バックレろよ
- 2021/03/03
- 11:30
洗濯物は近所のコインランドリー、ここは全自動洗濯機のため、洗剤・柔軟剤不要、ドラムに洗濯物を入れておくと1時間後には乾燥までされて出てくる。大変便利。
そのコインランドリーで先日洗濯をしていたときのことである。マスクをしているためハッキリとした年齢は分からぬが二十代半ばから三十代前半と思しき若者が店内に入ってきた。手ぶらであるから洗濯物を取り込みに来たのかと思ったらまさかのゴミ箱漁り、よく見ると履いている靴は真っ黒、ジャンパーも薄汚れている、断定は出来ぬが恐らく路上生活者だと思う。年配のホームレスは時折見かけるが若者のホームレスは珍しい。
コロナが影響してホームレスになったのか、或いはコロナ関係なしにホームレスになったのか知らぬが色々考えさせられるものがある。
最近コロナで苦しいという話をよく聞くが、事業主のコロナで苦しいは話半分に聞く必要がある。確かに売上は下がっているものの、実際は協力金やら給付金やらでニワカバブルということも少なくない。では、労働者の苦しいはどうか、これも残業がなくなってしまったり、出勤時間を減らされたりして給料が下がってしまったという声はよく聞く。しかしながら、下がったとしても生活が出来ないレベルではなく、給料が3、4万円下がって飲みに行けなくなった、子供の塾代の捻出が厳しい程度の苦しいが殆ど。また、労働者のコロナが原因で給料が下がった生活困窮者に対しては社会福祉協議会を通じて融資が受けられるため、これも本来は借金であり浮かれるのは本末転倒であるが、借りた金を片手にコロナのお陰で却って手持ちの現金が増えたとうそぶく奴もいる。
あくまでも俺の身の回りの話だが、コロナが原因で顔面蒼白、どうやったら楽に死ねるかと考えているような人はいない(と思う)。
だからこそ、先の青年もそうだし、報道番組で特集されるコロナの貧困もそうだが正直実感がない。
いや、事実は小説より奇なりで、コロナに起因する路上生活者及び、その予備軍がいるのは分かる。しかし、何というか、震災の時のように働く場所が物理的に破壊されてしまいまったく「ない」という状況ならともかく、コロナ禍といったところで当たり前だが忙しい会社は忙しい。そういう会社を見つけてなんとか潜り込めよと思うが、路上生活者になってしまうような人はすでに携帯が止まっていたり、運転免許がなかったりしてアウトなんだろうと思う。路上生活者になる人というのはなるべくして路上生活者になったという感がありありで、個人的にはまったく同情が出来なかったりする。
俺が今、もし廃業の憂き目にあっても多分というか、まず間違いなく路上生活にはならない。前にも書いたが実家に帰ればいいから。すると、頼れる親がいる人と頼れる親がいない人とではコロナに対する影響がまったく違うと言うのでしょうけど、それこそ、そんなものはコロナ以前の話じゃない、頼るべき親がいないとか、いても親もフラフラの生活保護生活だというのであれば予め不測の事態に備え、バイトを掛け持ちして金を貯めとくか、或いは運転免許を含め即戦力になるなにか資格を取っておけって話だろ、それを放棄したのはどこの誰よって話でさ、今更だけど、なんとなく月に手取り17万円ぐらいの給料を貰えているからいいやと思って、ダラダラ過ごしてきただけちゃうん?
