小さな贅沢
- 2023/04/18
- 17:46

意味もなく、痛飲。二日酔いでござる。
たまに行く小料理屋さんで鳥の唐揚げ、カニの甲羅グラタン、ホッケの塩焼きを頼む。くれぐれも山椒の居酒屋ではない。
「すいません、油温まるまで少し時間下さい」(大将)
「それじゃ、とりあえず先にお刺身盛合せ1人前ください」(俺)
元々持ち合わせがあまりないので刺身をスルーして、唐揚げなど、安いものを注文したのだが……。かえって裏目に出た。出てきたのがこのお刺身。大トロ、中トロ、赤身、ネギトロ、そしてヒラメの昆布締め。全部高級品ばかりじゃないか。確実に美味いのはわかるが、いったいいくらするんだろう、これ……。少々怖い。
知らん。出たとこ勝負だ。足りなかったら金下ろしてくる。
それにしてもこのお刺身本当にうまい、日本酒やサワーと合う、合う。
ふーっ、飲んだ、食った。お会計が怖い。
「6100円になります」(おかみさん)
えっ、安くない?かなり飲んで、食べてるぞ。てっきり、1万円超すかと思った。持ち合わせで足りた。
よし、こうなったらバーに行ってウイスキー飲んじゃおう。
結局遣った金はタクシー代入れて13000円。財布に2万円はあったので全然足りた。1万ちょいでこういう遊びが出来るのは幸せだと思う。
