昨日は憲法記念日
- 2023/05/04
- 11:55
昨日は憲法記念日。憲法制定に尽力した吉田茂や白洲次郎に敬意は表すものの、改憲、護憲、正直なところ、割りとどうでもいい。
改憲の焦点となるのは第九条、結局のところ、ここに集約される。そして、この憲法第九条の解釈がいつの時代も物議を醸し、波紋を広げる。
岸田総理は敵基地攻撃能力の保持を認めた。これによって、北朝鮮なり、中国、ロシアなりが、日本を攻撃しようとしているときは躊躇なく敵基地の先制攻撃が可能になる。これが果たして合憲なのか、違憲なのかは憲法学者によっても見解は大きく分かれる。恐らく違憲と断ずる憲法学者の方が多いと思われる。
しかしながら座して死を待つのが正しいのか。どこかが攻撃され、死者が出て初めて、日本も反撃をするようでは遅すぎる。国民の生命財産を護るのが国の使命ならば敵基地の先制攻撃は正しい。よって、岸田政権の考えを支持する。
また、敵国にすればそもそも日本に憲法第九条があろうがなかろうがまったく関係のない話。日本には第九条があるから侵攻するのをやめようとなるのか。なるわけがない。敵が来れば迎え撃つ必要があるのは当然であるし、対話で解決できない以上、敵基地を攻撃して国民の生命財産を護るのは当然だ。
これをいったら身も蓋もないが、憲法解釈など法律・条例とは違い、いかようにも解釈できる。その顕著な例が憲法第九条だ。憲法第九条の二項には「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」とあるが、自衛隊の戦闘機や戦車を見て、あれは戦力じゃないといえるのか。いくら護衛艦といったところで、戦艦は戦艦。自衛隊に他意はないが、単なる言葉遊び。憲法第九条の二項などすでに形骸化されているといっていい。
だいたい、護憲を強く訴えている共産党や社民党はそもそも矛盾する。
最近よく話題になる同性婚、自治体独自で夫婦に準ずる扱いを認めているケースはあるが、現在同性婚は法律で認められていない。裁判所の判断も同性婚を認めないのは合憲。憲法24条には「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立」すると定められている。両性とは言うまでもなく男女。同性婚を認めるのであれば改憲が必要。
共産党や社民党などの左翼政党は同性婚の法整備を求めている。憲法改正とはいわず、法整備というのが実にあざとい。
護憲であるから当然憲法24条を護持する。それでいて、法整備をして同性婚を認めろ、考えようによってはそれこそが憲法を蔑ろにしてないか。憲法24条も改正をして、そのうえで同性婚を認める法律を整備するのが順序なはず。法律の方が憲法よりも先にくるのであればそもそも憲法なんてものはいらない。いっているそばから語るに落ちる。
改憲か護憲かを問う、国民投票があれば内容にもよるが、改憲に票を投じる。
だが、敵基地攻撃までを是認するのであれば別にこのままでもいいのではないかと思うのもまた事実。改憲の機運が盛り上がらなくて当然だと思う。
改憲の焦点となるのは第九条、結局のところ、ここに集約される。そして、この憲法第九条の解釈がいつの時代も物議を醸し、波紋を広げる。
岸田総理は敵基地攻撃能力の保持を認めた。これによって、北朝鮮なり、中国、ロシアなりが、日本を攻撃しようとしているときは躊躇なく敵基地の先制攻撃が可能になる。これが果たして合憲なのか、違憲なのかは憲法学者によっても見解は大きく分かれる。恐らく違憲と断ずる憲法学者の方が多いと思われる。
しかしながら座して死を待つのが正しいのか。どこかが攻撃され、死者が出て初めて、日本も反撃をするようでは遅すぎる。国民の生命財産を護るのが国の使命ならば敵基地の先制攻撃は正しい。よって、岸田政権の考えを支持する。
また、敵国にすればそもそも日本に憲法第九条があろうがなかろうがまったく関係のない話。日本には第九条があるから侵攻するのをやめようとなるのか。なるわけがない。敵が来れば迎え撃つ必要があるのは当然であるし、対話で解決できない以上、敵基地を攻撃して国民の生命財産を護るのは当然だ。
これをいったら身も蓋もないが、憲法解釈など法律・条例とは違い、いかようにも解釈できる。その顕著な例が憲法第九条だ。憲法第九条の二項には「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」とあるが、自衛隊の戦闘機や戦車を見て、あれは戦力じゃないといえるのか。いくら護衛艦といったところで、戦艦は戦艦。自衛隊に他意はないが、単なる言葉遊び。憲法第九条の二項などすでに形骸化されているといっていい。
だいたい、護憲を強く訴えている共産党や社民党はそもそも矛盾する。
最近よく話題になる同性婚、自治体独自で夫婦に準ずる扱いを認めているケースはあるが、現在同性婚は法律で認められていない。裁判所の判断も同性婚を認めないのは合憲。憲法24条には「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立」すると定められている。両性とは言うまでもなく男女。同性婚を認めるのであれば改憲が必要。
共産党や社民党などの左翼政党は同性婚の法整備を求めている。憲法改正とはいわず、法整備というのが実にあざとい。
護憲であるから当然憲法24条を護持する。それでいて、法整備をして同性婚を認めろ、考えようによってはそれこそが憲法を蔑ろにしてないか。憲法24条も改正をして、そのうえで同性婚を認める法律を整備するのが順序なはず。法律の方が憲法よりも先にくるのであればそもそも憲法なんてものはいらない。いっているそばから語るに落ちる。
改憲か護憲かを問う、国民投票があれば内容にもよるが、改憲に票を投じる。
だが、敵基地攻撃までを是認するのであれば別にこのままでもいいのではないかと思うのもまた事実。改憲の機運が盛り上がらなくて当然だと思う。