裁判傍聴しましょうかね
- 2023/04/19
- 14:21
千波小学校の教諭がひき逃げで逮捕された。もちろん故意ではない、過失事故だ。ただ、翌朝警察に電話を掛け、「帰宅中に車をぶつけたかもしれない」、いくらなんでもこれは無理筋じゃないのか。
俺は未だ人をハネた経験がない。しかし猫ならハネた経験はある。しかも夜だ。ハネたのが白い猫だったのもあるが、猫ですらハネたとハッキリわかった。ましてや人だ。肩の骨を折るほどの重傷事故であれば当然自身のクルマも相当なダメージを受けている。傷がついたり、へこんでいるはず。仮にガードレールにぶつかったとしても普通は停止して破損箇所を確認する。タイヤのパンクやライトが壊れて運転に支障が起きるかもしれない。それ以前に見たからどうなるものでもなくても、やはり破損の程度を確認するのが人の常だろう。
勝手な想像だが、この教諭は人をハネたのを恐らく気付いているはずだ。怖くなって逃げた。眠れぬ夜を過ごす。テレビをつけるとひき逃げ事故のニュースが全国ネットで放送されている。私が通った道とピタリ符合する。私だ。吐き気を催し手足の震えが止まらない。とりあえず警察に電話をしなくては、警察に電話を掛け、言い訳をしよう、そうだ、ガードレールにぶつけたと思った、よし、これだ。
素人の浅知恵でしかない。
教諭の自動車にドライブレコーダーが搭載されていれば証拠になる。仮にヤバいと思ってデータを消去したのであれば尚更疑わしい。ドライブレコーダーのデータなんて上書き、上書きでデータ消去などそもそもしない。今のプリウスに乗り換えて1年半になるが、未だにドラレコのデータを消去したことなどない。あくまでも個人的な話だが、これが普通だと思う。ドラレコのデータをマメに消去するのは不倫しているとか、やましいなにかがあるからだろう。
俺が昔捕まっているとき、若い男の子が留置場に入ってきた。
部屋の隅で体育座りになり、ガクガク震え、泣いている。たまたま朝の髭剃りのとき(留置場ではこれを運動の時間と呼ぶ)、一緒になったので聞いてみた。
「どうしたの?」
「人をハネてしまったのです」
「相手の怪我は?」
「わかりません、すぐに警察に連れてこられてしまって」
「逃げたのか?」
「(大声で泣き叫びながら)逃げてません!」
「わかった、わかった、分かったから大声出すなよ」
こんなやり取りがあった。こっちは確信犯で捕まっている。それゆえ、自業自得だが、この青年は事故を起こすまでまさか自分に手錠を掛けられるとは夢にも思っていないだろう。結局、彼はその日のうちに釈放された。被害者の怪我の程度が軽かったからだと思われる。
交通事故で逮捕される基準は正直よくわからない。現場の警察官の裁量によるところがかなり大きい。彼のように軽微な人身事故であっても逮捕されてしまうケースもあれば死亡事故でも逮捕されない場合もある。東池袋自動車暴走死傷事故の飯塚受刑者はあれほどの大事故を起こしたのにも関わらず逮捕されていない。同じく死亡事故を起こした元フジテレビアナウンサーの千野志麻もそう。
但し、ひき逃げは問答無用で逮捕。ドラレコはもちろんあれば分析されるが、なくても近隣の防犯カメラから挙動はチェックされる。事故現場付近での聞き込み捜査は言わずもがな。被害者の処罰感情も最悪だろう。最低でも免許取り消しは免れまい、裁判の判決如何によっては懲戒免職の目も十分にある。教諭は55歳、定年退職間近での懲戒免職はキツい。2000万円の退職金がパーだ。
常日頃ごろから児童には思いやりのある人になろうと指導する教諭が思いやりとは程遠い、てめぇ勝手な言い訳に終始し、留置場の中で退職金をもらえるかばかりを考えている。こっちはみんなが彼氏だ、デートだと浮かれるなか、わき目もふらず、一生懸命勉強して大学に行った、それなのになんで私がこんな悲惨な目に合うのか、納得がいかない。仕舞いにはあんなところを歩いていたアイツが悪いと思う始末。
怪我の程度からするに執行猶予は確実だが、裁判を傍聴してみるか。だいたいこの手の被告は弁護士にいわれ、「金輪際、免許を取得せず、一生クルマの運転はしません」と謝罪をするのが予定調和。
