また長文を書いてしまった
- 2021/06/14
- 13:36
少し前に赤塚駅で起きた自殺について私見を書いた、あれからまだ間もないのにまたもや飛び込み自殺、今度は女子高生だ。
若者の自殺、なんとかならないものかと、週末は割りとどんよりとした気分で過ごした。
繰り返しになるが若者の自殺についていえばほぼ100%に近い割合で死ななくてもよいというのが俺の考え、唯一理解できるのが不治の病に侵され、激痛に苦しむよりは死を選んで楽になりたいといった特殊な事情がある場合、毎日御し難い痛みに脅えるのであればいっそ身投げをして楽になりたいという気持ちは理解できる。俺だって同じ状況なら死を選ぶだろう。もちろんだからといって俺が背中を押すことはないが、理由が理由であれば止めはしない。
その病苦を別にした自殺に関してはまず解決できると思っていた。
若者の自殺の原因とは大半が進路や就職が決まらず不安、学校や職場でのイジメ、家庭内不和、妊娠を含めた恋愛トラブル、教員からのパワハラ・体罰、コロナ禍の自粛により孤独感に苛まれる、まあこんなところでしょう。母子家庭で生活が苦しい、父親の会社が倒産したなど、一部ここにお金の問題が介在することもあるかもしれない。
一応、これが自分の見解だったのだが実はもう一つ大きな自殺の要因があることを知った。
たまたま昨日のNHKスペシャル「若者たちに死を選ばせない」を見たのだが、いじめもない、親友もいる、家庭環境も良好、特に身体に異常もない、なのに、自殺願望のある子がいるというのだ。学校が自殺の原因を調査してもこれだという原因が見当たらないということが少なからずあるそうだ。学校、家庭に対してなんの不満もなく、ただひたすら死にたいと思っている若者が一定数存在し、そのうちの何人かは本当に死を選んでしまうという、正直これは盲点であった。
自殺をするということは必ず要因があり、その要因を取り除くことが出来れば若者の自殺は防げると安易に考えていた自分が恥ずかしくなった。
明確なパーセンテージまでは分からぬがなんらかの具体的な要因が原因での自殺の方が圧倒的に多いと思う。別に自己肯定をするつもりはさらさらないがさすがにそれはそうだと思う。
しかし、この理由なき自殺については本当に難しい。極端なことをいうと自殺しようとする本人自身が「なにも困っていない」のだ。今回、赤塚駅で自殺をした女子大生と女子高生、この子たちが理由のありなし、どちらのケースに属するのか分かりかねるが仮に理由なき自殺だとするならば対処のしようがないというのが本音だと思う。早い話、手立てがない。
これを言っちゃお終いかもしれないが理由なき自殺に関していうと正直お手上げ。友達とも楽しくラインをしたりして仲良くしている、親や兄弟との関係も良好、学業に関してもまずまず、こういった子が自殺するのを止める手段はまずないだろう。一応、突き詰めれば恐らく思春期特有のホルモンバランスの乱れからくる精神疾患の一つであると思うので、心療内科を受診してセロトニンの分泌を正常に促す治療を受けさせるなどすれば自殺をくい止められるかもしれないがそもそも本人を含めて誰も病気だと思っていないため、心療内科を受診するかといえばそれも微妙だと思う。
また、本人が病気だと思っていないため、仮に受診したとしても服薬をするなど積極的に治療に努めるとは思えない。無理強いをすることによって余計に死にたくなってしまっても本末転倒だ。
だからかなり無責任な意見になるかもしれないが、この手の理由なき自殺は諦めることも必要だと思う。もちろん心療内科の医師は継続して理由なき自殺を食い止める方法を研究すべきだと思うが我々一般人には対処できないこととして諦める。
その代わり、「理由のある自殺」については全力で対処する。なかにはなかなか表沙汰にはなりにくい性的な問題であったり、違法薬物など犯罪的なものもあるでしょう、でも、所詮は二十歳やそこらの子のすることだ、話を聞いてあげればなんとかなる。
俺は自他共に認める合理主義者であり、合理主義者だからこそ、100%は求めない。なんでもそうだが、100点を求めて苦しむより、常に80点を目指す、若者の自殺をすべて止められるのは神様だけだが、神様は意地悪で助ける力があっても助けてはくれない、それならば1人でも2人でも自殺者を減らすことを優先すべきだと思う。
もちろん、賛否両論あると思うが、医師だってトリアージを行い無理なものは無理と諦める。神様でもない単なる市井の人がすべての自殺者をゼロにしようとはおこがましいと思う。それならば話を聞くことによって助けられる人を確実に助ける、俺だったらここに注力する。全員を助けようとしてどっちつかずになるより、確実に救える命を救う、これがとりあえずの目標とする。
