ほら見たことか
- 2021/09/11
- 23:55
あー、そうそう常滑でのヒップホップフェス、密はおろか、ご法度の飲酒、現在分かっているだけでも三十数名の感染者がいるとのことだが、正直ほら見たことかと思った。
ロックインジャパンが二年連続で開催中止に追い込まれたが、地元民としてはホッとしたというのが本音だ。
収入を目論んでいたタクシーやバス会社、宿泊施設では虚無感や徒労感に苛まれているだろうが、まったくそういった業種とは関係のない市民の立場からすると地元に大勢の人が詰めかけてコロナウイルスだけを落とされて帰る方がよっぽど迷惑なのだ。
こんなことを言うと主催者側はひたちなか市の経済効果に随分寄与しているというかもしれないが、それはあくまでも主催者側の言い分であってロックインジャパンが開催されるお陰で税金が安くなったとか、或いは市民一人当たり特別に一万円が支給されるとかではないのでぶっちゃけ道路は混雑するし、まったく恩恵を与かれていない。
今回、ロックインジャパンが中止されるにあたり、主催者代表である渋谷陽一氏は感染対策は万全にしたとロックインジャパン2021のホームページ上で述べているが、確かに常滑のヒップホップフェスと違い、ロックインジャパンは20年の歴史があり、危機管理に関しては他のロックフェスと比べ段違いに高いと思う。ゆえに、会場内での感染防止対策はこれ以上ないというレベルにまで対策をしていると思う。警察官も多数配備されているため、不遜な行動を取るものに対しては厳しい処断が可能だ。
ただ、それってあくまでも会場内での話であって、会場の外では主催者、我関せずじゃない。実際、渋谷氏は『「観客の会場外での行動を含む感染防止対策」ですが、これも余りにも多様な解釈が可能で、もし文字通りの解釈をするならば、フェスに参加した方の会場外の全ての行動に対して、私たちは感染対策を行わなければなりません。それは不可能です。』と言い切っている。
市民の立場からするとおいおいって話でさ、不可能であるならハナからやるんじゃねぇよと思ってしまうのも無理からぬ話であろう。駅前あたりで酒を飲み、大騒ぎをされると通行人への飛沫感染の可能性も捨てきれず、本当に迷惑極まりない。そういう人はイチイチ知ったこっちゃないというのが渋谷氏の吐露した本音だろう。
よくさ、アーティストや芸能人、イベント会社に勤めている人が今は大変な苦境に立たされており、本当にいつ破産してもおかしくないというが、言っちゃ悪いけど職業には貴賤があり、娯楽産業の位置は職業ヒエラルキーでいえば最下層なのだ。農業や漁業、畜産業がないと人間生きていけないが娯楽産業がなくても生きていける。ちなみに職業の貴賤とは勘違いしないで頂きたいが決して収入の多寡ではない。芸能人などはどんなに高収入であっても社会からの必要性という意味では一番遠い位置にいる。
満ち足りた平和な世の中であれば芸能や芸術、スポーツの為す意味というのは大きいが今は危急存亡の秋(とき)なのだ。生きるの死ぬのといっているときにフェスがどうのとか、舞台がどうのとか言っていられねぇだろうがよ。
いや私たちは創作活動に命を懸けているというかもしれないが、命を懸けているのはあんたらのロジックであって関係ない人からするとまったくとんちんかんな話なんだわ。じゃあ聞くが令和のこの時代に、飢えに苦しむ母子家庭が増えており、食料品を買えずに困窮して一日一食で済ます家庭も決して少なくないという、はい、ここで問題です、この人たちにとって必要なのは一曲の歌ですか、それとも一つのパンですか?
