ブログの文字数
- 2023/10/13
- 14:41
下手の横好き、ブログの更新は趣味の一つだが、最近はその文字数に特別な意識を払っている。
先日書いた「日立市への定住者促進」はあまりにも長文となってしまったが、あれは例外中の例外。今では一つの投稿を出来る限り800文字程度に収めることを目指している。
朝日新聞の「天声人語」は一律文字数が603文字に統一されている。左に寄り過ぎた内容の是非はともかくとして603文字という短さでありながら、読者の心に響くメッセージを的確に伝える技巧はさすがだ。特定の論説委員が一定期間「天声人語子」として執筆しているその背景を考えると、文字数制限がただの制約ではなく、編集の技とも言えるだろう。
なお、特定の論説委員は完全匿名、過去に天声人語の執筆をしていたと明かす記者はいても、現在の担当者は不明だ。朝日新聞社内でも天声人語の執筆者を知るものは少ない。
かつては、ブログの自由度の高さを無制限の文字数で享受していた時期もあった。文字数に捉われず好き放題書いていた。だが、スマートフォンの時代を迎え、読者の時間や注意力は限られてきた。それゆえ、無駄のない、要点のみを伝える文章の技巧が求められるようになった。
簡潔な文章はツイッターで充分と言われるかもしれない。ブログには週刊誌やツイッターの中間地点を担う存在として、読者に深みを感じさせつつも、冗長にならない文章が必要とされている。800文字という制約の中で、読後感の程よい余韻に浸れる記事の更新は現代のブロガーにとっての新たな挑戦とも言えるだろう。
その新たな挑戦とやらをいったい誰がなんのために読むのだろうか、ランキングの数字こそ、それなりであるが、俺が複数回アクセスしているだけで実際は誰も読んでなどいないのではなかろうかと時折不安になる。
ちなみに本記事の文字数は786文字、ほぼ規定文字数通り。そして相変わらず誰も読んでいないのだろうなと思う。
先日書いた「日立市への定住者促進」はあまりにも長文となってしまったが、あれは例外中の例外。今では一つの投稿を出来る限り800文字程度に収めることを目指している。
朝日新聞の「天声人語」は一律文字数が603文字に統一されている。左に寄り過ぎた内容の是非はともかくとして603文字という短さでありながら、読者の心に響くメッセージを的確に伝える技巧はさすがだ。特定の論説委員が一定期間「天声人語子」として執筆しているその背景を考えると、文字数制限がただの制約ではなく、編集の技とも言えるだろう。
なお、特定の論説委員は完全匿名、過去に天声人語の執筆をしていたと明かす記者はいても、現在の担当者は不明だ。朝日新聞社内でも天声人語の執筆者を知るものは少ない。
かつては、ブログの自由度の高さを無制限の文字数で享受していた時期もあった。文字数に捉われず好き放題書いていた。だが、スマートフォンの時代を迎え、読者の時間や注意力は限られてきた。それゆえ、無駄のない、要点のみを伝える文章の技巧が求められるようになった。
簡潔な文章はツイッターで充分と言われるかもしれない。ブログには週刊誌やツイッターの中間地点を担う存在として、読者に深みを感じさせつつも、冗長にならない文章が必要とされている。800文字という制約の中で、読後感の程よい余韻に浸れる記事の更新は現代のブロガーにとっての新たな挑戦とも言えるだろう。
その新たな挑戦とやらをいったい誰がなんのために読むのだろうか、ランキングの数字こそ、それなりであるが、俺が複数回アクセスしているだけで実際は誰も読んでなどいないのではなかろうかと時折不安になる。
ちなみに本記事の文字数は786文字、ほぼ規定文字数通り。そして相変わらず誰も読んでいないのだろうなと思う。