品を発送するときに「盗撮は法令に違反する犯罪です。本商品は痴漢その他の犯罪を防ぐために制作された防犯用カメラです、くれぐれも盗撮行為はしないようよろしくお願いします」などと記した紙入れてさ、万が一警察に捕まった場合でも、我々は犯罪行為を助長してません、こうしてお客様にはきちんと書類も添付して注意喚起を促していましたとシラを切り通す輩もいるだろうさ。
これまでの流れではなかなか警察も動かないのに今回は動いた。
幇助罪で捕まるのはまあいいとして警察はどこまで追い掛けるのだろうか。まさかこいつらが靴を一個、一個作ったわけじゃあるまい、恐らく誰かに作らせて売ったんだろ。実際問題中国か韓国からの輸入品だろうけどさすがに司法もそこまでは追い掛けないだろうけどね。
いずれにしても判例を作るため、警察や検事も必死だろうな。これを有罪に持ち込めば今後は脱法ドラッグなども含め言い逃れが出来なくなる。
司法の強い意志を感じる。
そうなると今度は一部左翼が決まって表現の自由を侵害する憲法違反だとか、当局による越権した法解釈だと反発をするのかもしれませんけど、盗撮をされて嫌な気持ちになった女性がいるわけじゃないですか、そこはやっぱり一番最初に酌むべきところだと思うのです。
何かの映画の台詞でピストルが殺すんじゃない、人が殺すんだというのを聞いたことがありますけど、個人的にはやっぱりピストルが大問題だと思うんだよねぇ。たびたび起こるアメリカの銃乱射事件だって引き金を引くキチガイの人間性が一番問題ですけど、ピストルがなければ少なくともそんな大事件にはならずに済んだ。それは自明でしょ。
今回もこんなアホみたいな靴さえなければ少なくとも靴の中から覗きこむということは行われなかったわけじゃない。そこは間違いないじゃん。
なんか今は色々な盗撮グッズがあり、先日テレビでやっていたのはカメラが傘先に仕込んであるものやバックに仕込んであるものもあった。
恐らく今後もイタチごっこであの手この手と馬鹿馬鹿しい盗撮グッズが開発されるんだろうなと思う。
最終的には各個人のモラルによる話なんだろうけど、これは性癖だから難しいよね。風呂場やトイレを除き、まさかノーパンの人はいないだろうから、結局は覗くのってパンツじゃない。俺からするとパンツを見て何が面白いんだと思うのだがやっぱり盗撮マニアからすれば違うんだろうな~。もちろん俺だって見させてくれるのなら見ますよ(笑)、しかし、あくまでもそれは自発的に見させるという前提であり、見させてくれなければわざわざリスクを犯してまでは見ない。そこまでパンツに興味もなければ社会的な信用も失いたくない。
盗撮を本気で無くすというのなら本当はそんなものは簡単なの。信長の一銭斬りと同じでどんな軽微な犯罪であっても罪は罪、罪は一律死刑と決めとけば犯罪は大幅に減る。事実、一銭斬りの条令が布かれていた堺地区ではダントツの治安のよさだったという。
だけど、今の世の中じゃそんなもの実現できっこない。
だったらいつまでも不毛な戦いが続くのは規定路線なわけで・・・。