よっぽどひねくれた人でもない限り、パンというはず。
もうこれがすべてなのです。
どんなに人生を懸けて曲を作ったところで飢えている人の腹を膨らますことが出来なきゃそんなものは単なる独りよがりのマスターベーション。
千葉では大きなフェスが来週末にかけて行われるらしいが、これだって絶対に感染者は出るだろ。好きなアーティストが壇上で歌って踊っているのにお通夜状態で見ていられるかっていうの。アーティストと観客が同じ空気を吸い、時間を共有できるからこそ高いチケット代金を払ってフェスに行く。
当然、数万人が黙って静かに見ていられるかといえばそんなわけねぇーだろう。中には取り乱す奴だっている。
アーティストも含めこいつらがコロナに感染して苦しむのは別に構わないのだが、こいつらのせいで病床が埋まってしまい、他のコロナ患者が治療を受けらず重篤な状態になってしまったり、或いは交通事故や心筋梗塞で一刻を争う患者さんがどこも病院が空いておらず、死んでしまったりすることは決して正しいことではないと思うのです。
小学生じゃないんだからいい加減考えて欲しいよな。
ロックインジャパンが二年連続で開催中止に追い込まれたが、地元民としてはホッとしたというのが本音だ。
収入を目論んでいたタクシーやバス会社、宿泊施設では虚無感や徒労感に苛まれているだろうが、まったくそういった業種とは関係のない市民の立場からすると地元に大勢の人が詰めかけてコロナウイルスだけを落とされて帰る方がよっぽど迷惑なのだ。
こんなことを言うと主催者側はひたちなか市の経済効果に随分寄与しているというかもしれないが、それはあくまでも主催者側の言い分であってロックインジャパンが開催されるお陰で税金が安くなったとか、或いは市民一人当たり特別に一万円が支給されるとかではないのでぶっちゃけ道路は混雑するし、まったく恩恵を与かれていない。
今回、ロックインジャパンが中止されるにあたり、主催者代表である渋谷陽一氏は感染対策は万全にしたとロックインジャパン2021のホームページ上で述べているが、確かに常滑のヒップホップフェスと違い、ロックインジャパンは20年の歴史があり、危機管理に関しては他のロックフェスと比べ段違いに高いと思う。ゆえに、会場内での感染防止対策はこれ以上ないというレベルにまで対策をしていると思う。警察官も多数配備されているため、不遜な行動を取るものに対しては厳しい処断が可能だ。
ただ、それってあくまでも会場内での話であって、会場の外では主催者、我関せずじゃない。実際、渋谷氏は『「観客の会場外での行動を含む感染防止対策」ですが、これも余りにも多様な解釈が可能で、もし文字通りの解釈をするならば、フェスに参加した方の会場外の全ての行動に対して、私たちは感染対策を行わなければなりません。それは不可能です。』と言い切っている。
市民の立場からするとおいおいって話でさ、不可能であるならハナからやるんじゃねぇよと思ってしまうのも無理からぬ話であろう。駅前あたりで酒を飲み、大騒ぎをされると通行人への飛沫感染の可能性も捨てきれず、本当に迷惑極まりない。そういう人はイチイチ知ったこっちゃないというのが渋谷氏の吐露した本音だろう。
よくさ、アーティストや芸能人、イベント会社に勤めている人が今は大変な苦境に立たされており、本当にいつ破産してもおかしくないというが、言っちゃ悪いけど職業には貴賤があり、娯楽産業の位置は職業ヒエラルキーでいえば最下層なのだ。農業や漁業、畜産業がないと人間生きていけないが娯楽産業がなくても生きていける。ちなみに職業の貴賤とは勘違いしないで頂きたいが決して収入の多寡ではない。芸能人などはどんなに高収入であっても社会からの必要性という意味では一番遠い位置にいる。
満ち足りた平和な世の中であれば芸能や芸術、スポーツの為す意味というのは大きいが今は危急存亡の秋(とき)なのだ。生きるの死ぬのといっているときにフェスがどうのとか、舞台がどうのとか言っていられねぇだろうがよ。
いや私たちは創作活動に命を懸けているというかもしれないが、命を懸けているのはあんたらのロジックであって関係ない人からするとまったくとんちんかんな話なんだわ。じゃあ聞くが令和のこの時代に、飢えに苦しむ母子家庭が増えており、食料品を買えずに困窮して一日一食で済ます家庭も決して少なくないという、はい、ここで問題です、この人たちにとって必要なのは一曲の歌ですか、それとも一つのパンですか?
よっぽどひねくれた人でもない限り、パンというはず。
もうこれがすべてなのです。
どんなに人生を懸けて曲を作ったところで飢えている人の腹を膨らますことが出来なきゃそんなものは単なる独りよがりのマスターベーション。
千葉では大きなフェスが来週末にかけて行われるらしいが、これだって絶対に感染者は出るだろ。好きなアーティストが壇上で歌って踊っているのにお通夜状態で見ていられるかっていうの。アーティストと観客が同じ空気を吸い、時間を共有できるからこそ高いチケット代金を払ってフェスに行く。
当然、数万人が黙って静かに見ていられるかといえばそんなわけねぇーだろう。中には取り乱す奴だっている。
アーティストも含めこいつらがコロナに感染して苦しむのは別に構わないのだが、こいつらのせいで病床が埋まってしまい、他のコロナ患者が治療を受けらず重篤な状態になってしまったり、或いは交通事故や心筋梗塞で一刻を争う患者さんがどこも病院が空いておらず、死んでしまったりすることは決して正しいことではないと思うのです。
小学生じゃないんだからいい加減考えて欲しいよな。