結局いったもん勝ちだから、欠格期間が過ぎ、また免許を取得するのが既定路線。
俺は未だ人をハネた経験がない。しかし猫ならハネた経験はある。しかも夜だ。ハネたのが白い猫だったのもあるが、猫ですらハネたとハッキリわかった。ましてや人だ。肩の骨を折るほどの重傷事故であれば当然自身のクルマも相当なダメージを受けている。傷がついたり、へこんでいるはず。仮にガードレールにぶつかったとしても普通は停止して破損箇所を確認する。タイヤのパンクやライトが壊れて運転に支障が起きるかもしれない。それ以前に見たからどうなるものでもなくても、やはり破損の程度を確認するのが人の常だろう。
勝手な想像だが、この教諭は人をハネたのを恐らく気付いているはずだ。怖くなって逃げた。眠れぬ夜を過ごす。テレビをつけるとひき逃げ事故のニュースが全国ネットで放送されている。私が通った道とピタリ符合する。私だ。吐き気を催し手足の震えが止まらない。とりあえず警察に電話をしなくては、警察に電話を掛け、言い訳をしよう、そうだ、ガードレールにぶつけたと思った、よし、これだ。
素人の浅知恵でしかない。
教諭の自動車にドライブレコーダーが搭載されていれば証拠になる。仮にヤバいと思ってデータを消去したのであれば尚更疑わしい。ドライブレコーダーのデータなんて上書き、上書きでデータ消去などそもそもしない。今のプリウスに乗り換えて1年半になるが、未だにドラレコのデータを消去したことなどない。あくまでも個人的な話だが、これが普通だと思う。ドラレコのデータをマメに消去するのは不倫しているとか、やましいなにかがあるからだろう。
俺が昔捕まっているとき、若い男の子が留置場に入ってきた。
部屋の隅で体育座りになり、ガクガク震え、泣いている。たまたま朝の髭剃りのとき(留置場ではこれを運動の時間と呼ぶ)、一緒になったので聞いてみた。
「どうしたの?」
「人をハネてしまったのです」
「相手の怪我は?」
「わかりません、すぐに警察に連れてこられてしまって」
「逃げたのか?」
「(大声で泣き叫びながら)逃げてません!」
「わかった、わかった、分かったから大声出すなよ」
こんなやり取りがあった。こっちは確信犯で捕まっている。それゆえ、自業自得だが、この青年は事故を起こすまでまさか自分に手錠を掛けられるとは夢にも思っていないだろう。結局、彼はその日のうちに釈放された。被害者の怪我の程度が軽かったからだと思われる。
交通事故で逮捕される基準は正直よくわからない。現場の警察官の裁量によるところがかなり大きい。彼のように軽微な人身事故であっても逮捕されてしまうケースもあれば死亡事故でも逮捕されない場合もある。東池袋自動車暴走死傷事故の飯塚受刑者はあれほどの大事故を起こしたのにも関わらず逮捕されていない。同じく死亡事故を起こした元フジテレビアナウンサーの千野志麻もそう。
但し、ひき逃げは問答無用で逮捕。ドラレコはもちろんあれば分析されるが、なくても近隣の防犯カメラから挙動はチェックされる。事故現場付近での聞き込み捜査は言わずもがな。被害者の処罰感情も最悪だろう。最低でも免許取り消しは免れまい、裁判の判決如何によっては懲戒免職の目も十分にある。教諭は55歳、定年退職間近での懲戒免職はキツい。2000万円の退職金がパーだ。
常日頃ごろから児童には思いやりのある人になろうと指導する教諭が思いやりとは程遠い、てめぇ勝手な言い訳に終始し、留置場の中で退職金をもらえるかばかりを考えている。こっちはみんなが彼氏だ、デートだと浮かれるなか、わき目もふらず、一生懸命勉強して大学に行った、それなのになんで私がこんな悲惨な目に合うのか、納得がいかない。仕舞いにはあんなところを歩いていたアイツが悪いと思う始末。
怪我の程度からするに執行猶予は確実だが、裁判を傍聴してみるか。だいたいこの手の被告は弁護士にいわれ、「金輪際、免許を取得せず、一生クルマの運転はしません」と謝罪をするのが予定調和。
結局いったもん勝ちだから、欠格期間が過ぎ、また免許を取得するのが既定路線。