また今日から新たな日常が始まるわけで
- 2021/11/01
- 10:22
例によって選挙特番は見ず。
朝起きて結果を見てびっくり、てっきり追い風だと思っていた立憲民主党と共産党、議席を減らしてやがる。
野党共闘、立憲民主党の支持者に対しても、共産党の支持者に対しても背信行為だわな。立憲民主党の支持者って基本はリベラル派であろうが、決して共産主義を目指しているわけではないし、天皇制も自衛隊も廃止しろとは思っていない。
対して共産党の支持者はマルクス主義の信奉者であり、天皇制は当然反対、そもそも主義主張が根っこの部分からして違う。いくら打倒自民の旗印は同じでもなんだかなぁと思ってしまった支持者が結局は多かったってことだろう。事実、立憲民主党の支持母体であるはずの連合の芳野会長や全トヨタ労働組合連合会もこの野党共闘には不快感を示していた。
策士策に溺れるということでしょう。
それよりも驚いたのはれいわ新選組の3議席確保、比例1位の山本太郎氏はギリギリ当選するかと思っていたがまさかの3議席、これは予想だにしていなかった。
今回の選挙、実をいうと小選挙区は自民党の候補者の名前を書き、比例には「れいわ」と書いた。
おいおい、自民党を支持しているお前がれいわっておかしいだろうという意見は分かります。しかし、この比例のれいわは自民党のために記したのです。
ここ5、6年ぐらい安倍さんに対する忖度政治が限度を超えている。確かに昭和の金権政治の時代と違い、学校の認可を認める代わりにリベート1000万円寄越せなんてことはないと思う。
しかし、金さえ貰わなければなにをやってもいいのかという問題じゃない。広島の市議、県議の買収事件だって、直接安倍さんが買収を指示したとはさすがに思わんよ、ただ、同じ自民党員である溝手氏は岸田派であり反安倍、安倍さんからするとどうにも面白くない、それを取り巻きらが意図を酌んで対抗馬である河井夫妻に多額の現金を支給したんだろ。
こんなことばっかりだ。
恐らく、これだけじゃなく、公共事業だって安倍さんに近い企業ばかりが受注してるんじゃねぇのか。それだけじゃなく、役人の人事もそうで、安倍さんに揉み手する奴ほど出世するという、もはや安倍コンツェルンじゃねぇかと思えてしまう。これって日本の社会にとって絶対によくない。
王様が自分にすり寄ってくるものばかりを重用し、大久保彦左衛門や徳川光圀のような、為政者に対して口やかましく厳しいことをいって諫言を呈す人を大事にしないと社会は必ず衰退する。
自民党が何故こうも堕落してしまったかというと、早い話、野党がだらしないからだ。隙あらば政権を奪取してやるぞという強い野党であれば自民党だってそうそううかうかしていられない。しかし、野党が野党の役割を果たしていないから自民党がやりたい放題なのだ。自民党にとって目の上のたんこぶのような人間がいないと自民党が潰れてしまうとの思いでれいわ新選組に票を投じた。
ただ、投じておいてなんだがまったく山本氏の政策には共鳴ではないし、相変わらずとんちんかんなことばかりを言ってやがるとの思いしかない。でも、こういう面倒くさい奴がいないと国会に緊張感が生まれない。山本氏は問題提起が上手く、役者をやっていただけあって情報発信の仕方が抜群に上手い。2019年の参院選、ボロボロと泣きながらの街頭演説はもはや語り草であるが、個人的には正直、おいおいお前も役者やのう(笑)と、白けた目で見ていた、しかしである、仮に演技でもあそこまで出来ればほんまもんだと思った。
彼は前回の参院選で国会に重度障害者を2人送った。これなどは単なるパフォーマンスにしか過ぎず、本当に障碍者の声を国会に届けるのであれば障碍者を送るのではなく、まずはお前が障碍者の代弁者になれと強い憤りを感じた。障碍者といえども国会議員であるからあえて厳しいことを言うがあの二人が国民に対する奉仕者として仕事が出来るのか。政治家の仕事とは障碍者やその家族、介護職員などの話を真摯に聞いて、法律を改正して予算をぶん獲るのが仕事だろう。ろくに口も利けないような人間が国会議員として国民の代表になるのはおかしい。順序が逆だ。
こういうことも含めて主義主張は殆ど正反対であるが、敵にすると面倒くさい奴なのは確かだ。だから票を投じた。もちろん、自分のこの行動が論理的に見て正しいとは思っていない。同意も求めない。矛盾だらけだとも思う。だが、こういう投票の仕方もあっていいはずだろう。
