茶番過ぎる
- 2021/07/15
- 18:01
本当にごめんなさい、これを書くのはご遺族の方を慮ると正直気が引けるのですが、それを承知で言わせてもらうとハッキリいって司法の茶番です。
いったいなにが?飯塚幸三被告に対する求刑がです。
確かに求刑が7年と随分重い求刑、一般的に検察が3年以上4年未満の求刑をするときは服役させるか或いは執行猶予になるかは裁判官のさじ加減に委ねる求刑であり、4年以上の求刑に関してはもう刑務所に入れる気満々の求刑、これが5年以上の求刑になると執行猶予の目はなくなり実刑判決確実、あとはどれだけ求刑と判決との乖離があるか否かのみ。
本件に関していうと求刑が7年であるからこれが本来ならば多少の減刑はあったとしても実刑判決確実の求刑である。恐らく、判決は5年6月程度じゃないでしょうか。
ただ、実刑判決を受けたとしても当然飯塚は控訴する、恐らく高裁のみならず、弁護士の入れ知恵で最高裁まで控訴する。最高裁での判決が出るのは早くても3年ぐらい掛かる。量刑不当を争うのではなく、飯塚の場合、たぶんだが運転していたプリウスの故障が原因の事故だということを争うものと思われるから高等裁判所ではまた本当に車に故障がなかったのかということを精査する。
早い話、時間稼ぎだ。
上訴、上訴で最高裁の判決が出るころには飯塚は95歳ぐらいになっているはず、あとは金さえ積めばテキトーな病名をつけて入院させてくれる都合のいい私立病院を見つけてそこに入院してしまえば司法は万事休す、その後は服役すべき期間を医者の診断書を元に今のこの状態では服役に耐えられない的なことをいって引き伸ばす。飯塚側からするとガンが見つかったりすればなおよしで、弁護人の落としどころとしてはうだうだ時間稼ぎをして飯塚を刑務所には送らせず、病院のベッドの上で大往生させようという目論見だと思う、というかどう考えてもそうだろう。
当然、検察だってそういう目論見に関しては重々承知しているはず。
これも憶測ではしかないが、求刑を出した検察官自身が服役させられるとはハナから思っていないだろう。言葉は悪いが検察官は検察官で、ちゃんと仕事をしたというポーズでしかない。内心、私のできることはすべてやった、後は裁判官と弁護人の問題であり、私には関係ないというのが求刑を出した検事の考えていることだ。まあそんなことはマスコミの前ではおくびにも出さないでしょうけども。
そして判決を出す一審の裁判官もそう。仮に懲役5年6月の判決を下したとしても裁判官は裁判官で、「どうせこいつ上訴するんだろ、まあいいや、俺の仕事はここまで」と思って判決文を読むに違いない。判決の前後に説諭をするかもしれないが、それだって自分がええ格好したいがための単なるポーズ、自分の親ぐらい年の離れた爺さんが今更説諭をまともに聞くかよ、うんうんと頭を下げて聞いているふりをするだけ。
こんなことが続いて最高裁、最高裁は法廷が開かれず、上訴された事件について正しい判決かどうかを見直すだけであるから仮に高裁で判決5年6月であれば、はい、判決5年6月でいいですとなるだけ。
つまり、起訴前の検事調べから最高裁の判決まですべてがベルトコンベア式に淡々と流れて、杓子定規に最後は判決が言い渡されるが、その時は飯塚自身が三途の川に片足突っ込んでいるか、或いは三途の川を渡りきったあとだろうから、100才近い爺さんを現実問題服役させることなど土台無理な話だということをこの事件に関わった検察官、裁判官、当初からみんな分かっている、だから茶番だといった。
本当にご遺族の方には申し訳なく思うのだが、遺族の方だけが取り残されてしまっている。
みんな出来レースなのだ。
こんなんじゃ亡くなられた奥さんとお子さんが浮かばれないわ。
いったいなにが?飯塚幸三被告に対する求刑がです。
確かに求刑が7年と随分重い求刑、一般的に検察が3年以上4年未満の求刑をするときは服役させるか或いは執行猶予になるかは裁判官のさじ加減に委ねる求刑であり、4年以上の求刑に関してはもう刑務所に入れる気満々の求刑、これが5年以上の求刑になると執行猶予の目はなくなり実刑判決確実、あとはどれだけ求刑と判決との乖離があるか否かのみ。
本件に関していうと求刑が7年であるからこれが本来ならば多少の減刑はあったとしても実刑判決確実の求刑である。恐らく、判決は5年6月程度じゃないでしょうか。
ただ、実刑判決を受けたとしても当然飯塚は控訴する、恐らく高裁のみならず、弁護士の入れ知恵で最高裁まで控訴する。最高裁での判決が出るのは早くても3年ぐらい掛かる。量刑不当を争うのではなく、飯塚の場合、たぶんだが運転していたプリウスの故障が原因の事故だということを争うものと思われるから高等裁判所ではまた本当に車に故障がなかったのかということを精査する。
早い話、時間稼ぎだ。
上訴、上訴で最高裁の判決が出るころには飯塚は95歳ぐらいになっているはず、あとは金さえ積めばテキトーな病名をつけて入院させてくれる都合のいい私立病院を見つけてそこに入院してしまえば司法は万事休す、その後は服役すべき期間を医者の診断書を元に今のこの状態では服役に耐えられない的なことをいって引き伸ばす。飯塚側からするとガンが見つかったりすればなおよしで、弁護人の落としどころとしてはうだうだ時間稼ぎをして飯塚を刑務所には送らせず、病院のベッドの上で大往生させようという目論見だと思う、というかどう考えてもそうだろう。
当然、検察だってそういう目論見に関しては重々承知しているはず。
これも憶測ではしかないが、求刑を出した検察官自身が服役させられるとはハナから思っていないだろう。言葉は悪いが検察官は検察官で、ちゃんと仕事をしたというポーズでしかない。内心、私のできることはすべてやった、後は裁判官と弁護人の問題であり、私には関係ないというのが求刑を出した検事の考えていることだ。まあそんなことはマスコミの前ではおくびにも出さないでしょうけども。
そして判決を出す一審の裁判官もそう。仮に懲役5年6月の判決を下したとしても裁判官は裁判官で、「どうせこいつ上訴するんだろ、まあいいや、俺の仕事はここまで」と思って判決文を読むに違いない。判決の前後に説諭をするかもしれないが、それだって自分がええ格好したいがための単なるポーズ、自分の親ぐらい年の離れた爺さんが今更説諭をまともに聞くかよ、うんうんと頭を下げて聞いているふりをするだけ。
こんなことが続いて最高裁、最高裁は法廷が開かれず、上訴された事件について正しい判決かどうかを見直すだけであるから仮に高裁で判決5年6月であれば、はい、判決5年6月でいいですとなるだけ。
つまり、起訴前の検事調べから最高裁の判決まですべてがベルトコンベア式に淡々と流れて、杓子定規に最後は判決が言い渡されるが、その時は飯塚自身が三途の川に片足突っ込んでいるか、或いは三途の川を渡りきったあとだろうから、100才近い爺さんを現実問題服役させることなど土台無理な話だということをこの事件に関わった検察官、裁判官、当初からみんな分かっている、だから茶番だといった。
本当にご遺族の方には申し訳なく思うのだが、遺族の方だけが取り残されてしまっている。
みんな出来レースなのだ。
こんなんじゃ亡くなられた奥さんとお子さんが浮かばれないわ。