いったい何を考えてんだろう
- 2023/08/04
- 13:15
日大アメフト部から大麻片が回収された。併せて覚醒剤成分入りの錠剤も見つかった。また、先日は東農大のボクシング部員が大麻所持で逮捕されている。
大麻が健康に悪影響を及ぼすかどうかは未だ議論途上であり、医師の見解も分かれるが、日本での所持はあくまでも違法。合法の国も多いといった意見は今回の逮捕に限っていえば意味がない。所持していけないと決められている法律を守らなかったのは事実だ。
他国であれば合法だとの論理は日本国内の法律を守り、はじめて通用する。そのうえで大麻所持に対する合理性を司法と行政に訴えて法律を変える。そこをすっ飛ばして、大麻所持で捕まった被疑者が大麻は健康に害がなく、アメリカの一部の州やカナダでは合法だと開き直るは論理のすり替えでしかない。説得力がまるでない。単なる言い訳だ。
スピード違反で捕まった運転手がドイツのアウトバーンでは制限速度に縛りがない、だから日本の高速道路でも何キロ出してもいいはずだと開き直ったところで交機の警察官は見逃してくれない。当たり前だ。出したスピードによっては逮捕もある。大麻の合法化云々も同じ。
ともあれ、たまたま露呈したのがこの2つの部活だけであって、実際は他の大学でも大麻や違法ドラッグが蔓延していると考える方が自然だ。
偏見かもしれないが、レゲエやヒップホップ系のクラブだとなんとなくではあるが、大麻を吸引している連中も多いんじゃないかと思ってしまう。事実、それ系のイベントだと大麻は切り離せないとうそぶく奴もいる。
ただ、驚きはアメフトやボクシングなど、一見すると大麻とは対極にいるように思える運動部の学生が使用していたことだ。しかも、今回は覚醒剤まで見つかっている。大麻がゲートウェイドラッグとして機能するか否かも大麻の安全性同様、議論が尽きないが、こうした現実を見ると全く無縁ではないように思えてしまう。
もう繰り返し書いているが、違法ドラッグにまったく興味がないため、具体的にどういった快楽的な作用があるのか、どこで購入をするのか本当に分からない。販売元を辿る気になれば辿れるだろうが、今更わざわざ藪蛇をつつく必要もない。辛うじて違法ドラッグに指定されていない脱法ドラッグについても同様。「これは合ドラ、使っても逮捕されないよ」と言われても使わないし、過去も使ったことがない。未来も同様だ。
今は違法だが、20年ぐらい前だと「ラッシュ」なる鼻から吸引する合ドラがあった。表向きはビデオヘッドクリーナーとして通販やアダルトグッズ販売店で売っていた。なぜビデオヘッドクリーナーが家電量販店ではなくアダルトグッズ販売店で売っているんだよと文句の一つも言いたくなるが、目的はビデオヘッドクリーナーとしてではなく、単なる快楽のため。ご丁寧にもラッシュの小瓶には、「本製品はビデオヘッドクリーナーです。用途以外の使用はお控えください」との文言が書いてあり、いったいなんのブラックジョークかと思ったほどだ。
俺のところで働いていた女の子がいっとき好んで使っていたが、それですら、「いくら合法とはいえ、やめといた方がいいんじゃないか」といっていたぐらいだ。
将来有望な若者がいっときの気の迷いとはいえ、違法ドラッグで道を踏み外すのは愚か者以外の何ものでもない。この手の犯罪は再犯率が著しく高いのも特徴だ。大学に行ってまで道を踏み外さなくとも思うが、じゃあ大学に行かなければ道を踏み外していいのかといえばもちろん違う。
大麻が健康に悪影響を及ぼすかどうかは未だ議論途上であり、医師の見解も分かれるが、日本での所持はあくまでも違法。合法の国も多いといった意見は今回の逮捕に限っていえば意味がない。所持していけないと決められている法律を守らなかったのは事実だ。
他国であれば合法だとの論理は日本国内の法律を守り、はじめて通用する。そのうえで大麻所持に対する合理性を司法と行政に訴えて法律を変える。そこをすっ飛ばして、大麻所持で捕まった被疑者が大麻は健康に害がなく、アメリカの一部の州やカナダでは合法だと開き直るは論理のすり替えでしかない。説得力がまるでない。単なる言い訳だ。
スピード違反で捕まった運転手がドイツのアウトバーンでは制限速度に縛りがない、だから日本の高速道路でも何キロ出してもいいはずだと開き直ったところで交機の警察官は見逃してくれない。当たり前だ。出したスピードによっては逮捕もある。大麻の合法化云々も同じ。
ともあれ、たまたま露呈したのがこの2つの部活だけであって、実際は他の大学でも大麻や違法ドラッグが蔓延していると考える方が自然だ。
偏見かもしれないが、レゲエやヒップホップ系のクラブだとなんとなくではあるが、大麻を吸引している連中も多いんじゃないかと思ってしまう。事実、それ系のイベントだと大麻は切り離せないとうそぶく奴もいる。
ただ、驚きはアメフトやボクシングなど、一見すると大麻とは対極にいるように思える運動部の学生が使用していたことだ。しかも、今回は覚醒剤まで見つかっている。大麻がゲートウェイドラッグとして機能するか否かも大麻の安全性同様、議論が尽きないが、こうした現実を見ると全く無縁ではないように思えてしまう。
もう繰り返し書いているが、違法ドラッグにまったく興味がないため、具体的にどういった快楽的な作用があるのか、どこで購入をするのか本当に分からない。販売元を辿る気になれば辿れるだろうが、今更わざわざ藪蛇をつつく必要もない。辛うじて違法ドラッグに指定されていない脱法ドラッグについても同様。「これは合ドラ、使っても逮捕されないよ」と言われても使わないし、過去も使ったことがない。未来も同様だ。
今は違法だが、20年ぐらい前だと「ラッシュ」なる鼻から吸引する合ドラがあった。表向きはビデオヘッドクリーナーとして通販やアダルトグッズ販売店で売っていた。なぜビデオヘッドクリーナーが家電量販店ではなくアダルトグッズ販売店で売っているんだよと文句の一つも言いたくなるが、目的はビデオヘッドクリーナーとしてではなく、単なる快楽のため。ご丁寧にもラッシュの小瓶には、「本製品はビデオヘッドクリーナーです。用途以外の使用はお控えください」との文言が書いてあり、いったいなんのブラックジョークかと思ったほどだ。
俺のところで働いていた女の子がいっとき好んで使っていたが、それですら、「いくら合法とはいえ、やめといた方がいいんじゃないか」といっていたぐらいだ。
将来有望な若者がいっときの気の迷いとはいえ、違法ドラッグで道を踏み外すのは愚か者以外の何ものでもない。この手の犯罪は再犯率が著しく高いのも特徴だ。大学に行ってまで道を踏み外さなくとも思うが、じゃあ大学に行かなければ道を踏み外していいのかといえばもちろん違う。