なんのメリットもないのにする愉快犯のアホさ加減よ
- 2023/08/23
- 11:11
脅迫FAX送信で男二人が逮捕された事件、恐らく送信はアナログ式の旧来型のFAXではなく、インターネットFAXを使っているのだろうと思っていたが、事実そうだった。
いつだったか、水戸市の市役所に送られてきた脅迫メールもコイツらの仕業だろうか。
インターネットFAXとは紙を必要としないWEB上のFAX。端的にいうとメールのやりとりのようなもの。メールアドレスが電話番号になったといえば分かりやすい。
データの送信は紙に書いたものをスキャンし、PDF化して送信するか、或いは管理画面内でメールを打つように文章を書いて、その文章をメールと同じように送る方法となる。送られてきたFAXはPDFなどのデジタルデータに変換されるので、パソコンやスマートフォンなどでメールとして受信し内容を閲覧することができる、プリンターを使って印刷も可能だ。
そうなると、確実に秘匿性が高いTorブラウザを使い、更にVPN接続をして、身元バレを防いでいるのだろうなと思っていた。新聞の情報だとまさにその通り。
問題はなぜTorを使い、VPN接続しているにも関わらず逮捕されたのか、これが分からなかった。
真偽のほどは分からないが、アメリカNASAの情報活動機関であるとこの手の秘匿性の高いWEBアクセスでも特定が可能であると言われている。仮にそれが事実であったとしても手の内を明かすようなことはしない。個人的には眉唾物な話であると思っているが……。
なお、TorやVPNが必ずしも悪だという話ではない。事実、日本政府の外交官が日本に向け、なにか機密情報を送る場合、Torを使っているといわれる。
そりゃあそうだろう、中国やロシアからそのままメールで日本国内に機密情報を送るのは自殺行為だ。企業でも特に特許に絡むような機密性が高い情報の場合、この手の秘匿性ツールを利用しているだろう。
裏を返せば日本の警察レベルであると残念ながら暴けない。
今回の事件もまた、多分だが、単純なヒューマンエラーが端緒ではないかと思っていたらその通りだ。朝日新聞の記事によると、「コイツが怪しい」、第三者からの情報提供が突破口となり、捜査が進展したとある。具体的にどういった情報提供かは捜査上の問題もあり、記されていなかったが、やはり容疑者のツイッターが取っ掛かりであった。
余計なツイートをしてしまった、早い話が下手を打ったのだ。
この手の愉快犯の源泉はちっぽけな自己顕示欲である。
世間に騒ぎ立てられることに快楽を覚えると同時に誰かに言いたくて仕方がない。黙っていれば捜査も手詰まりだったものの、わざわざ露呈するような愚を犯す。
いずれにせよ、30万件も脅迫FAXを送っていれば実刑判決は免れない。見せしめの意味もあり、司法の判断は相当厳しいものとなるだろう。
今回の逮捕をもって、本来一番自分たちが恐れているはずの氏名や顔写真公開など、身バレ、顔バレが起きてしまった。デジタルタトゥーとして自身の個人情報が半永久的に晒されるとは随分皮肉だ。出所後の人生はブラックホール並みに暗い。
善悪の大小は別にして、特殊詐欺に加担する原動力は理解できるが、この手の愉快犯は理解に苦しむ。成功したところでひたすら歪んだ承認欲求が満たされるだけ。医学的には犯行がうまくいくとセロトニンやドーパミンなどの脳内ホルモンが過剰に分泌され、麻薬を摂取したときに近い、或いはそれ以上の快楽を得られるのであろうが、如何せん、得られるものに対してリターンが少なすぎるどころか、法的な制裁に加え、社会的な制裁を加わるのでマイナスだ。
今回捕まった二人は一刻も早く死んで欲しい。
いつだったか、水戸市の市役所に送られてきた脅迫メールもコイツらの仕業だろうか。
インターネットFAXとは紙を必要としないWEB上のFAX。端的にいうとメールのやりとりのようなもの。メールアドレスが電話番号になったといえば分かりやすい。
データの送信は紙に書いたものをスキャンし、PDF化して送信するか、或いは管理画面内でメールを打つように文章を書いて、その文章をメールと同じように送る方法となる。送られてきたFAXはPDFなどのデジタルデータに変換されるので、パソコンやスマートフォンなどでメールとして受信し内容を閲覧することができる、プリンターを使って印刷も可能だ。
そうなると、確実に秘匿性が高いTorブラウザを使い、更にVPN接続をして、身元バレを防いでいるのだろうなと思っていた。新聞の情報だとまさにその通り。
問題はなぜTorを使い、VPN接続しているにも関わらず逮捕されたのか、これが分からなかった。
真偽のほどは分からないが、アメリカNASAの情報活動機関であるとこの手の秘匿性の高いWEBアクセスでも特定が可能であると言われている。仮にそれが事実であったとしても手の内を明かすようなことはしない。個人的には眉唾物な話であると思っているが……。
なお、TorやVPNが必ずしも悪だという話ではない。事実、日本政府の外交官が日本に向け、なにか機密情報を送る場合、Torを使っているといわれる。
そりゃあそうだろう、中国やロシアからそのままメールで日本国内に機密情報を送るのは自殺行為だ。企業でも特に特許に絡むような機密性が高い情報の場合、この手の秘匿性ツールを利用しているだろう。
裏を返せば日本の警察レベルであると残念ながら暴けない。
今回の事件もまた、多分だが、単純なヒューマンエラーが端緒ではないかと思っていたらその通りだ。朝日新聞の記事によると、「コイツが怪しい」、第三者からの情報提供が突破口となり、捜査が進展したとある。具体的にどういった情報提供かは捜査上の問題もあり、記されていなかったが、やはり容疑者のツイッターが取っ掛かりであった。
余計なツイートをしてしまった、早い話が下手を打ったのだ。
この手の愉快犯の源泉はちっぽけな自己顕示欲である。
世間に騒ぎ立てられることに快楽を覚えると同時に誰かに言いたくて仕方がない。黙っていれば捜査も手詰まりだったものの、わざわざ露呈するような愚を犯す。
いずれにせよ、30万件も脅迫FAXを送っていれば実刑判決は免れない。見せしめの意味もあり、司法の判断は相当厳しいものとなるだろう。
今回の逮捕をもって、本来一番自分たちが恐れているはずの氏名や顔写真公開など、身バレ、顔バレが起きてしまった。デジタルタトゥーとして自身の個人情報が半永久的に晒されるとは随分皮肉だ。出所後の人生はブラックホール並みに暗い。
善悪の大小は別にして、特殊詐欺に加担する原動力は理解できるが、この手の愉快犯は理解に苦しむ。成功したところでひたすら歪んだ承認欲求が満たされるだけ。医学的には犯行がうまくいくとセロトニンやドーパミンなどの脳内ホルモンが過剰に分泌され、麻薬を摂取したときに近い、或いはそれ以上の快楽を得られるのであろうが、如何せん、得られるものに対してリターンが少なすぎるどころか、法的な制裁に加え、社会的な制裁を加わるのでマイナスだ。
今回捕まった二人は一刻も早く死んで欲しい。