蒸し返したくもなるわ
- 2021/01/04
- 12:01
基本的に過ぎたことを後からどうのこうのというのはあまり好きではない。
まだ不確定ではあるが政府は一都三県の知事たちに押し切られる形で緊急事態宣言を今週にも発令するらしい。
GO TO の発起人としてメンツがあるのか、本来ならば政府が率先して発令すべき緊急事態宣言をうるさ型の知事たちに言われて渋々発令するというのだから過ぎたことを蒸し返したくもなる。
経済を最優先するというが、経済が回るためには市井の人たちが健康であるというのが大前提だ。医療崩壊が起き、現場の医師や看護師が疲弊する状況のなか、どこかに出掛けて美味しいものを食べましょうとはあまりにも無為無策。何かあっても良質な治療が受けられるということが担保されてはじめて人は安心して経済活動が行える。病気や怪我をしても受診出来ないのであれば怖くて金を廻そうという気にはなれない。電車に乗るのも、バスに乗るのも、普段は誰も当たり前すぎて意識をしないだろうが、万が一事故が起きても医師による治療が受けられるという保証が下敷きになっている。
病院はありません、怪我や病気は自分でドラッグストアに行って薬を買ってください、後は知りません、こういう状況になってしまったら経済もなにもあったもんじゃない。
だからこそ、色々不平不満はあるだろうけども、クリスマスから年明けの15日あたりまでは日本全土に緊急事態宣言を発令して、人の動きを止めるべきだったと思う。
正月、テレビを見ていると、大混雑で多くの人がもみくちゃにされる熱田神宮の映像が映し出されたがあのなかに感染者は一人もいなかったのか、全国津々浦々で行われているああいうことの積み重ねが感染拡大に寄与していると思うのだが、どうなんだろう?疫病退散と祈願したのが実は一番疫病を流行らせているパラドックス、文明開化以前の非科学的な時代ならともかく、科学全盛の今の時代に大勢の人が押し寄せたら感染拡大に繋がるとは子供だって分かる、しかし、アホな人というのはいつの時代にも一定数存在するのだから国家権力でそのアホを封じ込める必要がある。
当然、一年で一番の書き入れ時である年末商戦を台無しにされた事業主や労働者からの怨嗟の声は高まるばかりであろうが、人から恨まれようとも時には非情な判断をするのがリーダーとしての役割でもある。誰からも好い人と思われたい、そんな虫のいい話があってたまるか、鬼に逢っては鬼を斬り、仏に逢っては仏を斬る、そういったのは前田慶次だったか、柳生十兵衛だったか忘れたが、国を司る為政者であれば信ずる良心に従って時には鬼も仏も斬らねばならない。それが強いリーダー像だと思う。手のひら返しや朝令暮改、すべてが悪いとは思わない、国を護るためにはやっばりやーめたがあってもいい。何事も迅速に決定することが肝要、昔から兵は拙速を尊ぶも、未だ功の久しきを観ざるなりと言いまして・・・。
まだ不確定ではあるが政府は一都三県の知事たちに押し切られる形で緊急事態宣言を今週にも発令するらしい。
GO TO の発起人としてメンツがあるのか、本来ならば政府が率先して発令すべき緊急事態宣言をうるさ型の知事たちに言われて渋々発令するというのだから過ぎたことを蒸し返したくもなる。
経済を最優先するというが、経済が回るためには市井の人たちが健康であるというのが大前提だ。医療崩壊が起き、現場の医師や看護師が疲弊する状況のなか、どこかに出掛けて美味しいものを食べましょうとはあまりにも無為無策。何かあっても良質な治療が受けられるということが担保されてはじめて人は安心して経済活動が行える。病気や怪我をしても受診出来ないのであれば怖くて金を廻そうという気にはなれない。電車に乗るのも、バスに乗るのも、普段は誰も当たり前すぎて意識をしないだろうが、万が一事故が起きても医師による治療が受けられるという保証が下敷きになっている。
病院はありません、怪我や病気は自分でドラッグストアに行って薬を買ってください、後は知りません、こういう状況になってしまったら経済もなにもあったもんじゃない。
だからこそ、色々不平不満はあるだろうけども、クリスマスから年明けの15日あたりまでは日本全土に緊急事態宣言を発令して、人の動きを止めるべきだったと思う。
正月、テレビを見ていると、大混雑で多くの人がもみくちゃにされる熱田神宮の映像が映し出されたがあのなかに感染者は一人もいなかったのか、全国津々浦々で行われているああいうことの積み重ねが感染拡大に寄与していると思うのだが、どうなんだろう?疫病退散と祈願したのが実は一番疫病を流行らせているパラドックス、文明開化以前の非科学的な時代ならともかく、科学全盛の今の時代に大勢の人が押し寄せたら感染拡大に繋がるとは子供だって分かる、しかし、アホな人というのはいつの時代にも一定数存在するのだから国家権力でそのアホを封じ込める必要がある。
当然、一年で一番の書き入れ時である年末商戦を台無しにされた事業主や労働者からの怨嗟の声は高まるばかりであろうが、人から恨まれようとも時には非情な判断をするのがリーダーとしての役割でもある。誰からも好い人と思われたい、そんな虫のいい話があってたまるか、鬼に逢っては鬼を斬り、仏に逢っては仏を斬る、そういったのは前田慶次だったか、柳生十兵衛だったか忘れたが、国を司る為政者であれば信ずる良心に従って時には鬼も仏も斬らねばならない。それが強いリーダー像だと思う。手のひら返しや朝令暮改、すべてが悪いとは思わない、国を護るためにはやっばりやーめたがあってもいい。何事も迅速に決定することが肝要、昔から兵は拙速を尊ぶも、未だ功の久しきを観ざるなりと言いまして・・・。