れいわ新選組の稚拙さ
- 2022/03/10
- 18:12
反安倍ではあるものの、支持政党は自由民主党、就任以来、半年近くになるが、未だ何一つ醜聞が出ない岸田総理を高く評価している。ロシアに忖度することなく、北方領土問題をわが国固有の領土と言い切った岸田総理、実に天晴れと思わず膝を打った。ロシアの顔色伺いが得意技である安倍氏の悔しがる顔が目に浮かぶようで痛快だ。
この自民党政権とは凡そ対極にあるのがれいわ新選組、ぱっと見、左翼政党のようでもあるが、共産党や社民党とも路線は違う。代表の山本太郎氏自身、右でも左でもないフリースタイルだということだが、そのれいわ新選組を興味本位的なレベルであるが結構注目している。
正直、中国に対しての「ウイグル人権問題」、これには自民党支持者だが、岸田政権並び、与党自民党の及び腰に心底呆れた果てた。ウイグル人弾圧に対する抗議文にも関わらず、中国を名指しせず「非難」の文言もなし、いったいなんのための非難決議なんだ、茶番が過ぎるだろうと見ているこちらが情けなくなる始末だ。
そんな中、気を吐いたのがれいわ新選組、公式ホームページより一部抜粋する。
『本気で「普遍的価値としての人権」を尊重するなら、
相手となる国によって態度を変えてはいけない。
それは同盟国であってもなくてもだ。
「人権侵害は絶対に認めない」という姿勢を貫く必要がある。
(中略)
ある国に対しては生ぬるい決議を出し、
ほかの国の人権侵害には決議どころか、忖度して目をつぶる。
これが人権を重んずる国の議会がやることだろうか。』
非難決議を出すならアメリカ、中国、ロシアと、相手国の顔色を伺うことなく、正々堂々と非難せよ、正論である。
もちろん、これは政権とはもっとも遠いところにいるからこそ、言えるというのも事実だと思う。仮に山本氏が総理大臣になったとき、或いは外務大臣になったとき、アメリカや中国を相手に喧嘩を売り続けられるかといえばそれはさすがに無理だと思う。自分の政治生命以前に国民の命が掛かっているのだ、飲みたくない澱んだ水であっても不承不承飲まざるを得ないときはあるだろう。とはいえ、毅然と反対をしたれいわ新選組をこの時は正直やるなぁと思った。
しかしだ、ロシアに対する非難決議もれいわ新選組は反対した。
端的にいうと戦争には原因がある、ウクライナはNATOに加盟しないというロシアとの約束を反故にした、ロシアが怒るのも一定程度理解できるという趣旨、当然、れいわ新選組もロシアのウクライナ侵攻を強く非難しているが、一方的にロシア悪との断罪は戦争を激化させる要因にもなるので一旦フラットな状態に戻して考えましょうよ、そのために日本政府はいかなる協力も惜しまないというのが論旨。
はあ?いったいなにいってんだこいつら?
でしょう?
ウクライナの国境付近でロシア軍が待機しているときであればまだしも、実際に無辜の市民が殺されているんだぞ、そういう危機的な状況で、一旦待て、ロシアの言い分を聞きましょうとはあまりにもノー天気とノータリンが過ぎる。むしろ、本来ならば悪漢プーチンは死を以て償えの世界でしょう。
結局、山本太郎の限界ってこのへんだんよな。
本人は高い理想を掲げているのでしょうけど、それはあくまでも理想。まずは現実を見ろと。徒手空拳から国会議員5名の政党を作ったその手腕は大したものだと思うが、こんなお花畑みたいなことをいっていたらいつまで経っても泡沫政党のままだと思う。
折れない、ぶれないというのは確かに人間の持つ、美徳であったり、魅力であったりするだろうが、政治は綺麗ごとでは済まされないのだ、もちろん、極東の国会議員が地球の裏側近くからロシア許すまじと非難したところで現実はなにも変わらない。だが、日本の立場を明確にすることで、ロシアを国際社会から孤立させるという強いメッセージは発せられる。
実際、結構日本の毅然した行動は効いちゃってんだろうな、早速ロシアは北方領土に対して特区という奇策を講じてきた。これはそれだけロシア経済に対する制裁が効き始めているということなのだ。
そもそも日本人の本当の敵はロシアだということをこんなときだからこそ、改めてよく考えるべきだ。北方領土はポツダム宣言受諾後、どさくさに紛れて占領してしまった。国際法上、決して許されない。そして最も許されないのはシベリアに抑留された日本人捕虜を労働力として酷使し、多くの方々がお亡くなりなったということ。
ソビエトは戦後、ナチスドイツの蛮行を強く非難していたが、ソビエト自身がナチスドイツ顔負けの蛮行を働いていた。あまり知られていないが1945年には日本人婦女子1000名以上を2時間余りの間に虐殺した葛根廟事件が樺太では起きている。
戦闘を放棄して白旗を上げた捕虜を強制労働に遣うなんて言語道断、こういう人達の無念さを慮れば、国賊プーチンを地元山口に招待して、薄ら笑いを浮かべてお出迎えの安倍晋三はホント情けなくて頭が痛くなる。しかも、何時間も待たされる始末で、せっかく用意した温泉にもプーチンは入らなかったというではないか、どれだけバカにされてんだよ、情けないったらありゃしない。媚を売るからこんなことになるのだ。よくヘラヘラ出来るわと、呆れて言葉も出ない。
