1年
- 2023/07/11
- 17:16
安倍元首相の横死から一年、色々考えさせられる。
政敵をあえてあおり、そこから権力行使のエネルギーをくみ上げる手法は政治家としてもっとも支持者を得やすい典型的な劇場型の政治手法であり、ヒトラーやトランプ元大統領がそうであったように安倍さんもまたそうであった。
その分、虚偽答弁も多く、忖度は一切ないと言われたところで到底信じられない。疑念が晴れぬまま最期を迎え、今に至る。それゆえ政治家としての安倍氏をまったく評価しておらず、自民党支持でありながら反安倍のねじれ支持者であった。
なんらかのスキャンダルを手に入れ、政敵を窮地に陥れる。これは与野党問わず、真っ当な政治手法であると思う。姑息だとは思わない。その結果、失脚したり、逮捕されたり、或いは政権を明け渡したり。
しかし、殺害まではいくらなんでもやり過ぎだろうと思う。
もちろん、山上被告の殺害に至るまでの経緯に関していえば一定程度酌量の余地がある。気が触れた母親は癌を患った兄の看病もせず、新興宗教に傾倒し、一家は常に無一文状態。今日の晩飯代にも事欠く有様。まともに治療をしていれば最愛の兄を亡くさずに済んだかもしれない、彼の苦悩を幾ばくかでも慮ると一方的に断罪するのはどうしても二の足を踏んでしまう。殺害は非道であっても、問答無用で断罪できるだけの材料をあいにく持ち合わせていない。だからこそ多くの支援金や物資が彼のいる大阪拘置所にも届くのだろう。
罪は罪として償うべきであるが、同時に自民党もまた猛省をすべき。国政選挙がないのをいいことに統一教会との関連をうやむやにしようとしてはいないか。閣僚在任中、教団との接点が相次いで判明し、更迭された山際前経済再生担当相が次期衆院選の公認候補予定者となる神奈川18区支部長に選任されるなど、膿はまだまだ自民党の奥底に潜んでいる。禊が済んだとは到底思えず、自浄作用など程遠い。
最近ちょくちょく話題にしているれいわ新選組の大石あきこ議員、今月子宮筋腫の手術をするそうだ。
とんちんかんな発言が多く、リベラルを通り越した極左的な思想は到底看過できないが、それでも、体の問題はまったく別個の話。
手術は成功して欲しい。そして健康になってもらいたい。そこに他意はなく、これは共産党や社民党の政治家であっても同様。主義主張は違っても人の病苦を喜ぶような卑しい人間にはなりたくない。
野良犬であっても構わないが人は外道になったらおしまい。
政敵をあえてあおり、そこから権力行使のエネルギーをくみ上げる手法は政治家としてもっとも支持者を得やすい典型的な劇場型の政治手法であり、ヒトラーやトランプ元大統領がそうであったように安倍さんもまたそうであった。
その分、虚偽答弁も多く、忖度は一切ないと言われたところで到底信じられない。疑念が晴れぬまま最期を迎え、今に至る。それゆえ政治家としての安倍氏をまったく評価しておらず、自民党支持でありながら反安倍のねじれ支持者であった。
なんらかのスキャンダルを手に入れ、政敵を窮地に陥れる。これは与野党問わず、真っ当な政治手法であると思う。姑息だとは思わない。その結果、失脚したり、逮捕されたり、或いは政権を明け渡したり。
しかし、殺害まではいくらなんでもやり過ぎだろうと思う。
もちろん、山上被告の殺害に至るまでの経緯に関していえば一定程度酌量の余地がある。気が触れた母親は癌を患った兄の看病もせず、新興宗教に傾倒し、一家は常に無一文状態。今日の晩飯代にも事欠く有様。まともに治療をしていれば最愛の兄を亡くさずに済んだかもしれない、彼の苦悩を幾ばくかでも慮ると一方的に断罪するのはどうしても二の足を踏んでしまう。殺害は非道であっても、問答無用で断罪できるだけの材料をあいにく持ち合わせていない。だからこそ多くの支援金や物資が彼のいる大阪拘置所にも届くのだろう。
罪は罪として償うべきであるが、同時に自民党もまた猛省をすべき。国政選挙がないのをいいことに統一教会との関連をうやむやにしようとしてはいないか。閣僚在任中、教団との接点が相次いで判明し、更迭された山際前経済再生担当相が次期衆院選の公認候補予定者となる神奈川18区支部長に選任されるなど、膿はまだまだ自民党の奥底に潜んでいる。禊が済んだとは到底思えず、自浄作用など程遠い。
最近ちょくちょく話題にしているれいわ新選組の大石あきこ議員、今月子宮筋腫の手術をするそうだ。
とんちんかんな発言が多く、リベラルを通り越した極左的な思想は到底看過できないが、それでも、体の問題はまったく別個の話。
手術は成功して欲しい。そして健康になってもらいたい。そこに他意はなく、これは共産党や社民党の政治家であっても同様。主義主張は違っても人の病苦を喜ぶような卑しい人間にはなりたくない。
野良犬であっても構わないが人は外道になったらおしまい。