なんでこれが3454円もすんだよ(呆)
- 2023/07/02
- 21:29

STOP増税の文字をあしらったれいわ新選組製作のTシャツ、お値段なんと3454円。
もちろん、欲しい人が買えばいいだけだから買わない人があれこれいうべきではないが、それでも販売元の大石あきこ議員は「より多くの方に着ていただくために、実費でとりぶんはゼロです」と強調している。
ふつふつと疑問が湧く。
胸、背中の両面プリントだとしても製作する枚数にもよるがせいぜい1枚1500円の代物だ、正直それでも高いぐらいだ。
問題は二つある。
本当に「とりぶんはゼロ」なのか、率直にこの疑念がまず一つ。
仮に「とりぶんはゼロ」であるなら、相場も分からず、業者の言い値で製作してしまうその経済観念の無さが景気回復を訴える国政政党としては致命的だろうよが二つめ。
墓穴を掘っていないか。
「とりぶんはゼロ」にも関わらず、何らかの姑息なスキームを使い、利益が政党、若しくは大石議員個人、または関係企業に利益が還流されるのであれば政治資金規正法に抵触すると思われる。
本来ならもっと安く製作出来るのに、相見積もりも取らず、業者との値段交渉もせず、いわれたままの値段で発注してしまうのなら、恐ろしくてこういう人達に政権運営を任すわけにはいかない。Tシャツ1枚でこれだ、何十億、何百億の公共事業も霞ヶ関とゼネコンの言い値で決められそうで怖い。
れいわ新選組が掲げる積極財政論、必ずしも反対ではないが、なにも積極財政とは湯水のごとく無駄遣いをするのとは違うだろう。3454円もするTシャツを販売することに対して、大石議員の取り巻きは誰ひとりとして異を唱えなかったのか。スタッフ誰もがこれを適正価格だと思っているのなら、異常過ぎる。内心おかしいと思っても諫言ひとつ言えないのなら風通しの悪さも異常。
いずれにせよ、不信感しかない。
政治家が物販をして儲けるそれ自体、決して違法ではない。政治資金の収支報告の中に、その他の事業収入という項目があるのでそこに記載をすればいい。
だったら堂々とやればいいのに、なにか胡散臭いのだ。
そもそもれいわ新選組の政策は貧困層を国民からなくすではなかったか。支持者も貧困層が多いと思われる。その支持者に3000円以上もするTシャツを買わせようとするその魂胆が言行不一致にしか思えない。決して強制ではありませんと、逃げ道を用意してあるところがなんともあざとい。
「孤立無援、天涯孤独、一人ぼっちになっても心配するな。
私たちはあなたから手を離さない。
何があっても心配するな。
世界があなたを見捨てても、
私たちは最後まであなたを見捨てない。
(中略)
私たちが目指すのは
上級国民と言われる者のための経済ではない。」
れいわ新選組の公式ホームページを開くと一番目にこう書いてある。
3000円のTシャツを高くて買えないと嘆く人達が果たしてこれを見てどう思うか。それとも公明党を見習って信者ならそれぐらいお布施をして当然と思っているのだろうか。