朝起きて結果を見てびっくり、てっきり追い風だと思っていた立憲民主党と共産党、議席を減らしてやがる。
野党共闘、立憲民主党の支持者に対しても、共産党の支持者に対しても背信行為だわな。立憲民主党の支持者って基本はリベラル派であろうが、決して共産主義を目指しているわけではないし、天皇制も自衛隊も廃止しろとは思っていない。
対して共産党の支持者はマルクス主義の信奉者であり、天皇制は当然反対、そもそも主義主張が根っこの部分からして違う。いくら打倒自民の旗印は同じでもなんだかなぁと思ってしまった支持者が結局は多かったってことだろう。事実、立憲民主党の支持母体であるはずの連合の芳野会長や全トヨタ労働組合連合会もこの野党共闘には不快感を示していた。
策士策に溺れるということでしょう。
それよりも驚いたのはれいわ新選組の3議席確保、比例1位の山本太郎氏はギリギリ当選するかと思っていたがまさかの3議席、これは予想だにしていなかった。
今回の選挙、実をいうと小選挙区は自民党の候補者の名前を書き、比例には「れいわ」と書いた。
おいおい、自民党を支持しているお前がれいわっておかしいだろうという意見は分かります。しかし、この比例のれいわは自民党のために記したのです。
ここ5、6年ぐらい安倍さんに対する忖度政治が限度を超えている。確かに昭和の金権政治の時代と違い、学校の認可を認める代わりにリベート1000万円寄越せなんてことはないと思う。
しかし、金さえ貰わなければなにをやってもいいのかという問題じゃない。広島の市議、県議の買収事件だって、直接安倍さんが買収を指示したとはさすがに思わんよ、ただ、同じ自民党員である溝手氏は岸田派であり反安倍、安倍さんからするとどうにも面白くない、それを取り巻きらが意図を酌んで対抗馬である河井夫妻に多額の現金を支給したんだろ。
こんなことばっかりだ。
恐らく、これだけじゃなく、公共事業だって安倍さんに近い企業ばかりが受注してるんじゃねぇのか。それだけじゃなく、役人の人事もそうで、安倍さんに揉み手する奴ほど出世するという、もはや安倍コンツェルンじゃねぇかと思えてしまう。これって日本の社会にとって絶対によくない。
王様が自分にすり寄ってくるものばかりを重用し、大久保彦左衛門や徳川光圀のような、為政者に対して口やかましく厳しいことをいって諫言を呈す人を大事にしないと社会は必ず衰退する。
自民党が何故こうも堕落してしまったかというと、早い話、野党がだらしないからだ。隙あらば政権を奪取してやるぞという強い野党であれば自民党だってそうそううかうかしていられない。しかし、野党が野党の役割を果たしていないから自民党がやりたい放題なのだ。自民党にとって目の上のたんこぶのような人間がいないと自民党が潰れてしまうとの思いでれいわ新選組に票を投じた。
ただ、投じておいてなんだがまったく山本氏の政策には共鳴ではないし、相変わらずとんちんかんなことばかりを言ってやがるとの思いしかない。でも、こういう面倒くさい奴がいないと国会に緊張感が生まれない。山本氏は問題提起が上手く、役者をやっていただけあって情報発信の仕方が抜群に上手い。2019年の参院選、ボロボロと泣きながらの街頭演説はもはや語り草であるが、個人的には正直、おいおいお前も役者やのう(笑)と、白けた目で見ていた、しかしである、仮に演技でもあそこまで出来ればほんまもんだと思った。
彼は前回の参院選で国会に重度障害者を2人送った。これなどは単なるパフォーマンスにしか過ぎず、本当に障碍者の声を国会に届けるのであれば障碍者を送るのではなく、まずはお前が障碍者の代弁者になれと強い憤りを感じた。障碍者といえども国会議員であるからあえて厳しいことを言うがあの二人が国民に対する奉仕者として仕事が出来るのか。政治家の仕事とは障碍者やその家族、介護職員などの話を真摯に聞いて、法律を改正して予算をぶん獲るのが仕事だろう。ろくに口も利けないような人間が国会議員として国民の代表になるのはおかしい。順序が逆だ。
こういうことも含めて主義主張は殆ど正反対であるが、敵にすると面倒くさい奴なのは確かだ。だから票を投じた。もちろん、自分のこの行動が論理的に見て正しいとは思っていない。同意も求めない。矛盾だらけだとも思う。だが、こういう投票の仕方もあっていいはずだろう。