覆面の北枕

元自衛官・五ノ井里奈さんにわいせつな行為をしたとして、強制わいせつの罪に問われている元自衛官の男3人の裁判が始まった。

3人はそれぞれ五ノ井さんを倒したことは認めたものの、下半身を接触させたことについては否認。弁護人は「わいせつ行為にはあたらない」として、無罪を主張した。

この言い分はさすがに無理筋だろう。被害者が男性ならまだしも、男性隊員が女性隊員を日常的に押し倒す習慣が自衛隊にはあるのか。それなら、あれは訓練の一環ですと他の女性自衛官から男3人を擁護する発言があってもおかしくないが、少なくともそのような報道はない。

五ノ井さんは母親に「セクハラ行為にも疲れた」などとLINEを送信している。その数日後には女性隊員に「首を決めてベッドに倒され、覆いかぶさられ、3人にピストンされた」旨のLINEも送信している。自作自演の嘘か？まさかそんなはずはあるまい。

普段から五ノ井さんは虚言癖のある人なのだろうか。別に彼女の肩を持つつもりはさらさらないが、とてもそうは思えない。防衛省全体を巻き込んで彼女が嘘八百を並べ立てたとは到底思えないのだ。これが嘘なら偽証罪に問われる。今後の人生を考えたらわざわざリスクを背負ってまで彼女が偽証罪を犯す理由が見当たらない。

被告3人も押し倒したことまでは認めているし、他の元も含めて女性隊員から誰ひとりとして被告たちを擁護する声が上がっていないのがすべてを物語っている。

被告3人には潔さが微塵もない。

やってしまったのは事実として認め、きちんと謝罪し、罪と向き合うのが男だろう。

幻想かもしれないがそもそも自衛官とは男を売る稼業じゃないのか。国を護る自衛官が女一人を護れないとは情けない。護るどころか陵辱するのだから開いた口がふさがらない。本当にこいつらは男らしくない。まさにないない尽くしだ。

また、この3人のクズどもだけじゃなく、誰ひとりとして蛮行を止めなかったのか、見て見ぬふりした奴も、直接参加せずとも脇でクスクス笑っていた奴も等しく同罪。最大限、軽蔑するに値する。

いつもいうようにLGBTなどクソ喰らえであるが、その代わり、男は男らしく、男の領分は弁えているつもりだ。今の時代、それがいいのか悪いのか分からない。LGBT理解増進法も施行された。だが、薄汚い世の中だからこそ、性根の部分だけはプライドを持って格好よく生きなきゃ嘘だろう。

俺はこの手の腐った連中が大嫌いだ。意外にそこらへんはキッチリしてるつもりだ。