いい機会だからロシアとは徹底的に反目に廻ろうぜ。日本国内にいるプーチンに票を投じたことのあるロシア人、お前らも同罪だ。
この自民党政権とは凡そ対極にあるのがれいわ新選組、ぱっと見、左翼政党のようでもあるが、共産党や社民党とも路線は違う。代表の山本太郎氏自身、右でも左でもないフリースタイルだということだが、そのれいわ新選組を興味本位的なレベルであるが結構注目している。
正直、中国に対しての「ウイグル人権問題」、これには自民党支持者だが、岸田政権並び、与党自民党の及び腰に心底呆れた果てた。ウイグル人弾圧に対する抗議文にも関わらず、中国を名指しせず「非難」の文言もなし、いったいなんのための非難決議なんだ、茶番が過ぎるだろうと見ているこちらが情けなくなる始末だ。
そんな中、気を吐いたのがれいわ新選組、公式ホームページより一部抜粋する。
『本気で「普遍的価値としての人権」を尊重するなら、
相手となる国によって態度を変えてはいけない。
それは同盟国であってもなくてもだ。
「人権侵害は絶対に認めない」という姿勢を貫く必要がある。
(中略)
ある国に対しては生ぬるい決議を出し、
ほかの国の人権侵害には決議どころか、忖度して目をつぶる。
これが人権を重んずる国の議会がやることだろうか。』
非難決議を出すならアメリカ、中国、ロシアと、相手国の顔色を伺うことなく、正々堂々と非難せよ、正論である。
もちろん、これは政権とはもっとも遠いところにいるからこそ、言えるというのも事実だと思う。仮に山本氏が総理大臣になったとき、或いは外務大臣になったとき、アメリカや中国を相手に喧嘩を売り続けられるかといえばそれはさすがに無理だと思う。自分の政治生命以前に国民の命が掛かっているのだ、飲みたくない澱んだ水であっても不承不承飲まざるを得ないときはあるだろう。とはいえ、毅然と反対をしたれいわ新選組をこの時は正直やるなぁと思った。
しかしだ、ロシアに対する非難決議もれいわ新選組は反対した。
端的にいうと戦争には原因がある、ウクライナはNATOに加盟しないというロシアとの約束を反故にした、ロシアが怒るのも一定程度理解できるという趣旨、当然、れいわ新選組もロシアのウクライナ侵攻を強く非難しているが、一方的にロシア悪との断罪は戦争を激化させる要因にもなるので一旦フラットな状態に戻して考えましょうよ、そのために日本政府はいかなる協力も惜しまないというのが論旨。
はあ?いったいなにいってんだこいつら?
でしょう?
ウクライナの国境付近でロシア軍が待機しているときであればまだしも、実際に無辜の市民が殺されているんだぞ、そういう危機的な状況で、一旦待て、ロシアの言い分を聞きましょうとはあまりにもノー天気とノータリンが過ぎる。むしろ、本来ならば悪漢プーチンは死を以て償えの世界でしょう。
結局、山本太郎の限界ってこのへんだんよな。
本人は高い理想を掲げているのでしょうけど、それはあくまでも理想。まずは現実を見ろと。徒手空拳から国会議員5名の政党を作ったその手腕は大したものだと思うが、こんなお花畑みたいなことをいっていたらいつまで経っても泡沫政党のままだと思う。
折れない、ぶれないというのは確かに人間の持つ、美徳であったり、魅力であったりするだろうが、政治は綺麗ごとでは済まされないのだ、もちろん、極東の国会議員が地球の裏側近くからロシア許すまじと非難したところで現実はなにも変わらない。だが、日本の立場を明確にすることで、ロシアを国際社会から孤立させるという強いメッセージは発せられる。
実際、結構日本の毅然した行動は効いちゃってんだろうな、早速ロシアは北方領土に対して特区という奇策を講じてきた。これはそれだけロシア経済に対する制裁が効き始めているということなのだ。
そもそも日本人の本当の敵はロシアだということをこんなときだからこそ、改めてよく考えるべきだ。北方領土はポツダム宣言受諾後、どさくさに紛れて占領してしまった。国際法上、決して許されない。そして最も許されないのはシベリアに抑留された日本人捕虜を労働力として酷使し、多くの方々がお亡くなりなったということ。
ソビエトは戦後、ナチスドイツの蛮行を強く非難していたが、ソビエト自身がナチスドイツ顔負けの蛮行を働いていた。あまり知られていないが1945年には日本人婦女子1000名以上を2時間余りの間に虐殺した葛根廟事件が樺太では起きている。
戦闘を放棄して白旗を上げた捕虜を強制労働に遣うなんて言語道断、こういう人達の無念さを慮れば、国賊プーチンを地元山口に招待して、薄ら笑いを浮かべてお出迎えの安倍晋三はホント情けなくて頭が痛くなる。しかも、何時間も待たされる始末で、せっかく用意した温泉にもプーチンは入らなかったというではないか、どれだけバカにされてんだよ、情けないったらありゃしない。媚を売るからこんなことになるのだ。よくヘラヘラ出来るわと、呆れて言葉も出ない。
いい機会だからロシアとは徹底的に反目に廻ろうぜ。日本国内にいるプーチンに票を投じたことのあるロシア人、お前らも同罪だ。