僕の字が綺麗なわけ
- 2013/04/24
- 00:18
俺、自慢じゃないが綺麗な字を書きますねとよく誉められる。
へり下るわけでもなんでもなく自分ではまったくそうは思っておらず、まあ人並み程度だなぐらいにしか思っていないのだが色んな人に言われるのだからとりあえず不快な文字は書いていないなと、皆様のお言葉を好意的に受けとめている。
じゃあなんでわりとまともな字が書けるようになったかと言えば結構深いわけがあってな、聞いてくれる?
今日はその話な、嫌ならテメェら速攻出てけっ!
俺はさ、子供の頃から歴史と図画工作(美術)の授業が大好きだったわけ。好き過ぎて別に勉強だなんて思っていないぐらい好きだった。
まあその辺りは普段から北枕を読んでくれてる連中はよ~くわかっていると思う。
問題は高校に入った時よ、今はどうか知らないけど俺らの頃って、美術、音楽、書道の三つのうちから一つ希望を出して芸術の授業を選択するわけ。
当然、俺の希望は美術です、しかし、希望者が多数の場合、どういう選択基準なのか知らんけど第二志望に回される。
俺、音楽は死ぬほど嫌だったんで(定期的に皆の前で一人ずつ歌わされる)、第二志望で出したのは渋々書道。
ま、そうはいっても中学時代、常に4か5の美術成績で、県展にも入選するぐらい絵のうまい俺ならばまずはじかれることはねぇだろうと慢心してたらこれがまさかの外れ。
あれ、くじ引きかなにかで決めてんのか?
だって変でしょ、一緒の中学から同じ高校に進学した奴がいるんだけど、そいつ明らかに俺より絵が下手でさ、実際中学時代の美術の成績はオール3、なのにそいつは美術取れてんだから、意味わかんねぇよなぁ。
選考の基準は絶対に教えてくれなかったけど、正直納得いかなかったな~。
ただ、まあそうはいっても決まってしまったものはどうあがいても覆せず、否応なしに書道の授業を受けざる得ない。
はじめはチンタラ書いてましたよ。だって書道なんか好きじゃねぇもん。
しかも、今だったら政教分離の原則で問題になるんじゃねぇかと思うだんけど書道の時間に写経までやらされんだぞ。
仏教関係の私立高校ならまだしも、県立の普通科で、ありえなくね?
しかも俺んち葬式があってもくるのは坊さんじゃなく神主、まったく仏教の世界とは無縁だから。
そんな俺が半紙に何枚も
摩訶般若波羅蜜多心経摩訶般若波羅蜜多心経行深般若波羅蜜多時…、って書く
とにかく、物凄くやる気ないよね。
墨だって墨汁使った方が早いのに、わざわざ硯で墨の石を研いで作るんだから(硯の水の入ってるところを海っていうんだっけ?んなこたぁ、知らねぇよ!)。
なんでも精神を集中し、心を静めて円を描くように丁寧に摺るんだとか。
どぉでもいいでっすよ(ダイタ)♪
合理主義者の俺からしたらアホかの連続すよ。
でも、まあやらねぇと居残り食らったりするから適当に書いて提出すんじゃん。
そしたらよう、テキトーに書いてんのに、「覆面くんは筋がいい」なんて先生に誉められんだよ。
俺、バカだからさぁ、誉められたら嬉しくなってしまってね、だんだん真面目に書くようになり、そしたら益々誉められてさ、それでまた上達していくという流れでね、そうこうしているうちにしぜ~んと字が並み程度に書けるようになってしまった。
親父は、「絵なんかじゃ飯食えねぇんだからテメェみてぇなバカは書道習った方がいいんだ、先生に感謝しろ、バカ」なんて喜んでたいたし(怒りながら喜ぶ人)、俺も訳わかんないんだけどとりあえず誉められてっから、ま、いっかみたいなノリで書道やってるうちに(もちろん硬筆も練習する)、字が次第に上達していったというわけよ。
人間万事塞翁が馬じゃないけど、どこでどう人生が転ぶか分からんね。
お陰で今はまあ少なくとも字で不憫な思いするってことはないかなと思っています。
ただ、くどいが自分自身で達筆だなんて微塵も思ってはいないのであしからず。
あくまでもそれなりです。
へり下るわけでもなんでもなく自分ではまったくそうは思っておらず、まあ人並み程度だなぐらいにしか思っていないのだが色んな人に言われるのだからとりあえず不快な文字は書いていないなと、皆様のお言葉を好意的に受けとめている。
じゃあなんでわりとまともな字が書けるようになったかと言えば結構深いわけがあってな、聞いてくれる?
