オオゥタニさーんは凄いよ
- 2021/07/10
- 20:57
FCバルセロナ所属のサッカー選手が発した日本人に対する言動が明らかに差別的であると、多数のスポンサーが契約を解除する騒ぎになっているが、俺なんかからすると西洋人は日本人を所詮極東のイエローモンキーぐらいにしか思っていないんだろうなと思っている。
戦前、ヒトラーの日本人に対する認識はゲルマン民族より劣る二等種という扱い、端的に言うと、ドイツ人より下、ユダヤ人より上という早い話が劣等民族。一応、日本、ドイツ、イタリアの日独伊三国同盟を締結して以降は日本人も優れた民族であると考えを改めたとのことであるが、それを真に受けるほど日本人はお人好しではない。
恐らくだが、ヒトラーはソ連との戦いが確実になるにつれ、極東に日本軍がいれば挟み撃ちをすることも出来るし、またアメリカを抑え付けることもできるから、ただ単に都合がいいので同盟を結んだに違いない。外務大臣の松岡洋右をいたく気に入り、ハイル松岡と熱烈な歓迎をしているがそれも同盟を維持するためのヒトラー流の演出ではないかと、個人的にはそう思っている。
事実、ナチスドイツが戦争に勝つことになればその後は日本との覇権争いになるとヒトラーは考えていた。世界を二つに割り、日本とドイツとで仲良く分け合おうという殊勝な考えなどヒトラーにはもとよりなく、日本を捻りつぶそうと考えていた。早い話、戦時中は日本を自分の駒として上手に操ろうとしていただけ。
結局なにが言いたいのかというと、もちろん理由の如何を問わず、差別は絶対に許さないという良識のあるまともな西洋人がいる一方、ヒトラー同様、アジア人など猿同然の劣等民族であると思っている西洋人も相当多いと思う。
日本人の俺が言うのもおかしな話だが、それは仕方ないと思う。諦めの境地というか、そもそも論になってしまうが単純に嫌いなのだ。蛇が嫌い、蜘蛛が嫌いと同じレベルの嫌い、特にアジア人を嫌う理由はないのだが、でも嫌い。
そこでである。
いつものことだが俺は前振りが長い。
野球の大谷選手をはじめ、ゴルフの松山選手、テニスの大坂なおみ選手など最近は世界レベルで活躍する日本人が増えた。
俺はこれって凄く大事なことであると思うのです。
日本のことをジャップと揶揄するアメリカ人が、大谷選手を見て、「日本人もなかなかやるじゃねぇか、見直したぜ」と思ってくれたらそれは大きな一歩だと思うのです。ビジネスや留学、観光でアメリカを訪れた日本人が大谷選手の活躍がきっかけでアメリカ人と友好的な関係を築けるかもしれない。当然、ビジネスはスムーズに進むであろうし、留学中の学生も肩身の狭い思いをしなくても済むかもしれない。
もちろん、人種差別とはそんな甘いもんじゃないよと言われるだろうし、それはまさにその通りで蛇嫌いな人がいつまで経っても蛇を好きにはなれないように黄色人種嫌いのアメリカ人が日本人に対して好意的に迎えてくれるかといえばさすがに甘すぎるだろうと思うが、俺はいつも言うように100%を目指してはいない。
あまり日本人に対していい思いを抱いていないアメリカ人が大谷翔平の活躍を見て、1人でも2人でも日本人を好きになってくれたら大成功だといっている。
イチロー選手が現役の時、イチメーターといってヒットの数をボードに書いて球場に訪れていた女性ファンを憶えている人も多いと思う。彼女はエイミーさんといいシアトル郊外在住の熱狂的なイチローファン。
多分だが、エイミーさんは日本人を好意的に思ってくれていると思う。直接的な日本人のふれあいはなくとも、もしかすると日本製の物をご贔屓にしてくれているかもしれない。それだけでも日本にとってはプラスでしょう。
プロスポーツ選手自身は自分が日本と外国との架け橋になろうだなんて思っていないと思う。それは当然。
しかし、彼らが活躍することによってその国の人と少しでもよい関係を築けたらそれはとても素晴らしいことだと思うのです。
少し打算的な考えにはなってしまうがそういうこともあるので、海外で活躍しようとしているスポーツ選手や音楽、美術、アニメなどの芸術家に対しては国益を考え政府としてもバックアップしていくことが必要だと思います。
