喰えないフリーランスどもへの鎮魂歌
- 2022/05/20
- 15:34
何日か前のNHKのクローズアップ現代、フリーランスの特集だったのだが、コロナでフリーランスは厳しいという内容であったが、コロナ関係なしにフリーランスはいつの時代も厳しいわ、ボケ。
フリーランスでまともに喰っていけてる人っていったいどれぐらいいるのだろうか?殆どが1年以内に廃業しているんじゃなかろうか。今の時代、フリーランスというと大抵はWEB制作関連のものになると思うが、WEB制作業界は飽和状態。
事実、喰えていないフリーランスの人間が月に何度か仕事を振ってもらえませんかと俺のところにもメールをしてくるが、大半というか、殆ど全員が顔を洗って出直してこい、百年早いわという程度の奴、俺もまあ相変わらず下手くそだけど、それだって最低限、人様に見せても笑われない程度のスキルは持っている(と思っている)。
以下がWEB制作会社に対して無差別に送っているんだろうなという実際に届いたメール(一部固有名称改)
『はじめまして。
栃木を拠点にWEB制作を行っております、●●●●と申します。
近県の企業とお仕事がしたいと思っていたところ、貴社のサイトに辿り着きました。
もし可能であれば、パートナーとして制作のお手伝いをさせていただけないかと思いご連絡致しました。
リソース不足や費用面で断っている案件など、WEBまわりのお仕事で何か力になれることがあれば、是非おまかせください。現状、速やかに案件に着手することが可能です。
以下にプロフィールを記載しますので、お手すきの際にご一読のほどよろしくお願い致します。
■ポートフォリオサイト
https://portfolio.●●●●●●●●●●.
(中略)
■稼働時間
9:00~20:00
Slac等を使用して進捗等のご連絡をさせていただいております。
返信は基本的に即レス、遅くとも3時間以内にいたします。
休日は特に設けておりません。
迅速丁寧なコミュニケーションを心がけておりますので、ご安心ください。
もしご興味をお持ちでしたらご連絡いただけますと幸いです。
何か些細なことでもお気軽にご相談ください。
その際はZOOMでの面談を希望しますが、ご都合いかがでしょうか?
比較的長めの納期であれば費用面でも柔軟に対応致します。
初回はスキル感を見ていただきたいので半額で対応させてください。
時給案件も承っておりますのでご検討のほどよろしくお願い致します。』
こいつのダメなところはまず根本的にスキルがない。ポートフォリオサイトを見させてもらったが、早い話、俺より下手くそ。自分より下手くそな奴を金払って雇う意味ってなに?
そして、社会人として一番ダメなのが、連絡の方法をコイツが一方的に指示していること。面接に来た奴が「お返事はZOOM(いわゆるテレビ電話のこと)を希望しますが、ご都合いかがでしょうか?」、こんなことを言われたら、それを決めるのはこっちじゃボケとカチーンとくる。なんで雇ってもらう立場の側が指図すんだよ。また、「何か些細なことでもお気軽にご相談ください」、これはなんだ?なんでご相談くださいって上から目線なんだよ、しかも、コイツ、よっぽど自分の個人情報を知られたくないのか、雇ってもらおうと思っているにも立場にも関わらず、住所も記載してこない。こんな奴に危なくて仕事を振れるかって。
要は駄目な奴ってどこまでいっても駄目でさ、どうすれば自分自身を切り売りして、金に換えられるかということをまるでわかっちゃいない。身の程知らずも甚だしい。
恐らくコイツは一生フリーランスでは食えないでしょうね。WEB制作会社に雇ってもらえるのであればもしかすると低賃金の契約社員で遣ってもらえるかもしれないが一本独鈷で喰っていこうと思うのはズバリ無理だ。
「これから複数の制作会社のお話を聞いて、それから選定という形になります、何回か資料を提出してもらう形になります」
「あ、それなら、ウチはいいです、依頼するかしないか分からない方のために資料作ったり、見積書を作ったりする時間はありませんので、すいません、下りさせてもらいますね、はい、失礼します」
昨日の実話だ。
ちなみに、俺はというと、最近3件、こちらからお宅の仕事はしませんと断っている。フリーランス(一応俺は法人だが)でもある程度の位置に行くと自分でお客を選べる。その代わり、干されても自己責任。自由気ままな反面、深淵に臨んで薄氷を踏むが如しのエブリデイ。しかし、腹の括り方がそこいらのフリーランスとはまったく違う。バカではあるが、そんな生き方を気に入っている。
フリーランスは厳しい、厳しいと言ってる連中って、結局、事の発端がフリーランスになれば組織に縛られず、自由に仕事が出来て、中抜きされない分、売上−諸経費(交通費やWEBサーバーの維持費)=収入と軽~く考えてたんだろうけど、甘すぎ、そもそも仕事を得られないため、肝心の売上の目途が立たない。たまになにかの間違いで問い合わせがあると、絶対に落としたくないのでアホみたいな低単価でも請け負ってしまう。場合によっては甘く見られ、なんやかんやと因縁付けられ金を払ってもらえなかったりとかも。
