覆面の北枕

櫻井敦司さんの急逝は驚いた。

群馬の土地が生んだ才能、氷室京介と同じ学び舎の出身、BOØWYの後を継ぐように登場したBUCK-TICK。本人たちにとって本意か不本意かは分からぬがBUCK-TICKはポストBOØWYとしてたちまち脚光を浴びる。のちのヴィジュアル系バンドに多大な影響を与え、80年代後半の音楽シーンをけん引したといっていいだろう。

初期の頃のBUCK-TICKはアルバムを買ってよく聴いていた。特に「JUPITER」のメロディーは、時代と共に心の隅に刻まれた。俺の中でのJUPITERは平原綾香ではなくBUCK-TICK、それぐらいJUPITERは名曲であると思う。

俺自身、決して熱狂的なファンというわけではなかった。しかし、彼らの音楽をYouTubeで聴くたび、過ぎ去った日々が蘇り、若き日の思い出が胸に甦ったのも事実。

あくまでも私見であるがバンドとは結局、ボーカリストにその魅力が集約されると考えている。スティーヴン・タイラーのいないエアロスミスをエアロスミスとは言わず、ミック・ジャガーのいないストーンズをストーンズとは呼べない。

今後、BUCK-TICKがどうなるのか分からないが、櫻井さんのいないBUCK-TICKをBUCK-TICKと呼ぶにはあまりにも距離があり過ぎて遠い。

いくらキース・リチャーズや布袋寅泰がバンドの屋台骨を支えていたとしても、バンド活動に於いてはミックや氷室京介を超えることが出来ない。繰り返すがあくまでも私論。

突然の出来事はメンバーもファンも打ちのめされたことだろう。バンドが方向性の違いやメンバー間の確執で解散することなら想像もできる、強い個性と個性のぶつかり合いであるならそれも致し方ないと納得もする。しかし、こんなに突然、中心となる存在が去るとは、想像もしていなかった。ヤフーニュースでコンサート中、櫻井さんが倒れ、病院に搬送されたのは知っていた。悪い病気でなければよいがと思っていただけに残念でならない。

今は冥福を祈るのみだ。


>>ゆい^^ちゃん

事務職は結局のところ残る人はもちろんいると思う。生成AIの時代になっても指示を出す人と帰ってきた答えをチェックする人は必要だろうからね。特に日本人の特性として、どこまでいっても最終的な確認は人力による目視であると思いますね。

資格を取るのであればコンピューターがあまり入り込む余地のない技術系がいいと思います。本当はいつの時代も髪は伸びるので美容師がいいと思うけど、手が薬品で荒れたりする人もいるからね。