山上徹也被告と大西航容疑者(共産党ソッコーでクビ、笑)
- 2023/01/15
- 21:44
山上徹也被告に対する差し入れは現金だけでも100万円を超えたという。また、市民団体が減刑を求める署名約1万1100筆を検察庁などに郵送で提出したとのことだ。
昨日、記事にした大西航(わたる)容疑者、逮捕されて数日しか経っていないことはさておき、こちらには恐らく差し入れもなければ、減刑を求める署名も届かないと思われる。端的にいってキモい。普段から女性への性暴力根絶を訴えているだけに殊更キモい。
刑の重さは論ずるまでもなく、山上被告は最大で死刑の重罪、対して、大西の場合、本件一件のみの立件であれば1年以下の懲役又は100万円以下の罰金、初犯であれば恐らく罰金刑だろうと思われる、被害者と示談が成立すれば起訴猶予すらあり得る軽微な犯罪。
つまり、やったことの重大さと人を見る目はまったく異なるいい例だったりする。
日本人特有の感覚なのか、人間の持つ本能なのかは分からないが、とかく日本人は勧進帳だとか、赤穂浪士のような話が好きである。
山上被告がしでかしたことは民主主義の根幹を揺るがす蛮行、決して許されない。しかし、そこに至るまでの経緯に一定程度の酌量の余地はある。だからこそ、多額の差し入れや減刑を求める嘆願書が届くのだと思うのだが、打って変わって大西には情状酌量の余地がなく、これから先、こいつの人生はお先真っ暗、まったくの善意でなにかしようとしても、なにか下心がありそうだと疑惑のまなざしを向けられてしまう。名前の出てしまった性犯罪者はキツイ。
別に大西を擁護するつもりなどさらさらなく、二重人格の変質者は死んで詫びろとしか思っていないが、仮にも政治家を目指していたのであればこれまで相応の社会貢献はしてきたのではないかと思われる。
じゃあ山上被告はというと、報道を見る限りであるが、海上自衛隊に入隊していたことは確認されても、良きつけ悪しきつけ、あまり目立った社会貢献的な話は出てこない。母親が統一教会にのめり込み、子どもの頃から食うや食わずで社会貢献どころでなかったのが真相だろう。
こうしてみると、忠臣蔵の大石内蔵助のじゃないが、平時に於いては目立った功績など必要なく、昼行灯と呼ばれているぐらいでちょうどいい。
その点、大西は相応の功績があったものの(多分)、京都で乱暴狼藉を働いてしまった挙句、最期は人望を失い非業の死を遂げた木曾義仲(源義仲)に近い。源氏のなかでも義仲はとりわけ評判が悪く、義仲の死から数百年後、あの傍若無人で知られた信長ですら入京に際しては義仲を反面教師にし、細心の注意を払い、配下には一切の狼藉を許さず、末端の兵士にまで品行方正さを徹底させたという。
面白いといったら安倍元総理にも、盗撮被害者の女子高生にも失礼だが、しでかした犯罪と市民感情の不釣り合いさはよくよく考えてみると面白い。
もっとも、歴史と昨今の犯罪を対比させて、こんなことを考えているのは俺ぐらいだろうが。
昨日、記事にした大西航(わたる)容疑者、逮捕されて数日しか経っていないことはさておき、こちらには恐らく差し入れもなければ、減刑を求める署名も届かないと思われる。端的にいってキモい。普段から女性への性暴力根絶を訴えているだけに殊更キモい。
刑の重さは論ずるまでもなく、山上被告は最大で死刑の重罪、対して、大西の場合、本件一件のみの立件であれば1年以下の懲役又は100万円以下の罰金、初犯であれば恐らく罰金刑だろうと思われる、被害者と示談が成立すれば起訴猶予すらあり得る軽微な犯罪。
つまり、やったことの重大さと人を見る目はまったく異なるいい例だったりする。
日本人特有の感覚なのか、人間の持つ本能なのかは分からないが、とかく日本人は勧進帳だとか、赤穂浪士のような話が好きである。
山上被告がしでかしたことは民主主義の根幹を揺るがす蛮行、決して許されない。しかし、そこに至るまでの経緯に一定程度の酌量の余地はある。だからこそ、多額の差し入れや減刑を求める嘆願書が届くのだと思うのだが、打って変わって大西には情状酌量の余地がなく、これから先、こいつの人生はお先真っ暗、まったくの善意でなにかしようとしても、なにか下心がありそうだと疑惑のまなざしを向けられてしまう。名前の出てしまった性犯罪者はキツイ。
別に大西を擁護するつもりなどさらさらなく、二重人格の変質者は死んで詫びろとしか思っていないが、仮にも政治家を目指していたのであればこれまで相応の社会貢献はしてきたのではないかと思われる。
じゃあ山上被告はというと、報道を見る限りであるが、海上自衛隊に入隊していたことは確認されても、良きつけ悪しきつけ、あまり目立った社会貢献的な話は出てこない。母親が統一教会にのめり込み、子どもの頃から食うや食わずで社会貢献どころでなかったのが真相だろう。
こうしてみると、忠臣蔵の大石内蔵助のじゃないが、平時に於いては目立った功績など必要なく、昼行灯と呼ばれているぐらいでちょうどいい。
その点、大西は相応の功績があったものの(多分)、京都で乱暴狼藉を働いてしまった挙句、最期は人望を失い非業の死を遂げた木曾義仲(源義仲)に近い。源氏のなかでも義仲はとりわけ評判が悪く、義仲の死から数百年後、あの傍若無人で知られた信長ですら入京に際しては義仲を反面教師にし、細心の注意を払い、配下には一切の狼藉を許さず、末端の兵士にまで品行方正さを徹底させたという。
面白いといったら安倍元総理にも、盗撮被害者の女子高生にも失礼だが、しでかした犯罪と市民感情の不釣り合いさはよくよく考えてみると面白い。
もっとも、歴史と昨今の犯罪を対比させて、こんなことを考えているのは俺ぐらいだろうが。