今日はその話な、嫌ならテメェら速攻出てけっ!
俺はさ、子供の頃から歴史と図画工作(美術)の授業が大好きだったわけ。好き過ぎて別に勉強だなんて思っていないぐらい好きだった。
まあその辺りは普段から北枕を読んでくれてる連中はよ~くわかっていると思う。
問題は高校に入った時よ、今はどうか知らないけど俺らの頃って、美術、音楽、書道の三つのうちから一つ希望を出して芸術の授業を選択するわけ。
当然、俺の希望は美術です、しかし、希望者が多数の場合、どういう選択基準なのか知らんけど第二志望に回される。
俺、音楽は死ぬほど嫌だったんで(定期的に皆の前で一人ずつ歌わされる)、第二志望で出したのは渋々書道。
ま、そうはいっても中学時代、常に4か5の美術成績で、県展にも入選するぐらい絵のうまい俺ならばまずはじかれることはねぇだろうと慢心してたらこれがまさかの外れ。
あれ、くじ引きかなにかで決めてんのか?
だって変でしょ、一緒の中学から同じ高校に進学した奴がいるんだけど、そいつ明らかに俺より絵が下手でさ、実際中学時代の美術の成績はオール3、なのにそいつは美術取れてんだから、意味わかんねぇよなぁ。
選考の基準は絶対に教えてくれなかったけど、正直納得いかなかったな~。
ただ、まあそうはいっても決まってしまったものはどうあがいても覆せず、否応なしに書道の授業を受けざる得ない。
はじめはチンタラ書いてましたよ。だって書道なんか好きじゃねぇもん。
しかも、今だったら政教分離の原則で問題になるんじゃねぇかと思うだんけど書道の時間に写経までやらされんだぞ。
仏教関係の私立高校ならまだしも、県立の普通科で、ありえなくね?
しかも俺んち葬式があってもくるのは坊さんじゃなく神主、まったく仏教の世界とは無縁だから。
そんな俺が半紙に何枚も
摩訶般若波羅蜜多心経摩訶般若波羅蜜多心経行深般若波羅蜜多時…、って書く
とにかく、物凄くやる気ないよね。
墨だって墨汁使った方が早いのに、わざわざ硯で墨の石を研いで作るんだから(硯の水の入ってるところを海っていうんだっけ?んなこたぁ、知らねぇよ!)。
なんでも精神を集中し、心を静めて円を描くように丁寧に摺るんだとか。
どぉでもいいでっすよ(ダイタ)♪
合理主義者の俺からしたらアホかの連続すよ。
でも、まあやらねぇと居残り食らったりするから適当に書いて提出すんじゃん。
そしたらよう、テキトーに書いてんのに、「覆面くんは筋がいい」なんて先生に誉められんだよ。
俺、バカだからさぁ、誉められたら嬉しくなってしまってね、だんだん真面目に書くようになり、そしたら益々誉められてさ、それでまた上達していくという流れでね、そうこうしているうちにしぜ~んと字が並み程度に書けるようになってしまった。
親父は、「絵なんかじゃ飯食えねぇんだからテメェみてぇなバカは書道習った方がいいんだ、先生に感謝しろ、バカ」なんて喜んでたいたし(怒りながら喜ぶ人)、俺も訳わかんないんだけどとりあえず誉められてっから、ま、いっかみたいなノリで書道やってるうちに(もちろん硬筆も練習する)、字が次第に上達していったというわけよ。
人間万事塞翁が馬じゃないけど、どこでどう人生が転ぶか分からんね。
お陰で今はまあ少なくとも字で不憫な思いするってことはないかなと思っています。
ただ、くどいが自分自身で達筆だなんて微塵も思ってはいないのであしからず。
あくまでもそれなりです。