覆面の北枕

別に片山に限ったことじゃないが犯罪予告する奴な、意味がまるで分からない。

まず誤解がないように言っておくが別に犯罪行為を推奨しているわけではないのでそこを踏まえて聞いて欲しい。

本当に爆弾を仕掛けるとか毒薬を散布するというのなら、そんなもんは言わないでやった方が成功率は格段に上がる、自明だ。

そして成功してはじめてアルカイダ（←鳩山邦夫先生の友人の友人）のように犯行声明を出せばいいのである。

やる前からやるよやるよじゃ単なるかまってちゃんじゃねぇかよ。

つまり、本気でやるつもりなんかないから犯行予告をするんだろ？アホちゃうか。

俺も前科者だから分かるんだけど、犯罪行為を犯す場合、水面下で誰にも知られず、秘密裏に準備をするのが一般的だ、場合によっては身内や仲間すらをも騙す。わざわざやりますなんていったらやる前から頓挫しかねないだろ。それが『奇襲』を掛ける時の鉄則だ。

警察にしても、やられる側の施設の人にしても、恐らくこの犯行声明は単なる愉快犯であり、まず以てやらないであろうと思われるが万が一やられてしまうと、我が身の保身も含めて色々と困るので渋々警備警戒をする必要に駆られる。

結局余計な税金を投入するしかなくなる。

もっともこの手の犯罪者は警察が動いて余計な税金が投入され、テレビや新聞、ネットで報道され、祭りになることにエクスタシーを感じるということも多分にあるのだろう。

如何せん、俺から言わすと片山なんざ、犯罪者であって犯罪者じゃない。

犯罪者目線でいえば実行してから脅迫文を送った北海道のボンベおばさんの方がよっぽど犯罪者然としている。ある意味天晴れだ。最低だが（笑）。

いずれにしても愉快犯をやって捕まり、刑務所に行くことほど馬鹿馬鹿しいことはない。

片山の場合、塁犯だし、今回3年、下手すりゃ5年の実刑判決を食らうだろう。しかも保釈金の一千万は没収される可能性が高い（ちなみに俺の保釈金は150万円）。

どの道、刑務所出たってさ、これだけ情報が拡散しちゃったらろくな働き口なんかないよ。

だからやっぱり出頭するよりも死ぬべきだったんだと思う。

お母さん、生まれてきてごめんなさいといって死ぬんだよ。

どうせオメェなんか生きててもゴミみてぇなことしか出来ねぇんだから無駄に酸素消耗すんなよ。

お願いだから死んで（ハート）。