暇過ぎるだろ
- 2020/12/02
- 11:46
今度は「嫁」という言葉を巡ってネットが大騒ぎになっている。
嫁という言葉は息子の妻を嫁と言い、本来、義父、義母のみが遣える語句であるから、「うちの嫁さん、料理上手なんだよねぇ」と男性が自分の妻のことを指して嫁と言うのは厳密にはおかしな話なのだが、だからといって、「えっ、お前、ついこないだ息子が生まれたっていってたけど、もう息子さん結婚したの?お前んちの息子、いったい何才だよ?嫁ということは息子の妻だよな」と、イチイチ嫁というワードに対してツッコミを入れるのは野暮というか、果たしてそんな奴はいるのかって話。
言葉って時代とともにある程度変わっていくのは当然だと思う。古語辞典もなしに源氏物語を読んでスラスラ意味が分かる人っているのか?同じ日本語でも人によっては外国語より難しかったりする。俺もその一人、高校時代、英語はまあまあ出来たと思うが文系を選択しておきながら古典はからっきし。枕草子で習った「いとおかし」にしても現代では面白いとか、或いはおかしいが転じて変だという意味で遣うが、平安時代では「すごく素敵」や「すごくかわいい」「素晴らしい」といった意味で遣われていた。今とはまったく意味が違う。
これがインターネットの時代だと言われたらまあそうですねとしか言いようがないけども、自分の妻を嫁といったからって揚げ足を取る必要ってあるのかと思う。もちろん、程度の問題はある、たとえば令和天皇、今現在そのような天皇はおりません。これは日本人として遣ってはいけないし、遣っている人がいたら教えてあげるべき。令和天皇と呼ばれるのは今上天皇が崩御された後の話である。恐らく崩御された後は令和天皇と呼ばれるであろうが、それも確定した話ではない。そこらへんはよく分かっていないのですが、次の天皇がお決めになり、内閣、若しくは総理大臣が令和天皇という追号を了承するものと思われる。
話を戻すと、社会通念上、本来は違った意味であっても特に使用するに際して問題のない語句や言い回しは使用したとしても柔軟に考えるべきだと思っている。俺がネットの仕事をしながらネットと距離を置きたがるのはとかく意見が二分されがちであり、意見が常に偏ったものになってしまい、一方を他方が絶対に認めない、また逆も然り、それが凄く嫌で面倒くさい。知っての通り、個人的な主義主張はナショナリズムであるが、だからといって、俺は共産主義やリベラルを頭ごなしに否定をしているわけではない。右派にも受け入れ難い部分があるのも事実であるし、左派でもいい意見があれば主義主張が異なったとしても受け入れるべきだと思う。
だから最近はネットもそうだが、プライベートでも自分の意見を言うということはない。俺はこう思っています、しかし、これはあくまでも俺がそう思っているというだけであり、正しいかどうかは知りませんし、同意も求めません、あなたが否定するなら否定しても構いませんよというのが基本的なスタンス。明らかな犯罪行為や歴史的事実の誤認、歪曲であれば噛みつくこともあるが、ペヤングと焼きそばUFO、どちらが上手いか、こんなものは好みの問題であるから答えを出しようがない、結局好きな方を食えという結論しかない。エンタメとしてネット上でペヤングと焼きそばUFOについてああだこうだ言い合うのは別に構わないと思うが、特に発がん性物質がどちらかの焼きそばから検出されたとかでもない限り、意味がないと思う。
嫁という言い方にしてもケチをつけるというか、殆どの人がこの人は自分の妻のことを言っているのであろうと類推できればあえて正す必要もないと思うのですよ、俺は。
嫁という言葉は息子の妻を嫁と言い、本来、義父、義母のみが遣える語句であるから、「うちの嫁さん、料理上手なんだよねぇ」と男性が自分の妻のことを指して嫁と言うのは厳密にはおかしな話なのだが、だからといって、「えっ、お前、ついこないだ息子が生まれたっていってたけど、もう息子さん結婚したの?お前んちの息子、いったい何才だよ?嫁ということは息子の妻だよな」と、イチイチ嫁というワードに対してツッコミを入れるのは野暮というか、果たしてそんな奴はいるのかって話。
言葉って時代とともにある程度変わっていくのは当然だと思う。古語辞典もなしに源氏物語を読んでスラスラ意味が分かる人っているのか?同じ日本語でも人によっては外国語より難しかったりする。俺もその一人、高校時代、英語はまあまあ出来たと思うが文系を選択しておきながら古典はからっきし。枕草子で習った「いとおかし」にしても現代では面白いとか、或いはおかしいが転じて変だという意味で遣うが、平安時代では「すごく素敵」や「すごくかわいい」「素晴らしい」といった意味で遣われていた。今とはまったく意味が違う。
これがインターネットの時代だと言われたらまあそうですねとしか言いようがないけども、自分の妻を嫁といったからって揚げ足を取る必要ってあるのかと思う。もちろん、程度の問題はある、たとえば令和天皇、今現在そのような天皇はおりません。これは日本人として遣ってはいけないし、遣っている人がいたら教えてあげるべき。令和天皇と呼ばれるのは今上天皇が崩御された後の話である。恐らく崩御された後は令和天皇と呼ばれるであろうが、それも確定した話ではない。そこらへんはよく分かっていないのですが、次の天皇がお決めになり、内閣、若しくは総理大臣が令和天皇という追号を了承するものと思われる。
話を戻すと、社会通念上、本来は違った意味であっても特に使用するに際して問題のない語句や言い回しは使用したとしても柔軟に考えるべきだと思っている。俺がネットの仕事をしながらネットと距離を置きたがるのはとかく意見が二分されがちであり、意見が常に偏ったものになってしまい、一方を他方が絶対に認めない、また逆も然り、それが凄く嫌で面倒くさい。知っての通り、個人的な主義主張はナショナリズムであるが、だからといって、俺は共産主義やリベラルを頭ごなしに否定をしているわけではない。右派にも受け入れ難い部分があるのも事実であるし、左派でもいい意見があれば主義主張が異なったとしても受け入れるべきだと思う。
だから最近はネットもそうだが、プライベートでも自分の意見を言うということはない。俺はこう思っています、しかし、これはあくまでも俺がそう思っているというだけであり、正しいかどうかは知りませんし、同意も求めません、あなたが否定するなら否定しても構いませんよというのが基本的なスタンス。明らかな犯罪行為や歴史的事実の誤認、歪曲であれば噛みつくこともあるが、ペヤングと焼きそばUFO、どちらが上手いか、こんなものは好みの問題であるから答えを出しようがない、結局好きな方を食えという結論しかない。エンタメとしてネット上でペヤングと焼きそばUFOについてああだこうだ言い合うのは別に構わないと思うが、特に発がん性物質がどちらかの焼きそばから検出されたとかでもない限り、意味がないと思う。
嫁という言い方にしてもケチをつけるというか、殆どの人がこの人は自分の妻のことを言っているのであろうと類推できればあえて正す必要もないと思うのですよ、俺は。