いやいや、真面目に俺はやってきた、店が潰れたり、経営者が飛んで給料がもらえず路上生活者になったという人もいるでしょう。しかし、昨日までの繁盛店がいきなり左前になって倒産するかといえばそんなことはなく、店に督促の電話やハガキが頻繁に届く、今まではいつもいたのにこの頃はなぜか社長が不在がちとか、なんらかの兆候ってあるはずじゃない。こうなったら目先の給料を諦めて違うところに転職しなさいって話。
テレビでこの前やっていたのは2ヶ月給料が貰えず路上生活者になった飲食店で働いていた青年、最後はオーナーに飛ばれたという。2ヶ月ってなんだよ、もちろん、給料を払わない経営者が一番悪いよ、それは分かるけど2ヶ月もただ働きをしてしまう、お人好しなお前もお前だよと思わずテレビに向かって突っ込んでしまった。
経営しているのが親族であればなかなか裏切るのは難しいと思うが、それ以外なら余裕、裏切っちまえ、労働なんてものはそこまで深刻に考える必要はなく、常に自分本位でいい。退職は1ヶ月前に言うこと、こんな雇用契約書があったとしてもヤバいとなればとっとと辞めてしまっていいの。その結果、残った従業員が困るかもしれんがそんなことはどうでもいい。結果的に給料を貰えず路上生活者になってしまうより、バックレてちゃんと給料貰えるところに転職した方がよっぽどいい。今どき、滅私奉公なんて流行らん。
そのコインランドリーで先日洗濯をしていたときのことである。マスクをしているためハッキリとした年齢は分からぬが二十代半ばから三十代前半と思しき若者が店内に入ってきた。手ぶらであるから洗濯物を取り込みに来たのかと思ったらまさかのゴミ箱漁り、よく見ると履いている靴は真っ黒、ジャンパーも薄汚れている、断定は出来ぬが恐らく路上生活者だと思う。年配のホームレスは時折見かけるが若者のホームレスは珍しい。
コロナが影響してホームレスになったのか、或いはコロナ関係なしにホームレスになったのか知らぬが色々考えさせられるものがある。
最近コロナで苦しいという話をよく聞くが、事業主のコロナで苦しいは話半分に聞く必要がある。確かに売上は下がっているものの、実際は協力金やら給付金やらでニワカバブルということも少なくない。では、労働者の苦しいはどうか、これも残業がなくなってしまったり、出勤時間を減らされたりして給料が下がってしまったという声はよく聞く。しかしながら、下がったとしても生活が出来ないレベルではなく、給料が3、4万円下がって飲みに行けなくなった、子供の塾代の捻出が厳しい程度の苦しいが殆ど。また、労働者のコロナが原因で給料が下がった生活困窮者に対しては社会福祉協議会を通じて融資が受けられるため、これも本来は借金であり浮かれるのは本末転倒であるが、借りた金を片手にコロナのお陰で却って手持ちの現金が増えたとうそぶく奴もいる。
あくまでも俺の身の回りの話だが、コロナが原因で顔面蒼白、どうやったら楽に死ねるかと考えているような人はいない(と思う)。
だからこそ、先の青年もそうだし、報道番組で特集されるコロナの貧困もそうだが正直実感がない。
いや、事実は小説より奇なりで、コロナに起因する路上生活者及び、その予備軍がいるのは分かる。しかし、何というか、震災の時のように働く場所が物理的に破壊されてしまいまったく「ない」という状況ならともかく、コロナ禍といったところで当たり前だが忙しい会社は忙しい。そういう会社を見つけてなんとか潜り込めよと思うが、路上生活者になってしまうような人はすでに携帯が止まっていたり、運転免許がなかったりしてアウトなんだろうと思う。路上生活者になる人というのはなるべくして路上生活者になったという感がありありで、個人的にはまったく同情が出来なかったりする。
俺が今、もし廃業の憂き目にあっても多分というか、まず間違いなく路上生活にはならない。前にも書いたが実家に帰ればいいから。すると、頼れる親がいる人と頼れる親がいない人とではコロナに対する影響がまったく違うと言うのでしょうけど、それこそ、そんなものはコロナ以前の話じゃない、頼るべき親がいないとか、いても親もフラフラの生活保護生活だというのであれば予め不測の事態に備え、バイトを掛け持ちして金を貯めとくか、或いは運転免許を含め即戦力になるなにか資格を取っておけって話だろ、それを放棄したのはどこの誰よって話でさ、今更だけど、なんとなく月に手取り17万円ぐらいの給料を貰えているからいいやと思って、ダラダラ過ごしてきただけちゃうん?
いやいや、真面目に俺はやってきた、店が潰れたり、経営者が飛んで給料がもらえず路上生活者になったという人もいるでしょう。しかし、昨日までの繁盛店がいきなり左前になって倒産するかといえばそんなことはなく、店に督促の電話やハガキが頻繁に届く、今まではいつもいたのにこの頃はなぜか社長が不在がちとか、なんらかの兆候ってあるはずじゃない。こうなったら目先の給料を諦めて違うところに転職しなさいって話。
テレビでこの前やっていたのは2ヶ月給料が貰えず路上生活者になった飲食店で働いていた青年、最後はオーナーに飛ばれたという。2ヶ月ってなんだよ、もちろん、給料を払わない経営者が一番悪いよ、それは分かるけど2ヶ月もただ働きをしてしまう、お人好しなお前もお前だよと思わずテレビに向かって突っ込んでしまった。
経営しているのが親族であればなかなか裏切るのは難しいと思うが、それ以外なら余裕、裏切っちまえ、労働なんてものはそこまで深刻に考える必要はなく、常に自分本位でいい。退職は1ヶ月前に言うこと、こんな雇用契約書があったとしてもヤバいとなればとっとと辞めてしまっていいの。その結果、残った従業員が困るかもしれんがそんなことはどうでもいい。結果的に給料を貰えず路上生活者になってしまうより、バックレてちゃんと給料貰えるところに転職した方がよっぽどいい。今どき、滅私奉公なんて流行らん。