採点基準があやふや
- 2021/10/18
- 11:39
ふと思ったことがある、例の都道府県別魅力度ランキング調査だ。まだ引っ張る。
これって根本的におかしいと思う。
日本人は憲法第22条により、何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有するとある。つまり、今暮らしている場所はあなたが貴方の意思で住んでいるのですよという話。
もちろん、そんなものは建前だというかもしれない。特に高校生までの子供であると、たまたまこの地に生まれたから、或いは親の転勤や離婚でここに引っ越してきた、住みたくて住んでいるわけではないということもあるだろう。
また、成人している人であっても住みたくはないが、旦那の実家がここだから仕方なくここで暮らしているという人や転勤(左遷も含む)でここに廻されたという人もいるでしょう。
しかし、大前提としてあるのは憲法で居住地の自由が保障されている以上、そこに住んでいるのはあなたが住みたいから住んでいるというのが大原則でしょう。間違ってますか?
じゃあ北海道や沖縄に魅力を感じている、北海道や沖縄以外に住んでいる人に聞きたいのだが、そんなに魅力があるならすぐに北海道や沖縄に引っ越せばいいじゃないと思う。いやいや、仕事があるからそんなの無理だろうというのでしょうが、住む場所に加え、日本国憲法は職業選択の自由も保障されている。今の仕事を辞めて北海道(沖縄)で就職すればいいじゃねぇか。
もちろん、そんなこと出来っこないというのは分かりますよ。人は霞を喰って生きているわけではなく、就労できる場所を拠点に生活が決まっていくというのはよく分かる。だいたい霞を喰って生きていけるのであればわざわざ北海道に引っ越さなくてもいいしな。
でも、裏を返すと、仕事を辞めてまでは移住したくないということだろ、違いますか。
なんで東京に1400万人もの人が住んでいるかというと、それだけ東京に魅力があるからでしょ。ぶっちゃけた話、東京に住むメリットとデメリットとを比べた場合、就業場所や賃金、或いは洗練された都会の生活に刺激を受けているなど、メリットの方が上回っているから東京に住んでいるんだろ。
だから本来、魅力度というのは人口に比例しなくてはおかしな話になってしまう。
茨城県の人口は296万人で都道府県別の順位で言うと11位、実は茨城県民ですら知らない人も多いのだが、広島県や京都府よりも人口は多いのだ。じゃあ、俺を含めたこの296万人、みな嫌々住んでいるのか。確かに中にはそういう人もいるでしょう、それは否定しないが、300万人近い人の殆どが忸怩たる思いで不承不承、魅力度最下位の県に住んでいるとは思えない。
こんなこと言うのはなんだが、都道府県別人口最下位の鳥取県、就労場所を含めて鳥取県に魅力がないから人口が増えないんだろ、税金がタダとか、最低賃金がとんでもなく高いとかであれば人口は増えていくはずだ。税金がタダで最低賃金が時給2500円とかであれば俺だって鳥取に引っ越す。茨城にいる理由がない。
人口によって魅力度も比例していかないというのであればそんなものは単なる投票した奴の独りよがりじゃねぇか。魅力度ランキングは北海道と書きました、じゃあ北海道に引っ越せやといっても引っ越さない。どうせゴールデンウイークに旅行で行った富良野のラベンダー畑がとっても素敵だったからという、極めて視野の狭い範囲での魅力なんだろう、冬の大雪や生活保護受給率ナンバーワンの汚名だとかはまったく視野に入れず、たまたま旅行で行った程度の知識をベースに魅力度があると答えている。
もうそろそろ魅力度ランキングについては採点方法を見直す時期に来ているんじゃないの?
これって根本的におかしいと思う。
日本人は憲法第22条により、何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有するとある。つまり、今暮らしている場所はあなたが貴方の意思で住んでいるのですよという話。
もちろん、そんなものは建前だというかもしれない。特に高校生までの子供であると、たまたまこの地に生まれたから、或いは親の転勤や離婚でここに引っ越してきた、住みたくて住んでいるわけではないということもあるだろう。
また、成人している人であっても住みたくはないが、旦那の実家がここだから仕方なくここで暮らしているという人や転勤(左遷も含む)でここに廻されたという人もいるでしょう。
しかし、大前提としてあるのは憲法で居住地の自由が保障されている以上、そこに住んでいるのはあなたが住みたいから住んでいるというのが大原則でしょう。間違ってますか?
じゃあ北海道や沖縄に魅力を感じている、北海道や沖縄以外に住んでいる人に聞きたいのだが、そんなに魅力があるならすぐに北海道や沖縄に引っ越せばいいじゃないと思う。いやいや、仕事があるからそんなの無理だろうというのでしょうが、住む場所に加え、日本国憲法は職業選択の自由も保障されている。今の仕事を辞めて北海道(沖縄)で就職すればいいじゃねぇか。
もちろん、そんなこと出来っこないというのは分かりますよ。人は霞を喰って生きているわけではなく、就労できる場所を拠点に生活が決まっていくというのはよく分かる。だいたい霞を喰って生きていけるのであればわざわざ北海道に引っ越さなくてもいいしな。
でも、裏を返すと、仕事を辞めてまでは移住したくないということだろ、違いますか。
なんで東京に1400万人もの人が住んでいるかというと、それだけ東京に魅力があるからでしょ。ぶっちゃけた話、東京に住むメリットとデメリットとを比べた場合、就業場所や賃金、或いは洗練された都会の生活に刺激を受けているなど、メリットの方が上回っているから東京に住んでいるんだろ。
だから本来、魅力度というのは人口に比例しなくてはおかしな話になってしまう。
茨城県の人口は296万人で都道府県別の順位で言うと11位、実は茨城県民ですら知らない人も多いのだが、広島県や京都府よりも人口は多いのだ。じゃあ、俺を含めたこの296万人、みな嫌々住んでいるのか。確かに中にはそういう人もいるでしょう、それは否定しないが、300万人近い人の殆どが忸怩たる思いで不承不承、魅力度最下位の県に住んでいるとは思えない。
こんなこと言うのはなんだが、都道府県別人口最下位の鳥取県、就労場所を含めて鳥取県に魅力がないから人口が増えないんだろ、税金がタダとか、最低賃金がとんでもなく高いとかであれば人口は増えていくはずだ。税金がタダで最低賃金が時給2500円とかであれば俺だって鳥取に引っ越す。茨城にいる理由がない。
人口によって魅力度も比例していかないというのであればそんなものは単なる投票した奴の独りよがりじゃねぇか。魅力度ランキングは北海道と書きました、じゃあ北海道に引っ越せやといっても引っ越さない。どうせゴールデンウイークに旅行で行った富良野のラベンダー畑がとっても素敵だったからという、極めて視野の狭い範囲での魅力なんだろう、冬の大雪や生活保護受給率ナンバーワンの汚名だとかはまったく視野に入れず、たまたま旅行で行った程度の知識をベースに魅力度があると答えている。
もうそろそろ魅力度ランキングについては採点方法を見直す時期に来ているんじゃないの?