18年前か、懐かしい
- 2023/04/05
- 13:42
坂本龍一さんが鬼籍に入られた。
坂本さんを生で見たのはロックインジャパン。あれはいったいいつのことだったか、検索すると2005年、18年も前だ。
容赦なく照り付ける真夏の太陽、立っているだけで汗が滝のように吹き出す。しかし、戦場のメリークリスマスのテーマ曲でもある「Merry Christmas Mr.Lawrence」が始まると会場全体がまるで水を打ったような静寂に包まれる、体感温度も一気に5度ほど下がった。いつしか頬を撫でる潮風もやさしい。ただまとわりつくだけの熱風を恨めしく思っていたのがまるで嘘のよう。壇上にはショッキングピンクのTシャツに黒いスカーフを巻いた「教授」、ひどく非現実的な光景に普段なら戸惑うところだが不思議と違和感はない。皆がその光景を特に訝しがることなく、ごく自然に受け入れているのが印象的だった。
どこか物憂げなあのピアノの旋律が火照った体と心を冷やす。灼熱の炎天下であるにもかかわらず、雪がしんしんと降る聖夜の情景が思い浮かぶ。感動、稚拙な表現だが、これが一番しっくりくる。数万人いる観客が魅了され、静かに聴き入る。音楽のちからの凄さを改めて思い知る。恐らく坂本さんはこの音楽のちからを信じ、世界中に反戦のメッセージを伝えたかったのではないか。
彼の左翼がかった思想に賛同できるかといえばほぼできない。恐らく、思想は自分と正反対だろう。しかし人としての尊敬は別。主義主張の違いはあっても心に響く音色の美しさは右左の垣根を越え同じだ。
平和に対する思いや願いも同じ。ただ、右と左とでは辿る道筋が違う。道筋の違いから衝突は避けられないが着地点はどちらも同じ恒久平和、それであれば落としどころはあるはず。今はそう信じたい。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
>>ゆい^^ちゃん
俺の話なんてまったくつまらないと思いますよ。知っての通り、素の自分はまったく面白くないのです。正直、人と話すのは苦手ですし。
坂本さんを生で見たのはロックインジャパン。あれはいったいいつのことだったか、検索すると2005年、18年も前だ。
容赦なく照り付ける真夏の太陽、立っているだけで汗が滝のように吹き出す。しかし、戦場のメリークリスマスのテーマ曲でもある「Merry Christmas Mr.Lawrence」が始まると会場全体がまるで水を打ったような静寂に包まれる、体感温度も一気に5度ほど下がった。いつしか頬を撫でる潮風もやさしい。ただまとわりつくだけの熱風を恨めしく思っていたのがまるで嘘のよう。壇上にはショッキングピンクのTシャツに黒いスカーフを巻いた「教授」、ひどく非現実的な光景に普段なら戸惑うところだが不思議と違和感はない。皆がその光景を特に訝しがることなく、ごく自然に受け入れているのが印象的だった。
どこか物憂げなあのピアノの旋律が火照った体と心を冷やす。灼熱の炎天下であるにもかかわらず、雪がしんしんと降る聖夜の情景が思い浮かぶ。感動、稚拙な表現だが、これが一番しっくりくる。数万人いる観客が魅了され、静かに聴き入る。音楽のちからの凄さを改めて思い知る。恐らく坂本さんはこの音楽のちからを信じ、世界中に反戦のメッセージを伝えたかったのではないか。
彼の左翼がかった思想に賛同できるかといえばほぼできない。恐らく、思想は自分と正反対だろう。しかし人としての尊敬は別。主義主張の違いはあっても心に響く音色の美しさは右左の垣根を越え同じだ。
平和に対する思いや願いも同じ。ただ、右と左とでは辿る道筋が違う。道筋の違いから衝突は避けられないが着地点はどちらも同じ恒久平和、それであれば落としどころはあるはず。今はそう信じたい。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
>>ゆい^^ちゃん
俺の話なんてまったくつまらないと思いますよ。知っての通り、素の自分はまったく面白くないのです。正直、人と話すのは苦手ですし。