またしても、あくまでも俺はな話であるが、俺はフリーランスが恒常的に仕事を得られるようになるにはもっと泥臭いやり方が必要だと思っている。一緒に酒を飲んだり、飯を食ったりする、こういうスマートとは程遠い一見無駄な付き合いこそが仕事を得るための手段だと思っている。こんなことAIには出来んだろうよ。
もちろん、元々人付き合いが苦手でそういうのは出来ませんという人もいるでしょう。知らんがな。あんたが不得手ということと、仕事を得られるかはまったく別個の話。
俺みたいな無能が仕事を得るためには泥臭いやり方をしているだけというだけであって、別にそれを勧めているわけでもない。俺なんかよりも遥かに仕事を得ているフリーランスの人って世の中にはいくらでもいる。しかし、喰えない、喰えないと悩んでいる奴よりは俺の方が上、そこだけは確実。
だいたい、WEB制作をしているフリーランスの奴ってとにかく薄っぺらい奴が多い。俺は自慢じゃないが広く浅くにはなってしまうものの、何事にもそれなりの知識を持ち合わせているつもりだ。情報の収集はネットや書籍で寝る瞬間まで怠らないぞという気概はある。そして仕事の依頼があればその業界のことを調べてから相手と実際に会う。喰えないフリーランスというのはWEB制作の技術だけを身につければそれでいいと思っているのでその業界のことをまるで知らない。もちろん、知らないのは別にいいのだが、そもそも相手の業界を知っておこうという考えすらが元からないため、何も予習をしない。昔なら図書館に行って調べなきゃならないようなことでも今ではネットで簡単に調べられる。下手すれば相手の個人情報すらもFacebookで調べられる。担当者の名前が分かれば名前をエゴサーチしてみろって。
アポイントが取れればアポイント時間の最低30分前には現地に着くようにして、フラフラ動き回って現地の特徴を知る。
「いやー、あの土手の桜、凄いですね、あんな凄い桜見たことないですよ」
なにか話のきっかけになればそれでいいのだ。ぶっちゃけ桜なんかどうでもいいが、地元の話題というのは角が立ちにくく話の入り口としては最高である。喰えないフリーランスはきっかけを掴もうとする努力すらしない。こんな奴らが何人集まったところでまるで脅威にはならんわな。
要は稼げないフリーランスって、機転が致命的に利かないのだ。機転が利かず、知識はほぼなく著しくスカスカ。
ネットだけの情報を頼りに、実際に自分の足で調べようともしない。こんな連中に負けるわけがないだろうよ。
フリーランスでまともに喰っていけてる人っていったいどれぐらいいるのだろうか?殆どが1年以内に廃業しているんじゃなかろうか。今の時代、フリーランスというと大抵はWEB制作関連のものになると思うが、WEB制作業界は飽和状態。
事実、喰えていないフリーランスの人間が月に何度か仕事を振ってもらえませんかと俺のところにもメールをしてくるが、大半というか、殆ど全員が顔を洗って出直してこい、百年早いわという程度の奴、俺もまあ相変わらず下手くそだけど、それだって最低限、人様に見せても笑われない程度のスキルは持っている(と思っている)。
以下がWEB制作会社に対して無差別に送っているんだろうなという実際に届いたメール(一部固有名称改)
『はじめまして。
栃木を拠点にWEB制作を行っております、●●●●と申します。
近県の企業とお仕事がしたいと思っていたところ、貴社のサイトに辿り着きました。
もし可能であれば、パートナーとして制作のお手伝いをさせていただけないかと思いご連絡致しました。
リソース不足や費用面で断っている案件など、WEBまわりのお仕事で何か力になれることがあれば、是非おまかせください。現状、速やかに案件に着手することが可能です。
以下にプロフィールを記載しますので、お手すきの際にご一読のほどよろしくお願い致します。
■ポートフォリオサイト
https://portfolio.●●●●●●●●●●.
(中略)
■稼働時間
9:00~20:00
Slac等を使用して進捗等のご連絡をさせていただいております。
返信は基本的に即レス、遅くとも3時間以内にいたします。
休日は特に設けておりません。
迅速丁寧なコミュニケーションを心がけておりますので、ご安心ください。
もしご興味をお持ちでしたらご連絡いただけますと幸いです。
何か些細なことでもお気軽にご相談ください。
その際はZOOMでの面談を希望しますが、ご都合いかがでしょうか?
比較的長めの納期であれば費用面でも柔軟に対応致します。
初回はスキル感を見ていただきたいので半額で対応させてください。
時給案件も承っておりますのでご検討のほどよろしくお願い致します。』
こいつのダメなところはまず根本的にスキルがない。ポートフォリオサイトを見させてもらったが、早い話、俺より下手くそ。自分より下手くそな奴を金払って雇う意味ってなに?
