笑えないギャグ
- 2021/10/12
- 19:48
日本共産党の選挙公約を聞いて椅子から転げ落ちそうになった。
次の衆院選で掲げた公約の一つが最低賃金時給1500円の実現、現在の最低賃金は自治体によって差異はあるが時給900円前後、当然時給労働者は給料が1.6倍になるわけであるから諸手を挙げて大賛成だろうが最低賃金が上がったときの差額の600円はいったい誰が負担するのか?経営者の努力でなんとかしろとでもいうの?このコロナ禍の今?
コロナ禍で大小を問わず企業は疲弊している。もし国の政策で最低賃金が1500円になれば雇う人員を単純に6割減らすか、一人一人の出勤出来る時間を6割減らすしかない。
前者であれば運よく会社に残った人は切られた人の分まで仕事を担うことになり、労働はより過酷なものになるだろうし、一度切られた労働者は最低賃金時給1500円が足かせになり、新たな雇用先が見つからず、本来労働者の生活をよくするための最低賃金アップが却って労働者の首を絞めるというパラドックスになりかねない。いや、確実になるな。
後者の労働時間短縮、確かに労働者は同じ賃金を短い労働時間で貰えるのであるからこんな嬉しいことはない、空いた時間を遣い家族サービスや趣味に費やす時間が確保できるかもしれない。
しかし、よく考えてもらいたいのは企業が人を雇うのは労働者を食わすためではなく、企業が効率よく利潤をあげられるためである。人員を減らすと当然企業の生産量は減るため、そもそもの企業経営が成り立たなくなる恐れがある、会社が潰れたら労働者は厳しい立場に立たせられる。
最低賃金を上げる、確かにこれは国の政策として考えるべき大きな問題の一つだが、段階を踏まないと最低賃金を上げたばっかりに却って労働者が苦労するという逆転現象が起こり得る。
もしかすると共産党は最低賃金を上げることと引き換えに法人税の減税を提唱するのかもしれない、なるほど国に支払う税金を減らしてやるから、その金を労働者の賃金に廻せというのであれば減税も一理ある気がするが、ちょっと待て、法人税を払えぬほど追い詰められてる自転車操業状態の企業からすると労働者に廻せる金自体が存在しないので最低賃金の増額はまさしく死刑宣告だ。
どうせ政権なんか取れないのだからこの機会にバカを煽って共産党員を集めようという共産党の姑息な手段であるならまだしも、本気で最低賃金1500円などとほざいているのであれば日本にとって害悪でしかない。出来もしない絵空事を甘言として若者の耳元で囁き、無垢な若者を赤に染めようとするなら断固として阻止すべきだ。
次の衆院選で掲げた公約の一つが最低賃金時給1500円の実現、現在の最低賃金は自治体によって差異はあるが時給900円前後、当然時給労働者は給料が1.6倍になるわけであるから諸手を挙げて大賛成だろうが最低賃金が上がったときの差額の600円はいったい誰が負担するのか?経営者の努力でなんとかしろとでもいうの?このコロナ禍の今?
コロナ禍で大小を問わず企業は疲弊している。もし国の政策で最低賃金が1500円になれば雇う人員を単純に6割減らすか、一人一人の出勤出来る時間を6割減らすしかない。
前者であれば運よく会社に残った人は切られた人の分まで仕事を担うことになり、労働はより過酷なものになるだろうし、一度切られた労働者は最低賃金時給1500円が足かせになり、新たな雇用先が見つからず、本来労働者の生活をよくするための最低賃金アップが却って労働者の首を絞めるというパラドックスになりかねない。いや、確実になるな。
後者の労働時間短縮、確かに労働者は同じ賃金を短い労働時間で貰えるのであるからこんな嬉しいことはない、空いた時間を遣い家族サービスや趣味に費やす時間が確保できるかもしれない。
しかし、よく考えてもらいたいのは企業が人を雇うのは労働者を食わすためではなく、企業が効率よく利潤をあげられるためである。人員を減らすと当然企業の生産量は減るため、そもそもの企業経営が成り立たなくなる恐れがある、会社が潰れたら労働者は厳しい立場に立たせられる。
最低賃金を上げる、確かにこれは国の政策として考えるべき大きな問題の一つだが、段階を踏まないと最低賃金を上げたばっかりに却って労働者が苦労するという逆転現象が起こり得る。
もしかすると共産党は最低賃金を上げることと引き換えに法人税の減税を提唱するのかもしれない、なるほど国に支払う税金を減らしてやるから、その金を労働者の賃金に廻せというのであれば減税も一理ある気がするが、ちょっと待て、法人税を払えぬほど追い詰められてる自転車操業状態の企業からすると労働者に廻せる金自体が存在しないので最低賃金の増額はまさしく死刑宣告だ。
どうせ政権なんか取れないのだからこの機会にバカを煽って共産党員を集めようという共産党の姑息な手段であるならまだしも、本気で最低賃金1500円などとほざいているのであれば日本にとって害悪でしかない。出来もしない絵空事を甘言として若者の耳元で囁き、無垢な若者を赤に染めようとするなら断固として阻止すべきだ。