これはさすがに怒っていいぞ
- 2021/01/08
- 14:30
茨城県、緊急事態宣言は今のところ発令されておりませんが、目下のところ、日々感染者数がうなぎ上り、いつ発令されてもおかしくない危機的な状況に変わりはなく、事実、緊急事態宣言こそ発令されてはいなものの、飲食店の時短要請は地域によって発令されている。
この時短要請が物議を醸し、波紋を広げている。
水戸市に関しては何故か大工町1丁目、2丁目、3丁目のみ、道路一本隔てた栄町、泉町は時短要請エリア外。当然、飲食店の経営者はもちろんのこと、利用客ですら首をかしげる。季節的にも財布の中身的にも非常にさむーい状況だから果たしてそんな奴はいるのかという話だが、大工町で22時まで酒を飲み、22時になったら店を出て、道路の向こう側にある泉町(または栄町)の飲み屋にハシゴするということも可能であり、なんのための時短要請なのかと訝しく思う。わずか10mしか離れていない場所でオンとオフとの線引きがなされてしまった。
ある意味殆どの飲食店がどうせ客が来ないので、支援金が欲しい。時短要請を無視して営業したところで酔客自体がいないため、結局は自粛営業と同じだ。それであれば貰えるものは貰っておこうと考えるのは無理からぬ話だろう。しかし、道路の右左で支援金が貰える店と貰えない店とに綺麗に色分けされしまっているので、貰えなかった店舗のオーナーの怨嗟の声は止まらない。
基本的に泣く子と地頭には勝てぬが俺の考え方であり、お上に対しては常にハハーッと平伏叩頭が我が人生スタイルであるが、さすがにこれは怒っていいと思うぞ。だってその他の市町村は一律市町村単位で時短要請が行われているのに何故か水戸市はきっかり町名で線引きされてしまった。これが道を挟むと隣の市町村であるというのであればある程度距離が近くても線引きされるのは致し方ないと思うが、現実的に大工町から泉町、栄町へのはしご酒というのはなにもない平時であれば当たり前に行われている場所であり、実際、俺だって水戸で遊んでいるころは泉町の居酒屋で酒を飲み、大工町のスナックやラウンジに河岸を変えるなんてのは日常の茶メシ事。
まあツイッターを見ていると、いくらなんでもこの割り振り方はひどすぎるとプチ炎上、事実、市議、県議も動いているらしいが、金を出し渋るためにあえて線引きをしたのであればなんのための感染拡大防止策なのかと思う。大工町で飲んだ感染者が、泉町や栄町に行って移すのは構わないということなのか?
そもそもこの時短要請の協力金だって言いたいことはたくさんある。22時までの時短営業を県が要請し、協力してくれたお店には謝礼して協力金をお支払いいたしますという趣旨は分かるし、良いことだと思うが、元々22時までしか営業していないお店も貰えるのはそれってどうなのって思うし、マスターひとりで営業しているショットバーとキャストと黒服合わせて10人以上出勤している大箱のキャバクラとが同じ協力金でいいのかとも思う。本来ならば一昨年前(昨年度の売上では厳しいので一昨年とする)の確定申告の額に従って、その80%なりを保証するという方式にすべきだと思う。実際、イギリスなどではその方式を取り入れている。
もちろん、緊急事態であるからすべてが上手くいくとは思っていない。細かいことよりもスピードを最優先するというのも分かる。事業者、利用客、まったく飲食店を利用しない市民、全員が納得できるシステム作りなど現実的に不可能なことくらいは分かっている。
でもよう、最低限、知事なら納得はできないが、緊急事態であるし、まあそれなら仕方ないなと言われるぐらいの妥協案というか、折衷案を出すべきだろう。この大工町か否かの問題にしても知事が水戸市の白地図を広げて赤鉛筆で線を引いたわけではあるまい。県の幹部や医師などと話し合って決めたのでしょう。それであればその時に誰も「知事、これでは泉町や栄町の飲食店経営者から不満が出ますよ」と言わなかったのか。言わなかったとしたら色んな意味でヤバい。知事は総理大臣とは違い、県民が直接選挙制で選ぶため、絶大な権力を握れる、言い換えれば都道府県の大統領というべき存在、その大統領もとい、知事の独断専行が決して悪いとは言わないが諫言する腹心が一人もいなかったのか、或いは誰も不平不満が出るとは予見できないほどぼんくらの集まりなのか、県のトップがこんなんじゃ先が思いやられる。
