負け惜しみ
- 2020/10/19
- 10:27
茨城県、都道府県別魅力度ランキング2020、最下位脱出、ヤッター、ウルセー、ボケ。
確か、以前も書いたが、この魅力度ランキングの順位付けの基準がイマイチ分からん。
いったいどういう基準でスコアリングをしているのかがまったく不透明。北海道、沖縄、京都が毎回上位であるから観光資源が最も重要視されているのかと思いきや、世界遺産日光を擁する栃木県がまさかの最下位、では、日常生活をベースにしているのであればさらに意味不明、言っちゃ悪いが北海道、沖縄、京都、全て生活しずらいだろう。
そもそも北海道、札幌、旭川などの都市部を除けばその他の地域は夕張をはじめとして自治体としての機能が破たんしているところも少なくない。しかも冬は雪で埋もれる。観光で行く分には確かに魅力的だと思うが北海道で生活するのはかなり覚悟がいると思う。また、伴って金も掛かる。豪雪はむろん、一番近くのスーパーまで片道100kmなんてところには死んでも住みたくない。
対して沖縄だってそうだ。コバルトブルーの海と亜熱帯性の温暖な気候は人間本来の生活スタイルとしては理想的かもしれないが、現代人は何がしかの産業と携わりながら生きていくしかなく、産業に頼らず自給自足の生活をしている人は沖縄県にいったいどれほどの人がいるのか、自然環境が豊かな石垣島ですら主たる産業は観光である。
結局、経済活動と無縁な生活は沖縄県に住んでいようともほぼほぼ出来ない。そうなると、余計にこの魅力度ランキングは苦しくなる。沖縄県の一人当たり県民所得は都道府県中最下位であるからかなり厳しいというのが実情。金がすべてではないが、金がないと高度な医療や教育も受けにくくなる。一般的に金を稼ぐにはいい大学に入り、いい企業、若しくは官公庁に入ることである。そのためには逆説的になるが金が必要で子供のうちから塾に通って学力をつける必要がある。例外的に塾にも通わず学校の勉強だけで東大に入ってしまうような天才は別にして、東大をはじめとする一流大学に入る生徒の殆どが塾、予備校、家庭教師、通信教育を経験している。そのためには言うまでもなく金が必要。こういう話になると途端に沖縄県は苦しい。それでも魅力度ランキング3位なんでしょうか?
考えれば考えるほどこの都道府県別魅力度ランキングは意味不明。
もちろん、最下位脱出を図るため官民一体になって観光をはじめとするインフラ整備をすることは大変意義があると思うが、かといって観光を基準に考えてしまうと、例えば埼玉県などは到底太刀打ちできない。魅力度ランキングを上げるためにディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンを誘致するのはさすがに違うだろう。埼玉県は良くも悪くも東京のベッドタウン。京浜東北線の朝夕の大混雑を見るまでもなく、埼玉県の重さを計ったら平日昼間の重さは東京に県民が大移動するため相当軽くなるはずだ。
これは埼玉県をディスるわけではなく、単純にそうだろうという話。
観光資源はないよりも、もちろんあった方がいいが、だからといって無理して観光資源を作る必要はない。そもそも観光資源を基準にするなら京都、北海道、沖縄、東京、神奈川とは他県は比較にならない。
結局、身も蓋もない話だが、この魅力度ランキングをあまり意識する必要はないと思うのだ。
負け惜しみ、ひがみ、妬みと思われるかもしれないが、茨城県が鳥取や島根あたりに負けているとは到底思えないもの。実際、都道府県別年収ランキングでは茨城県は全国8位、京都、広島、千葉、埼玉より上、金はないよりあった方がいい。魅力度ランキングが下位であっても、都道府県別年収ランキングが上位であればそれだけ豊かな生活が出来る可能性が高いため、そちらの方がありがたいと思う。おりゃあやだよ、北海道や沖縄に住むのなんて。寒いし、暑いし。
確か、以前も書いたが、この魅力度ランキングの順位付けの基準がイマイチ分からん。
いったいどういう基準でスコアリングをしているのかがまったく不透明。北海道、沖縄、京都が毎回上位であるから観光資源が最も重要視されているのかと思いきや、世界遺産日光を擁する栃木県がまさかの最下位、では、日常生活をベースにしているのであればさらに意味不明、言っちゃ悪いが北海道、沖縄、京都、全て生活しずらいだろう。
そもそも北海道、札幌、旭川などの都市部を除けばその他の地域は夕張をはじめとして自治体としての機能が破たんしているところも少なくない。しかも冬は雪で埋もれる。観光で行く分には確かに魅力的だと思うが北海道で生活するのはかなり覚悟がいると思う。また、伴って金も掛かる。豪雪はむろん、一番近くのスーパーまで片道100kmなんてところには死んでも住みたくない。
対して沖縄だってそうだ。コバルトブルーの海と亜熱帯性の温暖な気候は人間本来の生活スタイルとしては理想的かもしれないが、現代人は何がしかの産業と携わりながら生きていくしかなく、産業に頼らず自給自足の生活をしている人は沖縄県にいったいどれほどの人がいるのか、自然環境が豊かな石垣島ですら主たる産業は観光である。
結局、経済活動と無縁な生活は沖縄県に住んでいようともほぼほぼ出来ない。そうなると、余計にこの魅力度ランキングは苦しくなる。沖縄県の一人当たり県民所得は都道府県中最下位であるからかなり厳しいというのが実情。金がすべてではないが、金がないと高度な医療や教育も受けにくくなる。一般的に金を稼ぐにはいい大学に入り、いい企業、若しくは官公庁に入ることである。そのためには逆説的になるが金が必要で子供のうちから塾に通って学力をつける必要がある。例外的に塾にも通わず学校の勉強だけで東大に入ってしまうような天才は別にして、東大をはじめとする一流大学に入る生徒の殆どが塾、予備校、家庭教師、通信教育を経験している。そのためには言うまでもなく金が必要。こういう話になると途端に沖縄県は苦しい。それでも魅力度ランキング3位なんでしょうか?
考えれば考えるほどこの都道府県別魅力度ランキングは意味不明。
もちろん、最下位脱出を図るため官民一体になって観光をはじめとするインフラ整備をすることは大変意義があると思うが、かといって観光を基準に考えてしまうと、例えば埼玉県などは到底太刀打ちできない。魅力度ランキングを上げるためにディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンを誘致するのはさすがに違うだろう。埼玉県は良くも悪くも東京のベッドタウン。京浜東北線の朝夕の大混雑を見るまでもなく、埼玉県の重さを計ったら平日昼間の重さは東京に県民が大移動するため相当軽くなるはずだ。
これは埼玉県をディスるわけではなく、単純にそうだろうという話。
観光資源はないよりも、もちろんあった方がいいが、だからといって無理して観光資源を作る必要はない。そもそも観光資源を基準にするなら京都、北海道、沖縄、東京、神奈川とは他県は比較にならない。
結局、身も蓋もない話だが、この魅力度ランキングをあまり意識する必要はないと思うのだ。
負け惜しみ、ひがみ、妬みと思われるかもしれないが、茨城県が鳥取や島根あたりに負けているとは到底思えないもの。実際、都道府県別年収ランキングでは茨城県は全国8位、京都、広島、千葉、埼玉より上、金はないよりあった方がいい。魅力度ランキングが下位であっても、都道府県別年収ランキングが上位であればそれだけ豊かな生活が出来る可能性が高いため、そちらの方がありがたいと思う。おりゃあやだよ、北海道や沖縄に住むのなんて。寒いし、暑いし。