覆面の北枕

今週は成人式か、無理な相談だが戻れるものなら二十歳に戻りてぇよ（笑）。

髪は抜けない代わりに白髪だらけだし（その内白髪染をすると思う）、体力も落ちた。記憶力も明らかに悪くなっている。

二十歳の頃は自分が老いていくなんてことは考えてなかったもんなぁ。

ただ、刹那的にその時が楽しければそれでいいと思った。もっとも、自分を肯定するわけじゃないが好き勝手に面白おかしく生きるのが若者の特権だろう。

それが今じゃ見るも無残な浮浪者よりちょっと上のおっさん（笑）。

とにかく四十になっていきなり来た。風邪は引きやすいわ、筋力は落ちるわ、いつもどこかしら痛いわ、ホントまいるよ。

たぶんなんだけど、俺自身が体力の衰えを受け入れられずにいるからつらいんだと思うんだよね。髪が白くなるのも自然、腕相撲が弱くなるのも自然と受け入れられれば気持ちも楽になるんだろうけど、まだまだやれるという強い意識と衰えたという弱い意識がせめぎあって葛藤をしている。

完全に老いが勝れば楽になれる気はすんだけどさ。