デートでは男性が奢るべき論
- 2023/02/21
- 11:39
定期的に話題になるデートでは男性が奢るべき論、最近また盛り上がり始めた。しかしながら、絶対的な解答がない以上、結局、答えを出しようがない。だからこそ、過去に幾度となく話題にもなるのだろう。
一ついえるのはお付き合いをする条件として、男性が奢るべき、それをどうしても譲れないのであればあなたはそういう男性とだけ付き合えばいい、これですべて解決。よかった。
但し、一言苦言を呈するのであれば毎回毎回奢らされてばかりいると、男だってバカじゃない、この女はもしかして俺を単なる金づるとしか見ていないのではないかと思ってしまうだろう。金づるも器量のうち、そう思える度量の大きな男は世の中なかなかいない。女の手前、気前よく金を払っても内心は忸怩たる思い、この女は次の女が見つかるまでの単なる繋ぎ、ポイ捨前提の性処理要員と思われても致し方あるまい。
また、年齢的な問題もある。結婚して納まるべきところに納まった人はいいだろうが、いくらデートでは男性が奢るべきだと主張しても、四十過ぎてその感覚はキツい。男からすると、若い女の子ならともかく、行かず後家のおばさんに毎回奢る意味が見いだせない。自分がいくら若いと思っていても世の中は正直であり、残酷でもある。
女が男に惚れるのは気風の良さかもしれないが、男が女に惚れるのは案外些細な気遣いだったりする。いつもいつも払わせちゃってごめんね、今日は私が出すから好きな物食べて、飲んで、こういわれてほろりとこない男はいないだろう。
デートでは男性が奢るべき、それは同意であるし、自分自身、割りとそうしてきた自負がある。しかし、それが男性として必ずそうあるべき姿かといえば断定するだけの材料をあいにく持ち合わせていない。割り勘スタイルのカップルがいてもおかしくないと思うし、女性が積極的に奢るスタイルがあってもいいと思う。
芸能事務所タイタンの太田光代社長は太田光さんの才能に惚れこみ、まだ爆笑問題が売れる前、自身がスナックで働くなどして彼を養っていた話は有名だ。その内助の功があって今の活躍がある、だから必ずしも男性が奢るべきは当てはまらない。結果論かもしれないが、太田光さんが若い時から甲斐性のある男だったら、果たしてあそこまでの人気芸能人になれたかどうか。たまたま爆笑問題の太田さんを引き合いに出したが世の中にこんな話はいくらでもあるだろう。
もちろん、割り勘を提言され、げんなりしてしまう女性がいるのも理解できる。否定はしない。むしろ、そこは女性に同情的ですらある。一回目のデートから割り勘にされたら確かに付き合うのを躊躇してしまうだろう。
だから結論が出ない。ならば各々が付き合う相手を自分自身の基準で選べばよいではないか。無理して嫌な相手と付き合う必要はないだろう。価値観が合い、波長のあう人と付き合うのがやっぱり楽しい。
ただ、答えが出ないものに対して、自身の考えが絶対的に正しいと断定してしまい、まわりがまったく見えなくなってしまう短絡的な思考はお世辞にも賢いとはいえず、やっぱりバカなんだろうなと思ってしまうのは事実だけども。
一ついえるのはお付き合いをする条件として、男性が奢るべき、それをどうしても譲れないのであればあなたはそういう男性とだけ付き合えばいい、これですべて解決。よかった。
但し、一言苦言を呈するのであれば毎回毎回奢らされてばかりいると、男だってバカじゃない、この女はもしかして俺を単なる金づるとしか見ていないのではないかと思ってしまうだろう。金づるも器量のうち、そう思える度量の大きな男は世の中なかなかいない。女の手前、気前よく金を払っても内心は忸怩たる思い、この女は次の女が見つかるまでの単なる繋ぎ、ポイ捨前提の性処理要員と思われても致し方あるまい。
また、年齢的な問題もある。結婚して納まるべきところに納まった人はいいだろうが、いくらデートでは男性が奢るべきだと主張しても、四十過ぎてその感覚はキツい。男からすると、若い女の子ならともかく、行かず後家のおばさんに毎回奢る意味が見いだせない。自分がいくら若いと思っていても世の中は正直であり、残酷でもある。
女が男に惚れるのは気風の良さかもしれないが、男が女に惚れるのは案外些細な気遣いだったりする。いつもいつも払わせちゃってごめんね、今日は私が出すから好きな物食べて、飲んで、こういわれてほろりとこない男はいないだろう。
デートでは男性が奢るべき、それは同意であるし、自分自身、割りとそうしてきた自負がある。しかし、それが男性として必ずそうあるべき姿かといえば断定するだけの材料をあいにく持ち合わせていない。割り勘スタイルのカップルがいてもおかしくないと思うし、女性が積極的に奢るスタイルがあってもいいと思う。
芸能事務所タイタンの太田光代社長は太田光さんの才能に惚れこみ、まだ爆笑問題が売れる前、自身がスナックで働くなどして彼を養っていた話は有名だ。その内助の功があって今の活躍がある、だから必ずしも男性が奢るべきは当てはまらない。結果論かもしれないが、太田光さんが若い時から甲斐性のある男だったら、果たしてあそこまでの人気芸能人になれたかどうか。たまたま爆笑問題の太田さんを引き合いに出したが世の中にこんな話はいくらでもあるだろう。
もちろん、割り勘を提言され、げんなりしてしまう女性がいるのも理解できる。否定はしない。むしろ、そこは女性に同情的ですらある。一回目のデートから割り勘にされたら確かに付き合うのを躊躇してしまうだろう。
だから結論が出ない。ならば各々が付き合う相手を自分自身の基準で選べばよいではないか。無理して嫌な相手と付き合う必要はないだろう。価値観が合い、波長のあう人と付き合うのがやっぱり楽しい。
ただ、答えが出ないものに対して、自身の考えが絶対的に正しいと断定してしまい、まわりがまったく見えなくなってしまう短絡的な思考はお世辞にも賢いとはいえず、やっぱりバカなんだろうなと思ってしまうのは事実だけども。