追記、これ書いたあとに水戸市全エリアになったとのこと。まあよくはないけど、よかったかなと。
この時短要請が物議を醸し、波紋を広げている。
水戸市に関しては何故か大工町1丁目、2丁目、3丁目のみ、道路一本隔てた栄町、泉町は時短要請エリア外。当然、飲食店の経営者はもちろんのこと、利用客ですら首をかしげる。季節的にも財布の中身的にも非常にさむーい状況だから果たしてそんな奴はいるのかという話だが、大工町で22時まで酒を飲み、22時になったら店を出て、道路の向こう側にある泉町(または栄町)の飲み屋にハシゴするということも可能であり、なんのための時短要請なのかと訝しく思う。わずか10mしか離れていない場所でオンとオフとの線引きがなされてしまった。
ある意味殆どの飲食店がどうせ客が来ないので、支援金が欲しい。時短要請を無視して営業したところで酔客自体がいないため、結局は自粛営業と同じだ。それであれば貰えるものは貰っておこうと考えるのは無理からぬ話だろう。しかし、道路の右左で支援金が貰える店と貰えない店とに綺麗に色分けされしまっているので、貰えなかった店舗のオーナーの怨嗟の声は止まらない。
基本的に泣く子と地頭には勝てぬが俺の考え方であり、お上に対しては常にハハーッと平伏叩頭が我が人生スタイルであるが、さすがにこれは怒っていいと思うぞ。だってその他の市町村は一律市町村単位で時短要請が行われているのに何故か水戸市はきっかり町名で線引きされてしまった。これが道を挟むと隣の市町村であるというのであればある程度距離が近くても線引きされるのは致し方ないと思うが、現実的に大工町から泉町、栄町へのはしご酒というのはなにもない平時であれば当たり前に行われている場所であり、実際、俺だって水戸で遊んでいるころは泉町の居酒屋で酒を飲み、大工町のスナックやラウンジに河岸を変えるなんてのは日常の茶メシ事。
まあツイッターを見ていると、いくらなんでもこの割り振り方はひどすぎるとプチ炎上、事実、市議、県議も動いているらしいが、金を出し渋るためにあえて線引きをしたのであればなんのための感染拡大防止策なのかと思う。大工町で飲んだ感染者が、泉町や栄町に行って移すのは構わないということなのか?
そもそもこの時短要請の協力金だって言いたいことはたくさんある。22時までの時短営業を県が要請し、協力してくれたお店には謝礼して協力金をお支払いいたしますという趣旨は分かるし、良いことだと思うが、元々22時までしか営業していないお店も貰えるのはそれってどうなのって思うし、マスターひとりで営業しているショットバーとキャストと黒服合わせて10人以上出勤している大箱のキャバクラとが同じ協力金でいいのかとも思う。本来ならば一昨年前(昨年度の売上では厳しいので一昨年とする)の確定申告の額に従って、その80%なりを保証するという方式にすべきだと思う。実際、イギリスなどではその方式を取り入れている。
もちろん、緊急事態であるからすべてが上手くいくとは思っていない。細かいことよりもスピードを最優先するというのも分かる。事業者、利用客、まったく飲食店を利用しない市民、全員が納得できるシステム作りなど現実的に不可能なことくらいは分かっている。
でもよう、最低限、知事なら納得はできないが、緊急事態であるし、まあそれなら仕方ないなと言われるぐらいの妥協案というか、折衷案を出すべきだろう。この大工町か否かの問題にしても知事が水戸市の白地図を広げて赤鉛筆で線を引いたわけではあるまい。県の幹部や医師などと話し合って決めたのでしょう。それであればその時に誰も「知事、これでは泉町や栄町の飲食店経営者から不満が出ますよ」と言わなかったのか。言わなかったとしたら色んな意味でヤバい。知事は総理大臣とは違い、県民が直接選挙制で選ぶため、絶大な権力を握れる、言い換えれば都道府県の大統領というべき存在、その大統領もとい、知事の独断専行が決して悪いとは言わないが諫言する腹心が一人もいなかったのか、或いは誰も不平不満が出るとは予見できないほどぼんくらの集まりなのか、県のトップがこんなんじゃ先が思いやられる。
追記、これ書いたあとに水戸市全エリアになったとのこと。まあよくはないけど、よかったかなと。