そして、社会人として一番ダメなのが、連絡の方法をコイツが一方的に指示していること。面接に来た奴が「お返事はZOOM(いわゆるテレビ電話のこと)を希望しますが、ご都合いかがでしょうか?」、こんなことを言われたら、それを決めるのはこっちじゃボケとカチーンとくる。なんで雇ってもらう立場の側が指図すんだよ。また、「何か些細なことでもお気軽にご相談ください」、これはなんだ?なんでご相談くださいって上から目線なんだよ、しかも、コイツ、よっぽど自分の個人情報を知られたくないのか、雇ってもらおうと思っているにも立場にも関わらず、住所も記載してこない。こんな奴に危なくて仕事を振れるかって。
要は駄目な奴ってどこまでいっても駄目でさ、どうすれば自分自身を切り売りして、金に換えられるかということをまるでわかっちゃいない。身の程知らずも甚だしい。
恐らくコイツは一生フリーランスでは食えないでしょうね。WEB制作会社に雇ってもらえるのであればもしかすると低賃金の契約社員で遣ってもらえるかもしれないが一本独鈷で喰っていこうと思うのはズバリ無理だ。
「これから複数の制作会社のお話を聞いて、それから選定という形になります、何回か資料を提出してもらう形になります」
「あ、それなら、ウチはいいです、依頼するかしないか分からない方のために資料作ったり、見積書を作ったりする時間はありませんので、すいません、下りさせてもらいますね、はい、失礼します」
昨日の実話だ。
ちなみに、俺はというと、最近3件、こちらからお宅の仕事はしませんと断っている。フリーランス(一応俺は法人だが)でもある程度の位置に行くと自分でお客を選べる。その代わり、干されても自己責任。自由気ままな反面、深淵に臨んで薄氷を踏むが如しのエブリデイ。しかし、腹の括り方がそこいらのフリーランスとはまったく違う。バカではあるが、そんな生き方を気に入っている。
フリーランスは厳しい、厳しいと言ってる連中って、結局、事の発端がフリーランスになれば組織に縛られず、自由に仕事が出来て、中抜きされない分、売上−諸経費(交通費やWEBサーバーの維持費)=収入と軽~く考えてたんだろうけど、甘すぎ、そもそも仕事を得られないため、肝心の売上の目途が立たない。たまになにかの間違いで問い合わせがあると、絶対に落としたくないのでアホみたいな低単価でも請け負ってしまう。場合によっては甘く見られ、なんやかんやと因縁付けられ金を払ってもらえなかったりとかも。
またしても、あくまでも俺はな話であるが、俺はフリーランスが恒常的に仕事を得られるようになるにはもっと泥臭いやり方が必要だと思っている。一緒に酒を飲んだり、飯を食ったりする、こういうスマートとは程遠い一見無駄な付き合いこそが仕事を得るための手段だと思っている。こんなことAIには出来んだろうよ。
もちろん、元々人付き合いが苦手でそういうのは出来ませんという人もいるでしょう。知らんがな。あんたが不得手ということと、仕事を得られるかはまったく別個の話。
俺みたいな無能が仕事を得るためには泥臭いやり方をしているだけというだけであって、別にそれを勧めているわけでもない。俺なんかよりも遥かに仕事を得ているフリーランスの人って世の中にはいくらでもいる。しかし、喰えない、喰えないと悩んでいる奴よりは俺の方が上、そこだけは確実。
だいたい、WEB制作をしているフリーランスの奴ってとにかく薄っぺらい奴が多い。俺は自慢じゃないが広く浅くにはなってしまうものの、何事にもそれなりの知識を持ち合わせているつもりだ。情報の収集はネットや書籍で寝る瞬間まで怠らないぞという気概はある。そして仕事の依頼があればその業界のことを調べてから相手と実際に会う。喰えないフリーランスというのはWEB制作の技術だけを身につければそれでいいと思っているのでその業界のことをまるで知らない。もちろん、知らないのは別にいいのだが、そもそも相手の業界を知っておこうという考えすらが元からないため、何も予習をしない。昔なら図書館に行って調べなきゃならないようなことでも今ではネットで簡単に調べられる。下手すれば相手の個人情報すらもFacebookで調べられる。担当者の名前が分かれば名前をエゴサーチしてみろって。
アポイントが取れればアポイント時間の最低30分前には現地に着くようにして、フラフラ動き回って現地の特徴を知る。
「いやー、あの土手の桜、凄いですね、あんな凄い桜見たことないですよ」
なにか話のきっかけになればそれでいいのだ。ぶっちゃけ桜なんかどうでもいいが、地元の話題というのは角が立ちにくく話の入り口としては最高である。喰えないフリーランスはきっかけを掴もうとする努力すらしない。こんな奴らが何人集まったところでまるで脅威にはならんわな。
要は稼げないフリーランスって、機転が致命的に利かないのだ。機転が利かず、知識はほぼなく著しくスカスカ。
ネットだけの情報を頼りに、実際に自分の足で調べようともしない。こんな連中に負けるわけがないだろうよ。
舐めんな!