国会議員のうつ病、議員辞職では?
- 2022/11/14
- 14:07
れいわ新選組の参議院議員・水道橋博士が重度のうつ病で休職。
さすがにこれは議員辞職すべき問題じゃないのか。
「立ち止まれるきっかけになればいい。命より大切な仕事はありませんから」、山本代表の談話、これは確かにその通り、命よりも大切な仕事などない。ただ、その命はいったい誰の命なのか、ここを明白にする必要がある。国民の命なのか、水道橋博士個人の命なのか。水道橋博士個人の命を指すのであれば議員辞職をして療養に専念すべき。
国会議員の仕事とはつまるところ国民の生命財産を守ること。これに与党も野党もない。
極論をいえば敵が攻めてきました。そのときにどう対処すべきか。打って出るのか、白旗をあげて降参をするのか。どちらにせよ判断を強いられる。うつ病だから待ってください、正しい判断が出来ませんので今しばらくお待ちください、そんな悠長なことをいっていられない。
もちろん、弱小政党の新人議員の一人がいなくとも国会は機能する、実務的なことをいえば騒ぎ立てる人が減れば減るほどむしろ国会の運営はスムーズに進む。ただ、それを言い出してしまうと、結局選挙なんてどうでもいいという話になってしまう。選挙制度そのものを否定することにも繋がる。
れいわ新選組の欠点はとにかく身内に甘いこと。先日、沖縄県宜野湾市議選で初当選した宮城ちえ氏に持ちあがったマルチ商法勧誘疑惑、多少の齟齬はあるものの、本人も勧誘の事実を概ね認めているため、これは断罪に処すべき話だ。
それなのに、「彼女も被害者のひとり」、「過ちは誰にでもある」といって不問に付した。結局、宮城市議は党の支持率低下を慮り、自発的に離党をしたものの、市議の辞職は否定。離党ではなく、除籍だろう。本来ならばれいわの看板を掲げて当選したのであるから議員辞職をすべきであるし、党もそれを強く求めるべき。
自民党の統一教会問題には目の色変えて大騒ぎするくせに身内のマルチ商法には大甘。直ちに違法性はない、これを根拠の拠り所にしてしまうと、少なくとも自民党議員の統一教会問題にも今のところ「直ちに違法性」は見当たらない。事実、誰ひとりとして逮捕はおろか、司法機関による取り調べすらされていない(多分)。統一教会が主催する会合に出席して、挨拶をしたからといってそれがなにかの法律に抵触するのかといえばむろんそんなことはない。そんなことを言いだしたら公明党は存在できない。問題は違法性が極めて高い宗教団体と選挙協力など密接な関係があったこと。議員自身に違法性がなくとも当然そこは指弾すべき話であり、徹底的に糾弾しなくてはならない。
なのにテメェらの不始末はうやむやにして都合がいいように解釈してしまう。
厳しい処断が結果的に水道橋博士を追い込んだとしても、政治家たるものそれは党も水道橋博士も各々が甘受すべき話だと思う。
これがコロナに感染して2週間休みますとか、或いは骨折をしてしまい、1ヶ月間の休養を頂きますであれば構わない。
だが、うつ病はゴールが見えない。数か月で治る人もいれば一生苦しむ人がいる。また、実際どこまでよくなれば寛解したといえるのかが分からない。恐らく治療する医者も分かっていないと思う。そもそも寛解の定義も基準も診断する医師によってまちまちだろう。ここが既存の病気や怪我とは決定的に違うところ。コロナであれば菌が検出されなくなれば治癒と判断、骨折は骨が付き日常生活に支障がなくなれば完治、癌はがん細胞が消滅し、転移が認められなければ寛解、じゃあうつ病はどうだ、よく分からない。
多分だが、うつ病に関してはこれが見られなくなれば寛解したという決定打がないはずだ。決定打がない以上、国民のことを考えて議員辞職をすべき。厳しい言い方だが、うつ病の国会議員とは盲人に道案内をさせるぐらい無茶だ。
辞職をしない水道橋博士にも辞職を求めないれいわ新選組にも腹が立つ。
しかも、リップサービスなのか、善意なのか真意は分かりかねるが、あの杉田水脈自民党議員ですら水道橋博士にツイッターでエールを送ってるのだから驚く。
なにもうつ病を否定しているのではない、なった方にしかわからない苦しい病気なのは重々承知している。だからこそ、水道橋博士は無理をせず、治療に専念しろよと思う、決して水道橋博士の人格を否定しているのではない。
