レ・ミゼラブル
- 2023/05/12
- 23:53
教員の不祥事、今更多少のことで驚きはしないがさすがに殺人事件は驚いた、まさに前代未聞。
亡くなられた方の無念さを慮ると言葉もないが、いったいこの容疑者はなにを考えているのだろうかと訝しく思う。黙秘は被疑者に与えられた正当な権利であるとはいえ、ここまで状況証拠がクロであるのに黙秘を貫くとは贖罪の意識など微塵もなく教職者として彼の人間性をひどく疑う。
警察官や教師は常に正義感に溢れ、正しい行いをするものだといった幻想をもはや捨て去るべきなようにも思う。教師イコール聖職者、そう定義してしまうと辻褄が合わず、児童・生徒ならずとも混乱してしまう。
なにか不祥事が起きるたび、学校は臨時の保護者会を開き、決まって今後は子どもたちの心のケアをしていくと説明する。マニュアル通りの定型フォーマット。心のケアとはお茶を濁し都合よく言い訳をする儀式。盗み目的の殺人犯を擁護するすべなどどこをどうほじくり回したところで見当たらない。魔が差したじゃ済まされない。
人間だから善人もいればクズもいる。教師も同じ、いい先生もいればどうしようもないクズもいる。こう割り切って説明をした方が却って気疲れをしない分、子どもたちも案外まともな学校生活を送れるかもしれない。
小学校の道徳の授業で習った「銀の燭台」が思い出される。
行く先々で冷たくあしらわれたジャンバルジャンを司教は温かく迎え入れた。それにもかかわらずジャンバルジャンは司教が大切にしていた銀食器を盗んでしまう。有名なレ・ミゼラブルの一コマだ。
ここで正解のない論議が教室のなかで喧々諤々戦わされるが、あれこれ考える前にクズはどこまでいってもクズ、反省もしなければ更生もしない。難しく考えず一方通行で決め付けてしまった方が今の時代、しっくりもくるし、スッキリもする。
今回の殺人事件も同じく、先生にも悩みがあり、犯行に至るまでには相当根深い闇があったなどと詭弁を弄せず、真っ向からクズはやっぱりどこまでいってもクズだと断じて、さっさと死んでほしい、そう説明する方が下手に話を膨らますよりもむしろ正しいのではないかと思うぐらいショッキングな事件。
亡くなられた方の無念さを慮ると言葉もないが、いったいこの容疑者はなにを考えているのだろうかと訝しく思う。黙秘は被疑者に与えられた正当な権利であるとはいえ、ここまで状況証拠がクロであるのに黙秘を貫くとは贖罪の意識など微塵もなく教職者として彼の人間性をひどく疑う。
警察官や教師は常に正義感に溢れ、正しい行いをするものだといった幻想をもはや捨て去るべきなようにも思う。教師イコール聖職者、そう定義してしまうと辻褄が合わず、児童・生徒ならずとも混乱してしまう。
なにか不祥事が起きるたび、学校は臨時の保護者会を開き、決まって今後は子どもたちの心のケアをしていくと説明する。マニュアル通りの定型フォーマット。心のケアとはお茶を濁し都合よく言い訳をする儀式。盗み目的の殺人犯を擁護するすべなどどこをどうほじくり回したところで見当たらない。魔が差したじゃ済まされない。
人間だから善人もいればクズもいる。教師も同じ、いい先生もいればどうしようもないクズもいる。こう割り切って説明をした方が却って気疲れをしない分、子どもたちも案外まともな学校生活を送れるかもしれない。
小学校の道徳の授業で習った「銀の燭台」が思い出される。
行く先々で冷たくあしらわれたジャンバルジャンを司教は温かく迎え入れた。それにもかかわらずジャンバルジャンは司教が大切にしていた銀食器を盗んでしまう。有名なレ・ミゼラブルの一コマだ。
ここで正解のない論議が教室のなかで喧々諤々戦わされるが、あれこれ考える前にクズはどこまでいってもクズ、反省もしなければ更生もしない。難しく考えず一方通行で決め付けてしまった方が今の時代、しっくりもくるし、スッキリもする。
今回の殺人事件も同じく、先生にも悩みがあり、犯行に至るまでには相当根深い闇があったなどと詭弁を弄せず、真っ向からクズはやっぱりどこまでいってもクズだと断じて、さっさと死んでほしい、そう説明する方が下手に話を膨らますよりもむしろ正しいのではないかと思うぐらいショッキングな事件。