八重の桜を見てふと思うこと
- 2013/03/31
- 22:36
お前らは大河ドラマ八重の桜見てますか?
肺結核に冒された沖田総司が吐血しながら池田屋で獅子奮迅する歴史好きならお馴染みの名場面、あれなんか歴史をあまり知らない人が見たらなんであいつは血吐いてんのとしか思えないのにそこはな~んの説明もなしとかね、突き詰めたら色々ツッコミどころはありますけど、今んとことりあえず一度も欠かさず見ております。
ま、何よりも一番のツッコミどころはとても残念な香りがする下の写真の女性が実際の山本八重なのに演じてる役者は女性が選ぶなりたい顔ナンバーワンの綾瀬はるかだというね…。

そういうことはさておき、今回の放送で八重はいよいよ山本家に居候している蘭学者の川崎尚之助と結婚する。
この時はまだ後の夫であり、同志社大学の創設者新島穣とはなんの面識もない。
歴史にタラレバは不毛だが、仮に戊辰戦争が起きなければ山本八重は夫婦(めおと)として終生川崎尚之助と、共に白髪の生えるまで仲睦まじく幸せに暮らしたことだと思う。
だが無常にも戦争が二人の仲を切り裂いた。
尚之助自身も戊辰戦争にはゲーベル銃を片手に会津軍の一員として従軍はしたけれど出石藩(今の兵庫県)出身の尚之助にしてみりゃ所詮は他人事、根っからの会津っぽである八重とは違い、従軍することに大きな意義を見いだせなかったのだと思う。
時は明治に移ろい、異国の優れた技術が日本に流入し、いよいよ文明開化を迎える時である、優秀な蘭学者の尚之助は幕藩体制にこだわり、いつまでも古いしきたりを重んじる会津にむしろ疑問を抱いていたというのが本音であると思う。
一方妻の八重はそういう難しいことは抜きにしてふるさと会津を守るため、女だてらにやる気満々、尚之助の消極的な態度に嫌気がさし我慢がならなかったのだと思う。
散々話し合ったが二人の溝は広がるばかり、結局気持ちの差は埋められず、尚之助は八重と別れ、会津を後にする。
まだ先の話であり、勝手なことは言えんが恐らくここまでが前半のハイライトだと思う。
実は俺もふと思うんだよねぇ。
今日の本題は大河ドラマの話じゃなく俺の話ね、随分引っ張ったなぁ(笑)。
いやさ、結婚している時、俺自身浮気なんて考えたことは露ほどもなく、確かに意見の相違から喧嘩は山ほどしましたけど、嫁さんのことを本当に愛しておりました。
嫁さんはどう思っているか分かりませんけど少なくとも俺自身は誓ってそう断言できる。
口に出しては言わなかったが本当にこいつと結婚してよかったなぁといつも思ってました。
しかし、それこそタラレバになってしまうがあの逮捕さえなければ今も仲睦まじく暮らしていたんじゃないかと思うんだよね。
戦争に運命を翻弄された尚之助、八重と同じで、逮捕という霹靂が生活を一変させると互いの関係は次第にギクシャクし、いっぺん狂った歯車はもはや修正不可能となり、そこにあるのは離婚届の薄っぺらい紙一枚のみ。
儚いもんだよ。
なんでこうなっちまったんだろうと何度空を見上げたことか。
正直今でもたま~に結婚してたときのことを夢に見るよ。
見るのは決まって幸せだった楽しかったときの夢。
もちろん、俺も男、意地やプライドもあるからいつまでも過去に捉われてばかりはいられず、なんのかんのいっても結局は前に進むしかないのだが今日は八重の桜を見てふと思ったって話ね。
湿っぽいのはらしくないんであんまこういうことは話したくなかったがたまにはまあいいかなぁと思ってさ。
新しい春が来たな。
桜は今年も綺麗だ。
肺結核に冒された沖田総司が吐血しながら池田屋で獅子奮迅する歴史好きならお馴染みの名場面、あれなんか歴史をあまり知らない人が見たらなんであいつは血吐いてんのとしか思えないのにそこはな~んの説明もなしとかね、突き詰めたら色々ツッコミどころはありますけど、今んとことりあえず一度も欠かさず見ております。
ま、何よりも一番のツッコミどころはとても残念な香りがする下の写真の女性が実際の山本八重なのに演じてる役者は女性が選ぶなりたい顔ナンバーワンの綾瀬はるかだというね…。

そういうことはさておき、今回の放送で八重はいよいよ山本家に居候している蘭学者の川崎尚之助と結婚する。
この時はまだ後の夫であり、同志社大学の創設者新島穣とはなんの面識もない。
歴史にタラレバは不毛だが、仮に戊辰戦争が起きなければ山本八重は夫婦(めおと)として終生川崎尚之助と、共に白髪の生えるまで仲睦まじく幸せに暮らしたことだと思う。
だが無常にも戦争が二人の仲を切り裂いた。
尚之助自身も戊辰戦争にはゲーベル銃を片手に会津軍の一員として従軍はしたけれど出石藩(今の兵庫県)出身の尚之助にしてみりゃ所詮は他人事、根っからの会津っぽである八重とは違い、従軍することに大きな意義を見いだせなかったのだと思う。
時は明治に移ろい、異国の優れた技術が日本に流入し、いよいよ文明開化を迎える時である、優秀な蘭学者の尚之助は幕藩体制にこだわり、いつまでも古いしきたりを重んじる会津にむしろ疑問を抱いていたというのが本音であると思う。
一方妻の八重はそういう難しいことは抜きにしてふるさと会津を守るため、女だてらにやる気満々、尚之助の消極的な態度に嫌気がさし我慢がならなかったのだと思う。
散々話し合ったが二人の溝は広がるばかり、結局気持ちの差は埋められず、尚之助は八重と別れ、会津を後にする。
まだ先の話であり、勝手なことは言えんが恐らくここまでが前半のハイライトだと思う。
実は俺もふと思うんだよねぇ。
今日の本題は大河ドラマの話じゃなく俺の話ね、随分引っ張ったなぁ(笑)。
いやさ、結婚している時、俺自身浮気なんて考えたことは露ほどもなく、確かに意見の相違から喧嘩は山ほどしましたけど、嫁さんのことを本当に愛しておりました。
嫁さんはどう思っているか分かりませんけど少なくとも俺自身は誓ってそう断言できる。
口に出しては言わなかったが本当にこいつと結婚してよかったなぁといつも思ってました。
しかし、それこそタラレバになってしまうがあの逮捕さえなければ今も仲睦まじく暮らしていたんじゃないかと思うんだよね。
戦争に運命を翻弄された尚之助、八重と同じで、逮捕という霹靂が生活を一変させると互いの関係は次第にギクシャクし、いっぺん狂った歯車はもはや修正不可能となり、そこにあるのは離婚届の薄っぺらい紙一枚のみ。
儚いもんだよ。
なんでこうなっちまったんだろうと何度空を見上げたことか。
正直今でもたま~に結婚してたときのことを夢に見るよ。
見るのは決まって幸せだった楽しかったときの夢。
もちろん、俺も男、意地やプライドもあるからいつまでも過去に捉われてばかりはいられず、なんのかんのいっても結局は前に進むしかないのだが今日は八重の桜を見てふと思ったって話ね。
湿っぽいのはらしくないんであんまこういうことは話したくなかったがたまにはまあいいかなぁと思ってさ。
新しい春が来たな。
桜は今年も綺麗だ。