段ボール製の授乳室に思う
- 2023/10/02
- 11:22
島根県の道の駅に設置された段ボール製の授乳室が物議を醸している。
結局、段ボールの性質上、男性に覗かれるなど安全性を不安視され撤去された。
あくまでも個人的な意見であるが、ホームセンターで木材や金具を買ってくれば簡単に作れるだろう、費用だって3万円もあれば足りる、手先の器用な職員、若しくは地元の大工さんに手伝ってもらうかして作ればいいのにと思った。災害時の一時避難所であれば段ボール製も分かるが平時にこれはないだろう。
もちろん設置した道の駅に悪意はなく、育児中のママさんのためを慮り、善意からの設置なのは分かる。また、そう思いたい。こんな騒動になるのであれば授乳室なんか作らなければよかったが製作を担当した職員の嘘偽らざる本音であると思う。
問題は今回の段ボール授乳室に限らず、安易な善意が却って人を不快にさせたり、怒らせてしまったりすることだ。ここは俺も結構注意している。「余計なお世話」にならぬよう、行為だけでなく、言葉にも注意をしている。
身内の恥を晒すようで情けなくもあるが、親父がとにかくこの傾向が強いのだ。
確かに一般論としては概ね正論をいっている場合が多い。ただ、その正論が果たしてその人にためになるかは別の問題だ。また正論がいくら正論であっても琴線に触れるとそれを言っちゃおしまいだになる。本人がよかれと思っていった言葉やした行為が却って仇となり、揉め事になる。実際、親類を含め、多くの人と疎遠になってしまった。その親類には実の兄弟も含まれる。
法律を犯さず、公序良俗に反していなければ相手がどんなに回り道や無駄なことをしていても放っておけと思ってしまう。最低限他人に迷惑をかけていなければあまり口を挟むべきではないが俺の考え。聞かれればこういう方法もありますよと教えてはやるが、決して押し売りはしない。選択肢を増やしてやり、あとは自分でどれを選ぶかを決めればいい。
その選択肢も聞かれなければわざわざ言わない。意地悪ではない、それが結果としていらぬ揉め事を起こさずに済む秘訣だったりする。
恐らく、俺がこういうふうに思うようになったのは親父が起こすつまらぬ揉め事にうんざりしているのに加え、違法フーゾクに従事していた経験が多分に影響をしているはずだ。
違法フーゾクをなりわいにしていると否が応でもトラブルに巻き込まれる。直接自分の利害に関わる話でなければあえて首を突っ込まない。途中からそう決めた。得てしてこの手のトラブルは一方通行の話だ。義憤にかられ、成敗してやると乗り込んだはいいが、よくよく話を聞くと被害者が実は加害者であったりする。あべこべだ。
それゆえ、最終的には配偶者や交際相手からの暴力やハラスメントに困っていると女の子から相談を受けても警察か弁護士に相談しろといって相手にしなくなってしまった。これが結果としてよい処世術になり、今に至る。
自分でいくらそれが良いと思っても他人がどう評価するかはまったくの別物だ。恨まれてつまらぬ思いをするぐらいなら初めからしない方がいい。案外ドライだが、その方がむしろ健全な関係を築ける。わが父を見て反面教師にしている。
結局、段ボールの性質上、男性に覗かれるなど安全性を不安視され撤去された。
あくまでも個人的な意見であるが、ホームセンターで木材や金具を買ってくれば簡単に作れるだろう、費用だって3万円もあれば足りる、手先の器用な職員、若しくは地元の大工さんに手伝ってもらうかして作ればいいのにと思った。災害時の一時避難所であれば段ボール製も分かるが平時にこれはないだろう。
もちろん設置した道の駅に悪意はなく、育児中のママさんのためを慮り、善意からの設置なのは分かる。また、そう思いたい。こんな騒動になるのであれば授乳室なんか作らなければよかったが製作を担当した職員の嘘偽らざる本音であると思う。
問題は今回の段ボール授乳室に限らず、安易な善意が却って人を不快にさせたり、怒らせてしまったりすることだ。ここは俺も結構注意している。「余計なお世話」にならぬよう、行為だけでなく、言葉にも注意をしている。
身内の恥を晒すようで情けなくもあるが、親父がとにかくこの傾向が強いのだ。
確かに一般論としては概ね正論をいっている場合が多い。ただ、その正論が果たしてその人にためになるかは別の問題だ。また正論がいくら正論であっても琴線に触れるとそれを言っちゃおしまいだになる。本人がよかれと思っていった言葉やした行為が却って仇となり、揉め事になる。実際、親類を含め、多くの人と疎遠になってしまった。その親類には実の兄弟も含まれる。
法律を犯さず、公序良俗に反していなければ相手がどんなに回り道や無駄なことをしていても放っておけと思ってしまう。最低限他人に迷惑をかけていなければあまり口を挟むべきではないが俺の考え。聞かれればこういう方法もありますよと教えてはやるが、決して押し売りはしない。選択肢を増やしてやり、あとは自分でどれを選ぶかを決めればいい。
その選択肢も聞かれなければわざわざ言わない。意地悪ではない、それが結果としていらぬ揉め事を起こさずに済む秘訣だったりする。
恐らく、俺がこういうふうに思うようになったのは親父が起こすつまらぬ揉め事にうんざりしているのに加え、違法フーゾクに従事していた経験が多分に影響をしているはずだ。
違法フーゾクをなりわいにしていると否が応でもトラブルに巻き込まれる。直接自分の利害に関わる話でなければあえて首を突っ込まない。途中からそう決めた。得てしてこの手のトラブルは一方通行の話だ。義憤にかられ、成敗してやると乗り込んだはいいが、よくよく話を聞くと被害者が実は加害者であったりする。あべこべだ。
それゆえ、最終的には配偶者や交際相手からの暴力やハラスメントに困っていると女の子から相談を受けても警察か弁護士に相談しろといって相手にしなくなってしまった。これが結果としてよい処世術になり、今に至る。
自分でいくらそれが良いと思っても他人がどう評価するかはまったくの別物だ。恨まれてつまらぬ思いをするぐらいなら初めからしない方がいい。案外ドライだが、その方がむしろ健全な関係を築ける。わが父を見て反面教師にしている。