たまには真面目な話
- 2013/03/23
- 23:12
TPP、基本的に賛成だが米だけは自由化絶対反対。
俺は別に日本の農家のためだなんて思っちゃいない。
そんな狭い料簡じゃなく日本人の未来を考えて反対するのだ。
関税が撤廃され、アメリカから安くてうまい、しかも安全な米が入ってきたらどうなるでしょう?
一部の金持ちを除き、大多数の日本人は日本国内の米よりもアメリカ産米を選びます。
残念だが間違いない。それが現実。
そんなもんだよ、日本人の愛国心なんて。背に腹は変えられず、結局偉そうなことを言っても我が身可愛さで何よりも安さを優先するのがこの国の人間たちなんだから。
そうなれば魚沼産コシヒカリ等、一部のブランド米生産者を除いた大多数の米農家が辿る道は言わずもがな廃業である。
ここまでは別にかまわないと思っている。自由経済は資本主義の原理原則、弱肉強食こそが本当の意味で健全な姿だと思う。
ただ、世界経済が恒久的にうまく循環しているのなら日本の百姓がいくら没落しようが構わないが俺がいいたいのはそんな保障っていったいどこにあるんですかってこと。
なんらかの原因で他国との関係がこじれ、日本には米を金輪際輸出しませんよとなったらどうなりますか?
石油を封鎖され、戦争への道を選ばざるを得なかった70年前の日本と同じだ。
農産物を封鎖されたら自給出来るのはせいぜい魚ぐらい、極端な話、食料を封鎖されるというのは石油を封鎖されるよりもよっぽど恐ろしい。
当たり前だが石油がなくても生きてはいけるが食料がなかったら生きてはいけない。
すなわち人間としての根源を失う。
アメリカに食料を餌に無理難題を突き付けられるのが非常に怖い。
そうなったら首脳陣は戦争を回避しようとその無理難題を飲んでしまうだろうし、いったん飲んでしまったら最後、要求は益々エスカレートしてしまうだろう。
もしかしたらこういったことは考えすぎなのかも知れない。
しかし、最悪のことを想定しておかなったら日本人は自滅する。
原発事故や津波の悲劇を見るまでもなく日本人の欠点は平和ぼけしてそんなことは起きやしないと根拠もないのに物事をひどく楽観的に考えることである。
安易に経済活性化なんていっている無能は先々のことを考えてほしい。
戦争がない平和な世の中がもちろん一番です。
だが有史以来、争いのなかったときはたった一度もないのである。
今も昔も戦はなくならず、世界のどこかしらでこの瞬間も鉛の弾が飛びかっている。
北朝鮮のミサイル発射口が日本を向き、中国の巡視船が連日領海を侵犯しているにも関わらず、日本人は戦争を所詮対岸の火事としか思っちゃいない。
景気へのカンフル剤としてのTPP交渉、大いに歓迎である。
ただ、大切なことはなんとしてでも死守して頂きたい。
バカがバカなりに考えた答えです。
聖域の確保、お願いします。
俺は別に日本の農家のためだなんて思っちゃいない。
そんな狭い料簡じゃなく日本人の未来を考えて反対するのだ。
関税が撤廃され、アメリカから安くてうまい、しかも安全な米が入ってきたらどうなるでしょう?
一部の金持ちを除き、大多数の日本人は日本国内の米よりもアメリカ産米を選びます。
残念だが間違いない。それが現実。
そんなもんだよ、日本人の愛国心なんて。背に腹は変えられず、結局偉そうなことを言っても我が身可愛さで何よりも安さを優先するのがこの国の人間たちなんだから。
そうなれば魚沼産コシヒカリ等、一部のブランド米生産者を除いた大多数の米農家が辿る道は言わずもがな廃業である。
ここまでは別にかまわないと思っている。自由経済は資本主義の原理原則、弱肉強食こそが本当の意味で健全な姿だと思う。
ただ、世界経済が恒久的にうまく循環しているのなら日本の百姓がいくら没落しようが構わないが俺がいいたいのはそんな保障っていったいどこにあるんですかってこと。
なんらかの原因で他国との関係がこじれ、日本には米を金輪際輸出しませんよとなったらどうなりますか?
石油を封鎖され、戦争への道を選ばざるを得なかった70年前の日本と同じだ。
農産物を封鎖されたら自給出来るのはせいぜい魚ぐらい、極端な話、食料を封鎖されるというのは石油を封鎖されるよりもよっぽど恐ろしい。
当たり前だが石油がなくても生きてはいけるが食料がなかったら生きてはいけない。
すなわち人間としての根源を失う。
アメリカに食料を餌に無理難題を突き付けられるのが非常に怖い。
そうなったら首脳陣は戦争を回避しようとその無理難題を飲んでしまうだろうし、いったん飲んでしまったら最後、要求は益々エスカレートしてしまうだろう。
もしかしたらこういったことは考えすぎなのかも知れない。
しかし、最悪のことを想定しておかなったら日本人は自滅する。
原発事故や津波の悲劇を見るまでもなく日本人の欠点は平和ぼけしてそんなことは起きやしないと根拠もないのに物事をひどく楽観的に考えることである。
安易に経済活性化なんていっている無能は先々のことを考えてほしい。
戦争がない平和な世の中がもちろん一番です。
だが有史以来、争いのなかったときはたった一度もないのである。
今も昔も戦はなくならず、世界のどこかしらでこの瞬間も鉛の弾が飛びかっている。
北朝鮮のミサイル発射口が日本を向き、中国の巡視船が連日領海を侵犯しているにも関わらず、日本人は戦争を所詮対岸の火事としか思っちゃいない。
景気へのカンフル剤としてのTPP交渉、大いに歓迎である。
ただ、大切なことはなんとしてでも死守して頂きたい。
バカがバカなりに考えた答えです。
聖域の確保、お願いします。