俺も若者の自殺を食い止めることに対してなにかお手伝いできることがあれば微力ながら手伝いたいと思っている。
若者の自殺、なんとかならないものかと、週末は割りとどんよりとした気分で過ごした。
繰り返しになるが若者の自殺についていえばほぼ100%に近い割合で死ななくてもよいというのが俺の考え、唯一理解できるのが不治の病に侵され、激痛に苦しむよりは死を選んで楽になりたいといった特殊な事情がある場合、毎日御し難い痛みに脅えるのであればいっそ身投げをして楽になりたいという気持ちは理解できる。俺だって同じ状況なら死を選ぶだろう。もちろんだからといって俺が背中を押すことはないが、理由が理由であれば止めはしない。
その病苦を別にした自殺に関してはまず解決できると思っていた。
若者の自殺の原因とは大半が進路や就職が決まらず不安、学校や職場でのイジメ、家庭内不和、妊娠を含めた恋愛トラブル、教員からのパワハラ・体罰、コロナ禍の自粛により孤独感に苛まれる、まあこんなところでしょう。母子家庭で生活が苦しい、父親の会社が倒産したなど、一部ここにお金の問題が介在することもあるかもしれない。
一応、これが自分の見解だったのだが実はもう一つ大きな自殺の要因があることを知った。
たまたま昨日のNHKスペシャル「若者たちに死を選ばせない」を見たのだが、いじめもない、親友もいる、家庭環境も良好、特に身体に異常もない、なのに、自殺願望のある子がいるというのだ。学校が自殺の原因を調査してもこれだという原因が見当たらないということが少なからずあるそうだ。学校、家庭に対してなんの不満もなく、ただひたすら死にたいと思っている若者が一定数存在し、そのうちの何人かは本当に死を選んでしまうという、正直これは盲点であった。
自殺をするということは必ず要因があり、その要因を取り除くことが出来れば若者の自殺は防げると安易に考えていた自分が恥ずかしくなった。
明確なパーセンテージまでは分からぬがなんらかの具体的な要因が原因での自殺の方が圧倒的に多いと思う。別に自己肯定をするつもりはさらさらないがさすがにそれはそうだと思う。
しかし、この理由なき自殺については本当に難しい。極端なことをいうと自殺しようとする本人自身が「なにも困っていない」のだ。今回、赤塚駅で自殺をした女子大生と女子高生、この子たちが理由のありなし、どちらのケースに属するのか分かりかねるが仮に理由なき自殺だとするならば対処のしようがないというのが本音だと思う。早い話、手立てがない。
これを言っちゃお終いかもしれないが理由なき自殺に関していうと正直お手上げ。友達とも楽しくラインをしたりして仲良くしている、親や兄弟との関係も良好、学業に関してもまずまず、こういった子が自殺するのを止める手段はまずないだろう。一応、突き詰めれば恐らく思春期特有のホルモンバランスの乱れからくる精神疾患の一つであると思うので、心療内科を受診してセロトニンの分泌を正常に促す治療を受けさせるなどすれば自殺をくい止められるかもしれないがそもそも本人を含めて誰も病気だと思っていないため、心療内科を受診するかといえばそれも微妙だと思う。
また、本人が病気だと思っていないため、仮に受診したとしても服薬をするなど積極的に治療に努めるとは思えない。無理強いをすることによって余計に死にたくなってしまっても本末転倒だ。
だからかなり無責任な意見になるかもしれないが、この手の理由なき自殺は諦めることも必要だと思う。もちろん心療内科の医師は継続して理由なき自殺を食い止める方法を研究すべきだと思うが我々一般人には対処できないこととして諦める。
その代わり、「理由のある自殺」については全力で対処する。なかにはなかなか表沙汰にはなりにくい性的な問題であったり、違法薬物など犯罪的なものもあるでしょう、でも、所詮は二十歳やそこらの子のすることだ、話を聞いてあげればなんとかなる。
俺は自他共に認める合理主義者であり、合理主義者だからこそ、100%は求めない。なんでもそうだが、100点を求めて苦しむより、常に80点を目指す、若者の自殺をすべて止められるのは神様だけだが、神様は意地悪で助ける力があっても助けてはくれない、それならば1人でも2人でも自殺者を減らすことを優先すべきだと思う。
もちろん、賛否両論あると思うが、医師だってトリアージを行い無理なものは無理と諦める。神様でもない単なる市井の人がすべての自殺者をゼロにしようとはおこがましいと思う。それならば話を聞くことによって助けられる人を確実に助ける、俺だったらここに注力する。全員を助けようとしてどっちつかずになるより、確実に救える命を救う、これがとりあえずの目標とする。
俺も若者の自殺を食い止めることに対してなにかお手伝いできることがあれば微力ながら手伝いたいと思っている。