危険なかほり、書いて大丈夫なんでしょうか(笑)?
- 2013/09/07
- 20:28

盛力健児著、『鎮魂・さらば愛しの山口組』を読んでみた。
俺ら末端のフロント企業(あくまでも元ね)レベルじゃ上層部でいったい何が起きてるのかなんて知る由もなく、これを読んで宅見組長の射殺事件のいきさつがようやく理解できた。
ただ、理解できたといってもそれはあくまでも盛力氏の見た『客観』であってすべて事実かといえば鵜呑みには出来ないけどね。
でも、まあ直参組長だし、あらまし本当なのだろうなと思う。
自分はこれを読んでふと感じたことがある。
もしさ、盛力氏の言うクーデターが本当にあって力で代目を奪い取ったとする、じゃあクーデターが未遂、或いは失敗に終わっていれば俺は捕まらずに済んだのかいなと。
いや、歴史のタラレバになんの意味もないし、今更、風俗になんの未練もない。
弘道会の司会長が六代目を襲名した直後、警察庁では弘道会取締まり本部が設置された。
安藤隆春長官は、「弘道会の弱体化なくして山口組の弱体化はなく、山口組の弱体化なくして暴力団の弱体化はない」と全国警察の本部長を集めた会議で発言し、山口組の中核組織である弘道会への取締強化の重要性を強調した。
その結果、弘道会関係の取締まりは熾烈を極めたのである(今もだけど)。
証拠に末端の末端である俺までやもん(笑)。
生活安全課にパクられるのはまあ仕方ないとしても、なんで丸暴なんだよって話だよなぁ。
もし、クーデターなど起きずに五代目体制が続いていれば自分ももう少し平和に暮らせたのかな~、なんてさ。
ただ、結果はまさに夢幻(ゆめまぼろし)の如しで是非もない終わり方をしてしまったがホント、悔いはまったくない。
勘違いしてるアホがいるかもしれないからあえてテメェらに言っておくがまったく未練なんてねぇぞ。
未練があんならYのようにパクられても名義変えるなりしてまたやるだろ(笑)。
俺はそこまで厚顔無恥じゃねぇよ。