その言い種はねぇーだろう!
- 2021/01/25
- 11:43
内村選手の「もしこの状況で五輪がなくなってしまったら、大げさに言ったら死ぬかもしれない」、この発言、スゲーカチンときた。
自身の体操人生の集大成として東京オリンピックがあり、そこを目指してつらい練習にも励んできた、だからオリンピックがなくなったら喪失感に苛まれて、あとはどうなるのか自分でも分からないという意味なんでしょうけども、そもそもコロナは国のせいでもないし、国はむしろオリンピックをなんとか開催しようとして精一杯努力している。
そのうえで医療従事者や介護施設で働く人はそれこそ死と隣り合わせの危険な現場で日夜身を削って必死に戦っている。それ以外にもコロナが原因で業績が傾き、薄氷を踏む思いでなんとか踏ん張っている人もいる。
内村選手が死ぬのは自由であるが、でも、本当に過酷な現場で戦っている人のことを思えば簡単にコロナでオリンピックが開催されなかったら死ぬかもとは言えないよな。
また、水泳の池江選手は白血病という病魔と闘いながら、なんとか水泳選手としてまた輝きたいと思って、苦しい治療や過酷な練習にも耐えている。彼女のことを思えば簡単に死ぬかもなんて言えねぇよ。それとも俺は俺、池江選手は池江選手という身勝手な考え方のエゴイストなのか。
どんな思いであっても内に秘めているのであればいいけど、絶対に言葉にしてはダメだろう。
あくまでも理想論かもしれないが、一流のアスリートは技量に伴って、人間としても尊敬できる人であるべきだと思う。体操をやっている子の中には内村選手に憧れて体操を始めた子もいるだろうし、未来のオリンピック選手が内村選手を目標にしている子もいるでしょう。その子たちが失望するような選手であっては絶対に駄目だと思うのです。
なにか目標になるものがあり、それが挫折したら死ねばいい、こんなことを子供たちに植え付けていいはずがない。
これって別にスポーツに限ったことではなく、学問や芸術の分野でもそうで、その世界で一流と呼ばれる人は人間性も高くないと、ボトムアップにはならない。あとから続く人が目標となる人に追いつけ、追い越せってとしのぎを削るからこそ、その分野のレベルが相乗効果で上がっていくわけじゃない。
でも、トップにいる人間が技術は確かにあるけれど、人間性は最悪のクソ野郎の場合、やっぱりその分野って成長しないと思うんだよね。
内村選手の場合、この期に及んでまだはっきりしない五輪開催に業を煮やしてつい本音が出てしまったと思われるが、その気持ちはよく分かります。
しかし、国同士のいざこざが原因でボイコットとなったモスクワ五輪と違い、今回の東京オリンピックの開催、不開催は菅総理のせいでもなけりゃ、森元総理のせいでもない、もちろん小池知事のせいでもない。強いて言えば中国のせいだが、今更、中国云々を言っても仕方がない。仮に武漢が発生源だとして、中国がその責任を取ろうが取るまいが(厚顔無恥な中国が責任を取るわけはない)、選手としてなにか変わるかといえばそれは変わらないでしょう。
どんな状況であっても一流のアスリートであれば泰然自若でいて欲しいものです。スパースターはどこまで行ってもスーパースターのままでいて欲しいと思うのは酷すぎるのでしょうかね?
自身の体操人生の集大成として東京オリンピックがあり、そこを目指してつらい練習にも励んできた、だからオリンピックがなくなったら喪失感に苛まれて、あとはどうなるのか自分でも分からないという意味なんでしょうけども、そもそもコロナは国のせいでもないし、国はむしろオリンピックをなんとか開催しようとして精一杯努力している。
そのうえで医療従事者や介護施設で働く人はそれこそ死と隣り合わせの危険な現場で日夜身を削って必死に戦っている。それ以外にもコロナが原因で業績が傾き、薄氷を踏む思いでなんとか踏ん張っている人もいる。
内村選手が死ぬのは自由であるが、でも、本当に過酷な現場で戦っている人のことを思えば簡単にコロナでオリンピックが開催されなかったら死ぬかもとは言えないよな。
また、水泳の池江選手は白血病という病魔と闘いながら、なんとか水泳選手としてまた輝きたいと思って、苦しい治療や過酷な練習にも耐えている。彼女のことを思えば簡単に死ぬかもなんて言えねぇよ。それとも俺は俺、池江選手は池江選手という身勝手な考え方のエゴイストなのか。
どんな思いであっても内に秘めているのであればいいけど、絶対に言葉にしてはダメだろう。
あくまでも理想論かもしれないが、一流のアスリートは技量に伴って、人間としても尊敬できる人であるべきだと思う。体操をやっている子の中には内村選手に憧れて体操を始めた子もいるだろうし、未来のオリンピック選手が内村選手を目標にしている子もいるでしょう。その子たちが失望するような選手であっては絶対に駄目だと思うのです。
なにか目標になるものがあり、それが挫折したら死ねばいい、こんなことを子供たちに植え付けていいはずがない。
これって別にスポーツに限ったことではなく、学問や芸術の分野でもそうで、その世界で一流と呼ばれる人は人間性も高くないと、ボトムアップにはならない。あとから続く人が目標となる人に追いつけ、追い越せってとしのぎを削るからこそ、その分野のレベルが相乗効果で上がっていくわけじゃない。
でも、トップにいる人間が技術は確かにあるけれど、人間性は最悪のクソ野郎の場合、やっぱりその分野って成長しないと思うんだよね。
内村選手の場合、この期に及んでまだはっきりしない五輪開催に業を煮やしてつい本音が出てしまったと思われるが、その気持ちはよく分かります。
しかし、国同士のいざこざが原因でボイコットとなったモスクワ五輪と違い、今回の東京オリンピックの開催、不開催は菅総理のせいでもなけりゃ、森元総理のせいでもない、もちろん小池知事のせいでもない。強いて言えば中国のせいだが、今更、中国云々を言っても仕方がない。仮に武漢が発生源だとして、中国がその責任を取ろうが取るまいが(厚顔無恥な中国が責任を取るわけはない)、選手としてなにか変わるかといえばそれは変わらないでしょう。
どんな状況であっても一流のアスリートであれば泰然自若でいて欲しいものです。スパースターはどこまで行ってもスーパースターのままでいて欲しいと思うのは酷すぎるのでしょうかね?