覆面の北枕

相変わらず頭痛は続いている。

しかし、脳に異常がないというだけで気分は全然違う。じゃあなんだよ、ストレスかな～？

ただ、別の意味で頭が痛い話もある。『職場いじめ、鼻に練りからし　容疑の男2人逮捕　大阪府警』というニュースだ。大阪府高石市内の化学メーカーの工場内で、一緒に働いていた20代男性の鼻に練りからしを入れるなどのいじめをしたとして、大阪府警高石署が暴力行為処罰法違反（共同暴行）容疑で、いずれも同府岸和田市に住む30代の作業員の男2人を逮捕したとのこと。

この二人がどうしようもないパー太郎だというのは仕方がない。親ガチャに外れてしまったんだろうよ。アホな両親からアホの遺伝子を受け継いで、三十過ぎてもアホな振る舞いしか出来ない、ある意味、親のバカ遺伝子を色濃く受け継いでしまった被害者だともいえるので気の毒で仕方がない、だから一刻も早く死んでくれとしか思わないのだが、問題はよう、職場でこんなことをしている奴がいるのに誰も止めなかったのか。

記事を読むと化学メーカーとあるので従業員はかなりの数がいると思われる。確実なことは言えないが『高石市　化学メーカー』と検索すると三井化学株式会社がヒットする、もちろん、三井以外にもあり得るので決して断定は出来ないが、いずれにせよ、職場にコイツら2人と被害者1人の3人で働いていたわけじゃねぇだろう。加担しなければいいという問題か？

確かに法律的なことをいえば見て見ぬふりをしていた人にはなんのお咎めもない。

でも、普通はいかつい野郎どもで直接注意するのが憚られるのであれば上司に相談するとか、或いは匿名で企業の監査室や法務部に投書するぐらいのことは出来るだろう(ついでに朝日新聞や文春にも投書、匿名のアカを作ってツイッターや5ちゃんねるに投稿もする)。

八街の飲酒運転死傷事故もそう、職場で飲酒運転をしている奴がいたら普通は止める。これは色々な意味があって、まず今回のような凄惨な事故を起こす可能性があるのでするべきではないというのが一つ。本人も免許取り消しはもちろんのこと、長期での服役は免れず、なにもいいことはないというのも一つ。そして、飲酒運転をしているという情報が取り引き先などに漏れると、契約を打ち切られてしまい、会社の懐事情が厳しくなることが一つ、同様に公共事業なども請け負っていると指名停止処分を受ける、こうなると会社はもはや斜陽、銀行の融資も受けられなくなり倒産待ったなし、残った人たちは新たな職場を探さねばならない。探したとしても見つかるかどうか分からないし、仮に見つかったとしても中途採用であるから給料は前職よりも低くなるだろう。

つまり、一人のアホのために回り回って、自分が損するということになりかねない。善悪もそうだが、打算的に考えても職場のイジメはいいことがないのだ。

職場を離れたところで、なにかしでかすのは個人の問題であるからさすがにそこを咎める必要は必ずしもないが、少なくとも就業時間中であれば直接注意は出来なくてもなにかしらのアクションは起こせるはずだろう。