本日の大谷選手が放った33号のホームランを見て思った次第であります。
戦前、ヒトラーの日本人に対する認識はゲルマン民族より劣る二等種という扱い、端的に言うと、ドイツ人より下、ユダヤ人より上という早い話が劣等民族。一応、日本、ドイツ、イタリアの日独伊三国同盟を締結して以降は日本人も優れた民族であると考えを改めたとのことであるが、それを真に受けるほど日本人はお人好しではない。
恐らくだが、ヒトラーはソ連との戦いが確実になるにつれ、極東に日本軍がいれば挟み撃ちをすることも出来るし、またアメリカを抑え付けることもできるから、ただ単に都合がいいので同盟を結んだに違いない。外務大臣の松岡洋右をいたく気に入り、ハイル松岡と熱烈な歓迎をしているがそれも同盟を維持するためのヒトラー流の演出ではないかと、個人的にはそう思っている。
事実、ナチスドイツが戦争に勝つことになればその後は日本との覇権争いになるとヒトラーは考えていた。世界を二つに割り、日本とドイツとで仲良く分け合おうという殊勝な考えなどヒトラーにはもとよりなく、日本を捻りつぶそうと考えていた。早い話、戦時中は日本を自分の駒として上手に操ろうとしていただけ。
結局なにが言いたいのかというと、もちろん理由の如何を問わず、差別は絶対に許さないという良識のあるまともな西洋人がいる一方、ヒトラー同様、アジア人など猿同然の劣等民族であると思っている西洋人も相当多いと思う。
日本人の俺が言うのもおかしな話だが、それは仕方ないと思う。諦めの境地というか、そもそも論になってしまうが単純に嫌いなのだ。蛇が嫌い、蜘蛛が嫌いと同じレベルの嫌い、特にアジア人を嫌う理由はないのだが、でも嫌い。
そこでである。
いつものことだが俺は前振りが長い。
野球の大谷選手をはじめ、ゴルフの松山選手、テニスの大坂なおみ選手など最近は世界レベルで活躍する日本人が増えた。
俺はこれって凄く大事なことであると思うのです。
日本のことをジャップと揶揄するアメリカ人が、大谷選手を見て、「日本人もなかなかやるじゃねぇか、見直したぜ」と思ってくれたらそれは大きな一歩だと思うのです。ビジネスや留学、観光でアメリカを訪れた日本人が大谷選手の活躍がきっかけでアメリカ人と友好的な関係を築けるかもしれない。当然、ビジネスはスムーズに進むであろうし、留学中の学生も肩身の狭い思いをしなくても済むかもしれない。
もちろん、人種差別とはそんな甘いもんじゃないよと言われるだろうし、それはまさにその通りで蛇嫌いな人がいつまで経っても蛇を好きにはなれないように黄色人種嫌いのアメリカ人が日本人に対して好意的に迎えてくれるかといえばさすがに甘すぎるだろうと思うが、俺はいつも言うように100%を目指してはいない。
あまり日本人に対していい思いを抱いていないアメリカ人が大谷翔平の活躍を見て、1人でも2人でも日本人を好きになってくれたら大成功だといっている。
イチロー選手が現役の時、イチメーターといってヒットの数をボードに書いて球場に訪れていた女性ファンを憶えている人も多いと思う。彼女はエイミーさんといいシアトル郊外在住の熱狂的なイチローファン。
多分だが、エイミーさんは日本人を好意的に思ってくれていると思う。直接的な日本人のふれあいはなくとも、もしかすると日本製の物をご贔屓にしてくれているかもしれない。それだけでも日本にとってはプラスでしょう。
プロスポーツ選手自身は自分が日本と外国との架け橋になろうだなんて思っていないと思う。それは当然。
しかし、彼らが活躍することによってその国の人と少しでもよい関係を築けたらそれはとても素晴らしいことだと思うのです。
少し打算的な考えにはなってしまうがそういうこともあるので、海外で活躍しようとしているスポーツ選手や音楽、美術、アニメなどの芸術家に対しては国益を考え政府としてもバックアップしていくことが必要だと思います。
本日の大谷選手が放った33号のホームランを見て思った次第であります。