残り2日
- 2021/09/28
- 19:27
いよいよ10月1日から緊急事態宣言が明ける。
正直今回の緊急事態宣言は随分と気分が滅入った。
ワクチンを接種している人が増えているはずなのに感染者数は反比例せず、茨城では毎日300人オーバー。もう緊急事態宣言もワクチンも本当は意味がないんじゃないかと疑心暗鬼になった。
元より今回の緊急事態宣言でコロナが収束するとは思ってはいないが自粛とワクチンで感染者が減らなければいったいなにを目標に生きていけばいいのかと暗い気持ちになった。
しかし、ここ10日ぐらいの間に感染者は大分減り、1日平均20~30人というところにまでなった。
これでいいのだ。どうせまた冬になればクリスマス、忘年会、お正月と立て続けにイベントがあり、集まるなといっても人は集まり、コロナの感染者は増えるのだ。そのときにワクチン未接種者にワクチン接種を呼び掛け、マンボーでも緊急事態宣言でもいいから発令して街を眠らせてコロナの感染者を減らす、これに意味があるのであればまだ耐えられる。
マラソン選手が完走できるのは42.195kmという目標があるからだ。いったい何十km走ればいいのか分からなかったらほんの数km走っただけで皆歩いてしまうだろう。受験であったり、仕事であったり、スポーツの練習であったり、その先に到達すべきゴールがあるから人は頑張れる。
ワクチンを二回打っても、自粛を強制しても感染者は減らない、こんなにツラいことはない。
自民党の総裁選、自ずと焦点はコロナ対策になるが、どの候補者も口々に早ければ年内にも経口タイプの治療薬が承認されると自信を見せた。これは明るいニュースだ。風邪薬感覚で治療薬を服用すれば悪化せずに済む。結果論ではあるがこの薬があれば志村けんさんをはじめ不本意にもお亡くなりになった方も救われたと思うが、彼らの死があってこそ開発に漕ぎ着けたと思うしかあるまい。
基本的に持って生まれた性格なのだろう、気が滅入ることはほぼない。兄貴分のIさんが亡くなったとき、落ち込むだけ落ち込んだが、それとて、人の生死は人知を超えたところにあり、致し方ないことだと割り切ろうと努力はした。死んだ人は生き返らない、そう納得させようと努力をした。そう死んだ人は生き返らないというゴールが厳然と存在しているため受け入れるしかなかった。
先の見えないことが人間にとってこんなにツラいことだとは思いもしなかった。釣り船に乗ると必ず何人かは船酔いで潰れているがどんなに海が荒れてようが俺は船酔いをしないので船酔いがどういうものかはわからない。先の見えないコロナ禍も船酔いと同じで経験してみないと理解できない。
それでも少しずつだが先が見えはじめた。あと何年続くか分からないが頑張ることの意義がおぼろげながら見え隠れしている。もうちょっとだけ踏ん張ってみますか。
正直今回の緊急事態宣言は随分と気分が滅入った。
ワクチンを接種している人が増えているはずなのに感染者数は反比例せず、茨城では毎日300人オーバー。もう緊急事態宣言もワクチンも本当は意味がないんじゃないかと疑心暗鬼になった。
元より今回の緊急事態宣言でコロナが収束するとは思ってはいないが自粛とワクチンで感染者が減らなければいったいなにを目標に生きていけばいいのかと暗い気持ちになった。
しかし、ここ10日ぐらいの間に感染者は大分減り、1日平均20~30人というところにまでなった。
これでいいのだ。どうせまた冬になればクリスマス、忘年会、お正月と立て続けにイベントがあり、集まるなといっても人は集まり、コロナの感染者は増えるのだ。そのときにワクチン未接種者にワクチン接種を呼び掛け、マンボーでも緊急事態宣言でもいいから発令して街を眠らせてコロナの感染者を減らす、これに意味があるのであればまだ耐えられる。
マラソン選手が完走できるのは42.195kmという目標があるからだ。いったい何十km走ればいいのか分からなかったらほんの数km走っただけで皆歩いてしまうだろう。受験であったり、仕事であったり、スポーツの練習であったり、その先に到達すべきゴールがあるから人は頑張れる。
ワクチンを二回打っても、自粛を強制しても感染者は減らない、こんなにツラいことはない。
自民党の総裁選、自ずと焦点はコロナ対策になるが、どの候補者も口々に早ければ年内にも経口タイプの治療薬が承認されると自信を見せた。これは明るいニュースだ。風邪薬感覚で治療薬を服用すれば悪化せずに済む。結果論ではあるがこの薬があれば志村けんさんをはじめ不本意にもお亡くなりになった方も救われたと思うが、彼らの死があってこそ開発に漕ぎ着けたと思うしかあるまい。
基本的に持って生まれた性格なのだろう、気が滅入ることはほぼない。兄貴分のIさんが亡くなったとき、落ち込むだけ落ち込んだが、それとて、人の生死は人知を超えたところにあり、致し方ないことだと割り切ろうと努力はした。死んだ人は生き返らない、そう納得させようと努力をした。そう死んだ人は生き返らないというゴールが厳然と存在しているため受け入れるしかなかった。
先の見えないことが人間にとってこんなにツラいことだとは思いもしなかった。釣り船に乗ると必ず何人かは船酔いで潰れているがどんなに海が荒れてようが俺は船酔いをしないので船酔いがどういうものかはわからない。先の見えないコロナ禍も船酔いと同じで経験してみないと理解できない。
それでも少しずつだが先が見えはじめた。あと何年続くか分からないが頑張ることの意義がおぼろげながら見え隠れしている。もうちょっとだけ踏ん張ってみますか。