覆面の北枕

本日も正月休み。

暇に任せて『山本五十六』を観に行ったのだが、館内はジジババだらけ。あんなに爺さん婆さんがいっぱいいる映画館って初めてなのでちょっとびびったぞ。

平日の昼間×戦争邦画＝大量ジジババという図式か、まあよろしい、隣にジジババがいないのを確認して席を予約する。

映画の感想は端折りすぎ、これにつきる。

俺の尊敬する偉人リストの上位にランキングする山本五十六、事実、俺は何回も土浦にある予科練記念館に拝観し、山本長官の銅像に手を合わせている。

しかし、土浦の話などなーんも出ない。ちょっと悲しかった。

端折りすぎでテンポがやたらと早い、よって今イチ、映画の感想は以上。

だが、今日の問題は映画じゃねぇー、俺の前の席にいたジジイだ。

コイツ、肛門がゆるいのか、数分置きにぶびっ、ぶびっと屁をこきやがる。

しかもだ、実まで出てしまってんじゃねぇかと思うほどクセェ～。飯食ったあとだから気分が悪くなり、本気で吐きそうになった。

作りや誇張じゃねぇぞ。隣に誰もいないのを確認して席を予約したがまさか前にエネミーが存在するとは予見出来なかった。

マジだから。

あれは暴力や、クソの混じった暴力や。

俺はあまりの暴力に耐え切れずついには席を移動したぐらいだ。

とにかくあの臭さである、気の短い奴ならジジイの首を絞めて殺害してしまうだろう。

もちろん殺人事件だ、さすがに無罪は無理だが、それでも俺が裁判員なら執行猶予は付けてやる、そのぐらい臭い暴力。

とにかく今日は苦しい戦いだった。

疲弊。