ガールズ&パンツァー 最終章 第3話 4D
- 2021/10/09
- 22:29

「ガールズ&パンツァー 最終章 第3話 4D」舞台挨拶付きの上映を見た。
なお、声優さん達の舞台挨拶付きといっても舞台挨拶が行われているのは六本木ヒルズのTOHOシネマズ、水戸ではその中継されている模様をスクリーンを通して見るという形式であるが、それにしてもこの第3話、今回でなんと3回目の鑑賞。正直、舞台挨拶がなければ行かなかったが、たまたまチケットが取れたのでね、じゃあ見るかと思い、出掛けてみた。
同じ映画を劇場で3回見たのって生まれて初めてだ。そして同じシーンでジーンっと来てしまい、目から汗がじわっと噴き出す。汗です、汗。
ちなみに上の写真のお手紙は来場者特典として渡されたもの。劇中に出てくるこのお手紙をそのまま来場者に配るとは本当にツボを得てんなぁと感心してしまう。だって、同じシーンでジーンっとって、まさにこの手紙のシーンだもん。
なんていうのか、生きるの死ぬのといった大仰な話ではなく、青臭い青春ドラマ、その青臭さが昭和ノスタルジーを想起させ、おっさんには気持ちいいのだ。また、平成も二十年代以降に生まれた子たちにすると、却ってこの青臭さが新鮮に映るのかもしれない。
ともすれば今のアニメって予想不可能になりがちじゃない、想像のはるか斜め上をいくというかさ。もちろん、それはそれでいいのだろうけど、アラフィフのおっさんになると、予想を裏切られてひょえーっと呆気にとられるよりも、むしろ、予想通りの展開でホッコリしたい。事実、ガルパン最終章第1話から第3話、予想をまったく裏切っていない、恐らくそうなるだろうなと思った通りの展開でここまで来ている。まさに直球勝負。
ある意味、紋切り型の典型である水戸黄門と同じ感覚っていうのか、8時45分になると印籠を出して一件落着するのを分かったうえで見ているのと同じだと思うんだわ。だいたいトーナメント方式で戦っている以上、主人公である大洗女子学園が負けてしまったら話が続かず、終わってしまう。みな勝つのを分かったうえで見ている。だが、それがいいのだ。安心感は半端ない。