もっとも水道橋博士は当初議員辞職の意向であったが、山本太郎代表が慰留したという。このへんがれいわの限界だろうな。
さすがにこれは議員辞職すべき問題じゃないのか。
「立ち止まれるきっかけになればいい。命より大切な仕事はありませんから」、山本代表の談話、これは確かにその通り、命よりも大切な仕事などない。ただ、その命はいったい誰の命なのか、ここを明白にする必要がある。国民の命なのか、水道橋博士個人の命なのか。水道橋博士個人の命を指すのであれば議員辞職をして療養に専念すべき。
国会議員の仕事とはつまるところ国民の生命財産を守ること。これに与党も野党もない。
極論をいえば敵が攻めてきました。そのときにどう対処すべきか。打って出るのか、白旗をあげて降参をするのか。どちらにせよ判断を強いられる。うつ病だから待ってください、正しい判断が出来ませんので今しばらくお待ちください、そんな悠長なことをいっていられない。
もちろん、弱小政党の新人議員の一人がいなくとも国会は機能する、実務的なことをいえば騒ぎ立てる人が減れば減るほどむしろ国会の運営はスムーズに進む。ただ、それを言い出してしまうと、結局選挙なんてどうでもいいという話になってしまう。選挙制度そのものを否定することにも繋がる。
れいわ新選組の欠点はとにかく身内に甘いこと。先日、沖縄県宜野湾市議選で初当選した宮城ちえ氏に持ちあがったマルチ商法勧誘疑惑、多少の齟齬はあるものの、本人も勧誘の事実を概ね認めているため、これは断罪に処すべき話だ。
それなのに、「彼女も被害者のひとり」、「過ちは誰にでもある」といって不問に付した。結局、宮城市議は党の支持率低下を慮り、自発的に離党をしたものの、市議の辞職は否定。離党ではなく、除籍だろう。本来ならばれいわの看板を掲げて当選したのであるから議員辞職をすべきであるし、党もそれを強く求めるべき。
自民党の統一教会問題には目の色変えて大騒ぎするくせに身内のマルチ商法には大甘。直ちに違法性はない、これを根拠の拠り所にしてしまうと、少なくとも自民党議員の統一教会問題にも今のところ「直ちに違法性」は見当たらない。事実、誰ひとりとして逮捕はおろか、司法機関による取り調べすらされていない(多分)。統一教会が主催する会合に出席して、挨拶をしたからといってそれがなにかの法律に抵触するのかといえばむろんそんなことはない。そんなことを言いだしたら公明党は存在できない。問題は違法性が極めて高い宗教団体と選挙協力など密接な関係があったこと。議員自身に違法性がなくとも当然そこは指弾すべき話であり、徹底的に糾弾しなくてはならない。
なのにテメェらの不始末はうやむやにして都合がいいように解釈してしまう。
厳しい処断が結果的に水道橋博士を追い込んだとしても、政治家たるものそれは党も水道橋博士も各々が甘受すべき話だと思う。
これがコロナに感染して2週間休みますとか、或いは骨折をしてしまい、1ヶ月間の休養を頂きますであれば構わない。
だが、うつ病はゴールが見えない。数か月で治る人もいれば一生苦しむ人がいる。また、実際どこまでよくなれば寛解したといえるのかが分からない。恐らく治療する医者も分かっていないと思う。そもそも寛解の定義も基準も診断する医師によってまちまちだろう。ここが既存の病気や怪我とは決定的に違うところ。コロナであれば菌が検出されなくなれば治癒と判断、骨折は骨が付き日常生活に支障がなくなれば完治、癌はがん細胞が消滅し、転移が認められなければ寛解、じゃあうつ病はどうだ、よく分からない。
多分だが、うつ病に関してはこれが見られなくなれば寛解したという決定打がないはずだ。決定打がない以上、国民のことを考えて議員辞職をすべき。厳しい言い方だが、うつ病の国会議員とは盲人に道案内をさせるぐらい無茶だ。
辞職をしない水道橋博士にも辞職を求めないれいわ新選組にも腹が立つ。
しかも、リップサービスなのか、善意なのか真意は分かりかねるが、あの杉田水脈自民党議員ですら水道橋博士にツイッターでエールを送ってるのだから驚く。
なにもうつ病を否定しているのではない、なった方にしかわからない苦しい病気なのは重々承知している。だからこそ、水道橋博士は無理をせず、治療に専念しろよと思う、決して水道橋博士の人格を否定しているのではない。
もっとも水道橋博士は当初議員辞職の意向であったが、山本太郎代表が慰留したという。このへんがれいわの限界だろうな。